いよいよ今日から12月ですね。
2023年まであとたった一ヶ月!
時が経つのは早いものです。
ところで2023年は「卯年」なのだそうです。
「卯年」、読めますか?
「タマゴ年」ではないですよ、念のため。笑。
なぜ「卯年」なのだそうです、と伝聞調だったのかというと、理由は単純、自分は十二支を全部は言えないからです。
ね、うし、とら、う、たつ、、、あと何でしたっけ?って感じです。汗。
え、何ですって?
日本人なのに十二支を言えないのは恥ずかしい?
日本人なら十二支を言えて当然?
そういうものなんですかねぇ、十二支って覚えておいた方がいいんですかねぇ、頑張って覚えようかなぁ、覚えきれるかなぁ、自信ないなぁ…。
さて、ここで「日本人なら十二支が言えて当然だ」と思っている方に質問です。
そもそも十二支って何なんですか?
十二支と干支との違いってわかります?
それらについてスムーズに説明出来る人って案外少ないんじゃないでしょうか。
前述の通り自分は十二支が言えません。
ただ十二支が何なのか、気になって、調べたことはあります。
調べてわかったのは、十二支ってよくわからん!ってことです。
わからんなりに解説させてもらうと、、、
まず、「干支」って略なんですよ。
正式には「十干十二支」と言います。
十二支はわかると思いますが(子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い))、十干は「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」のことです。
甲、乙、丙って言い方、聞いたことないですか?
若い人は知らないかなぁ、昔は試験の評価が「甲、乙、丙」だったんですよ。
といっても自分たちの世代でも「甲、乙、丙」は使われてませんでしたが…。
そして十干には日本独自の読みがあります。
順番に「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」です。
さて、ここでクイズです。
10と12の最小公倍数は何でしょう?
簡単ですね、そう、120です、違います、60です。
つまり、干支は60で一サイクルなのです(還暦が60歳なのはここから来ています)。
なので、「2023年の干支は何でしょう?」と訊かれて、「卯年」と答えるのは半分しか正解できてないことになります。
2023年の干支、正しくは「癸卯(みずのとう)」です。
十二支に関してもう少し蘊蓄を傾けたいと思います。
十二支はねずみや牛や虎など、十二種類の動物で構成されています。
ここで不思議なのは、十二支での動物の表記は通常使用されている漢字とは違うということです。
ねずみは「鼠」ではなく「子」ですし、とらは「虎」ではなく「寅」です。
これはなぜなのでしょう?
実は、十二支を普及させようとした昔の中国の学者が十二支にそれぞれイメージキャラクターとして動物を割り振ったからなのです。
ですから、十二支の動物にイメージキャラクター以上の意味はなく、国や地域で異なることもあり、猫や水牛が採用されているところもあるそうです。
長々と書きましたが、なぜ自分が十二支を覚える気になれないかは何となくわかってもらえたかと思います。
「日本人なら十二支が言えて当然だ」と主張する人には、最低限干支と十二支の違いがわかってからそう主張してもらいたいものです。
2023年まであとたった一ヶ月!
時が経つのは早いものです。
ところで2023年は「卯年」なのだそうです。
「卯年」、読めますか?
「タマゴ年」ではないですよ、念のため。笑。
なぜ「卯年」なのだそうです、と伝聞調だったのかというと、理由は単純、自分は十二支を全部は言えないからです。
ね、うし、とら、う、たつ、、、あと何でしたっけ?って感じです。汗。
え、何ですって?
日本人なのに十二支を言えないのは恥ずかしい?
日本人なら十二支を言えて当然?
そういうものなんですかねぇ、十二支って覚えておいた方がいいんですかねぇ、頑張って覚えようかなぁ、覚えきれるかなぁ、自信ないなぁ…。
さて、ここで「日本人なら十二支が言えて当然だ」と思っている方に質問です。
そもそも十二支って何なんですか?
十二支と干支との違いってわかります?
それらについてスムーズに説明出来る人って案外少ないんじゃないでしょうか。
前述の通り自分は十二支が言えません。
ただ十二支が何なのか、気になって、調べたことはあります。
調べてわかったのは、十二支ってよくわからん!ってことです。
わからんなりに解説させてもらうと、、、
まず、「干支」って略なんですよ。
正式には「十干十二支」と言います。
十二支はわかると思いますが(子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い))、十干は「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」のことです。
甲、乙、丙って言い方、聞いたことないですか?
若い人は知らないかなぁ、昔は試験の評価が「甲、乙、丙」だったんですよ。
といっても自分たちの世代でも「甲、乙、丙」は使われてませんでしたが…。
そして十干には日本独自の読みがあります。
順番に「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」です。
さて、ここでクイズです。
10と12の最小公倍数は何でしょう?
簡単ですね、そう、120です、違います、60です。
つまり、干支は60で一サイクルなのです(還暦が60歳なのはここから来ています)。
なので、「2023年の干支は何でしょう?」と訊かれて、「卯年」と答えるのは半分しか正解できてないことになります。
2023年の干支、正しくは「癸卯(みずのとう)」です。
十二支に関してもう少し蘊蓄を傾けたいと思います。
十二支はねずみや牛や虎など、十二種類の動物で構成されています。
ここで不思議なのは、十二支での動物の表記は通常使用されている漢字とは違うということです。
ねずみは「鼠」ではなく「子」ですし、とらは「虎」ではなく「寅」です。
これはなぜなのでしょう?
実は、十二支を普及させようとした昔の中国の学者が十二支にそれぞれイメージキャラクターとして動物を割り振ったからなのです。
ですから、十二支の動物にイメージキャラクター以上の意味はなく、国や地域で異なることもあり、猫や水牛が採用されているところもあるそうです。
長々と書きましたが、なぜ自分が十二支を覚える気になれないかは何となくわかってもらえたかと思います。
「日本人なら十二支が言えて当然だ」と主張する人には、最低限干支と十二支の違いがわかってからそう主張してもらいたいものです。
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