まずは問題です。
Q.会社のオフィスで上司である男性が新入社員の女性のお尻を触りました。
これはセクハラでしょうか?
1.明らかにセクハラである。
2.セクハラではない。
3.セクハラかどうかはわからない。
あなたは何番だと思いますか?
答えは、3.セクハラかどうかはわからない。です。
なぜなら二人は夫婦なのかもしれないし、恋人同士なのかもしれない、もしくは愛人契約を結んでいるのかもしれません。
二人が愛人契約を結んでいたら、オフィスで愛人のお尻を触ってよいのか、という道義的な問題はあるかもしれませんが、少なくともセクハラではないです。
自分が言いたいのは、セクハラかどうかは(引いてはハラスメントかどうかは)、単純に行為によって決まるのではなく、相手とのの関係性やその場の状況なども考慮する必要がある、ということです。
自分は職場のパートの女性に「最近、痩せたんじゃないですか?」と聞いたことがあります。
女性に「痩せた」と聞くのはセクハラだ、という人もいるかもしれませんね。
でも自分がその女性に痩せたかどうか尋ねたのは、女性の手首がギョッとするぐらい細く見えて、何かの病気なんじゃないかと思ったからです。
病気なんじゃないかと心配するのもやっぱりセクハラなんでしょうか?
それとも言い方の問題?
言い方の問題だとしたら何と言えばよかったのか?
「痩せたんじゃないですか?」ではなく「やつれたんじゃないですか?」と聞けばよかった?
ちなみにそのパートの女性は最近三キロ痩せたばかりだったのだけれど、旦那さんもそのことは気づかず、自分が指摘したことにひどく驚いていました。
何がセクハラになるのか(引いては何がハラスメントになるのか)についてはよく考えます。
例えば、美容院に行って髪をカットしてきた女性に「美容院に行ってきたんですか?その髪型、とても似合ってますよ」と褒めるのはセクハラなんでしょうか。
常識的に考えてセクハラではないと思いたいところですが、では「そのワンピース、とても似合ってますよ」と着ている服を褒めるのはどうでしょう。
やはりセクハラではない?
それでは「〇〇さんってスタイルがいいですよね」と褒めるのは?
それはセクハラになる?
髪型や着ているものを褒めるのはオッケーだが、スタイルを褒めるのはNG?
その線引きはどうやって決まるのでしょうか。
結局のところ、最初に言った通り、セクハラになるかどうかは行為によっては決まらないんだと思います。
髪型や着ているものを褒めることがセクハラになる場合もあれば、スタイルを褒めることがセクハラにならない場合もある。
すべては相手との関係性や距離感で決まる。
でも今どきのハラスメント講座ではハラスメントの定義を行為によってしてますよね。
〇〇をすることはハラスメント行為に当たるみたいな。
そういうふうに定義するのが楽だということはわかりますが、それだけでは片手落ちだと思うのです。
美容院に行ってきたことを気づいてもらえるのって、(それが普段男性として意識してない相手であっても)多くの女性にとって嬉しいことではないのでしょうか(全員が全員そうだ、と言っているのではありません)。
でもそれをセクハラと受け取る人がいるという理由で全面的に禁止されたらどうでしょう。
職場であれ、サークルであれ、雰囲気が殺伐としたものになるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、すべては相手との距離感や関係性で決まるのだと思います。
それを見極めるのは非常に重要ですが、同時に困難であることも忘れてはいけません。
Q.会社のオフィスで上司である男性が新入社員の女性のお尻を触りました。
これはセクハラでしょうか?
1.明らかにセクハラである。
2.セクハラではない。
3.セクハラかどうかはわからない。
あなたは何番だと思いますか?
答えは、3.セクハラかどうかはわからない。です。
なぜなら二人は夫婦なのかもしれないし、恋人同士なのかもしれない、もしくは愛人契約を結んでいるのかもしれません。
二人が愛人契約を結んでいたら、オフィスで愛人のお尻を触ってよいのか、という道義的な問題はあるかもしれませんが、少なくともセクハラではないです。
自分が言いたいのは、セクハラかどうかは(引いてはハラスメントかどうかは)、単純に行為によって決まるのではなく、相手とのの関係性やその場の状況なども考慮する必要がある、ということです。
自分は職場のパートの女性に「最近、痩せたんじゃないですか?」と聞いたことがあります。
女性に「痩せた」と聞くのはセクハラだ、という人もいるかもしれませんね。
でも自分がその女性に痩せたかどうか尋ねたのは、女性の手首がギョッとするぐらい細く見えて、何かの病気なんじゃないかと思ったからです。
病気なんじゃないかと心配するのもやっぱりセクハラなんでしょうか?
それとも言い方の問題?
言い方の問題だとしたら何と言えばよかったのか?
「痩せたんじゃないですか?」ではなく「やつれたんじゃないですか?」と聞けばよかった?
ちなみにそのパートの女性は最近三キロ痩せたばかりだったのだけれど、旦那さんもそのことは気づかず、自分が指摘したことにひどく驚いていました。
何がセクハラになるのか(引いては何がハラスメントになるのか)についてはよく考えます。
例えば、美容院に行って髪をカットしてきた女性に「美容院に行ってきたんですか?その髪型、とても似合ってますよ」と褒めるのはセクハラなんでしょうか。
常識的に考えてセクハラではないと思いたいところですが、では「そのワンピース、とても似合ってますよ」と着ている服を褒めるのはどうでしょう。
やはりセクハラではない?
それでは「〇〇さんってスタイルがいいですよね」と褒めるのは?
それはセクハラになる?
髪型や着ているものを褒めるのはオッケーだが、スタイルを褒めるのはNG?
その線引きはどうやって決まるのでしょうか。
結局のところ、最初に言った通り、セクハラになるかどうかは行為によっては決まらないんだと思います。
髪型や着ているものを褒めることがセクハラになる場合もあれば、スタイルを褒めることがセクハラにならない場合もある。
すべては相手との関係性や距離感で決まる。
でも今どきのハラスメント講座ではハラスメントの定義を行為によってしてますよね。
〇〇をすることはハラスメント行為に当たるみたいな。
そういうふうに定義するのが楽だということはわかりますが、それだけでは片手落ちだと思うのです。
美容院に行ってきたことを気づいてもらえるのって、(それが普段男性として意識してない相手であっても)多くの女性にとって嬉しいことではないのでしょうか(全員が全員そうだ、と言っているのではありません)。
でもそれをセクハラと受け取る人がいるという理由で全面的に禁止されたらどうでしょう。
職場であれ、サークルであれ、雰囲気が殺伐としたものになるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、すべては相手との距離感や関係性で決まるのだと思います。
それを見極めるのは非常に重要ですが、同時に困難であることも忘れてはいけません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます