この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2024年秋アニメ第一回鑑賞一覧。

2024-10-11 22:10:29 | 漫画・アニメ
 2024年の秋アニメも第一回目の放送がほぼ終わったようてすね。
 こちらの記事では見たいアニメがない!などとのたまいましたが、実は結構見ていたりします。
 ざっと挙げていくと、、、
 まずは原作は少年ジャンプ+で連載中の『ダンダダン』
 お話は面白く、キャラは魅力的で、絵は綺麗で、ほぼ言うことがありません。
 最終回までの視聴は決定ですね。
 それにしても少年ジャンプはこれほどの作品をどうしてweb連載にしておくんでしょう?
 今の少年ジャンプにそんな余裕はないような気がするのだけれど…。
 あと、第一回目の放映で「Blu-ray発売決定!」などとCMが流れると、何言ってるんだって思っちゃいますね(最終回ならわかる)。
 そう思うのって自分の頭が昭和一桁だからでしょうか。
 あ、自分は考えが古いことの例えで「昭和一桁」という表現を用いるのですが、実際の生まれは違います。
 悪しからず。

 次は主人公の元にある日卓越した暗殺技術を持つ美少女がメイドとして雇われたいとやって来た『君は冥土様。』
 はっきり言ってお話はよくあるラノベで大して面白くないです。
 たぶん第二話あたりで主人公に好意を持つ幼馴染キャラとか出てくるんじゃないでしょうか(知らんけど)。
 それなのに見てみたのは思ったのは清楚で可憐な美少女キャラが自分のツボだったからです。
 とりあえず飽きるまでは見てみようと思っています。

 これは外せないというのが『チ。―地球の運動について―』ですね。
 実は原作は既読(湯布院のユースホステルに置いてあったので一気読みしました)。
 原作を読んだ者から言わせてもらうと、原作であれ、アニメであれ、この作品には触れておいた方がいいです。
 ただ、原作を読んで、さらにアニメを見る価値があるかというと正直微妙、、、原作だけで充分のような気がしました。
 と第一回目を見て思ったのですが、エンドロールで主人公のラファウの声を坂本真綾が当てていることを知って考えが変わりました。
 坂本真綾が出ている限りは見ていこうと思っています。

 最後に自分がお薦めした『小市民シリーズ』を見てくれた相互フォロワーの英さんお薦めの『夏目友人帳 漆』を見てみました。
 正直めちゃめちゃ面白い!とは思いませんでした。
 ただ、第七シーズンまで続くということは人を惹きつける何かがあるということなのでしょう。
 その何かを見つけられたらいいなと思います。

 まだ面白いアニメがあるかもしれませんが、これ以上視聴するアニメが増えるのは厳しいのでチェックするのは止めておきます。
 2024年秋アニメ第一回鑑賞一覧は以上です。
コメント (6)
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映画をいつ観るか、どこで観るかが決めきれない。

2024-10-10 22:55:38 | 新作映画
 今度の土曜日、12日から三連休ですね。
 三連休は9月に二回あったので、何だかありがたみも薄いような気もしますが、皆さんは何か予定はありますか?
 自分はですねー、言っちゃおうかな~、三連休にはこれといって予定はありません!
 まぁ映画を観に行くぐらいですね。
 観に行こうと思っているのは『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』です。
 賛否両論激しい作品のようですが、自分の中ではそこまで期待値が高くはないので、それなりに楽しめるんじゃないかと思います(そうありたい)。
 直近のイオンシネマであるイオンシネマ筑紫野で上映されるので、イオンシネマ筑紫野に観に行く予定です。
 ただ、何の映画を観るか、どこで観るかまでは決まっているのですが、いつ観るかはまだ完全には決まっていません。
 いつもの週末であれば映画は土曜日に観に行くことが多いです。
 やっぱり翌日仕事だとのんびり映画を観ようという気にはなれないんですよね。
 ただ、月曜日が祝日である三連休はちょっと事情が違います。
 というのも月曜日はハッピーマンデー割引で(例え祝日であっても)イオンシネマでは映画を安く観ることが出来るのです。
 精神的に楽な土曜日に観るか、経済的にお得な月曜日に観るか、、、まぁ後者を選択しますよね。笑。
 今週末はまだ決めやすいんですよ。
 問題は来週末なのです。
 来週は観たい映画が3本公開されます。
 その3本とは『破墓/パミョ 』、「ソウX 』、『ボルテスⅤレガシー』です。
 この3本のうち、3本とも上映されるのがユナイテッド・シネマトリアス久山で、『破墓/パミョ 』と『ボルテスⅤレガシー』が上映されるのがイオンシネマ福岡、「ソウX 』と『ボルテスⅤレガシー』が上映されるのがイオンシネマ筑紫野なのです。
 3本とも観ようと思ったら、ユナイテッド・シネマトリアス久山で観ることになりますが、それだと鑑賞料金が1500円になるんですよ(もしくはポイントを消費して1000円)。
 出来ればイオンシネマで上映している映画はイオンシネマで観たいんですよね(その方が鑑賞料金が安いので)。
 でもそれだと『破墓/パミョ 』と『ボルテスⅤレガシー』か、もしくは「ソウX 』と『ボルテスⅤレガシー』か、どちらの組合せを選ぶか、決めなければいけません。
 せめて『破墓/パミョ 』と「ソウX 』の組合せだったら!
 いっそのことイオンシネマをハシゴするか、と思わないでもないです(出来ないことではない)。
 まぁ最終的に上映スケジュールが決まらないと決めきれないことではあるんですけどね。
 18日以降の上映スケジュールは15日に発表されます。
 来週何本の映画を観るかは神のみぞ知る、です。
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フツーに考えて。

2024-10-09 20:42:31 | 戯言
 皆さんの会社ではいらなくなった段ボールや古新聞といった古紙をどのように処分していますか?
 うちの会社では毎週月曜日、古紙回収業者が無料で引き取りに来てくれます。
 とても助かっています。
 わざわざ捨てに行くのは手間も時間もかかりますからね。

 9月の最終土曜日に棚卸しがありました。
 棚卸しというのは商品の、データ上の数量と実際の数量の差異をチェックすることです。
 差異がゼロであることが望ましいのですが、それはなかなか難しいんですよ。
 例えば、一箱200本入りのボルトを一箱注文したとします。
 データ上そのボルトは200本あることになりますが、実際には一箱に202本とか203本入っているものなので(少ないということはまずないです)差異が生じます。
 他にも数え間違い、出し間違いなどによっても差異は発生します。
 ぶっちゃけ差異を完全に無くすのって無理なんですよ。
 仕事においてミスを完全に無くせと言っているのと同じで。
 ただ、少しでも差異を減らすようにすることは大切なので、棚卸しもまた大切なことではあります。

 棚卸しをする際、チェックの済んだ商品には付箋を貼っていきます。
 付箋といってわかりますかね、薄く糊がついた小さな紙きれのことてす。
 それなりに商品は大量にあるので、付箋もそれなりに大量に貼り付けました。
 棚卸しが終わると今度は貼った付箋を剥がすことになります。
 いつまでも貼ったままにはしておけないのです。
 棚卸しは半年に一度ありますからね。
 剥がした付箋がこちらです。どん♪

   

 まだこれでも半分ぐらいなんですよ。
 ともかく使用済みの付箋が大量に出てきます。
 その大量の付箋を古紙回収業者の人に引き取ってもらおうと思ったんですよね。
 そしたら業者のおっちゃんにこう言われて引き取りを断られました。
 それ、フツーに考えてゴミですよね(だから引き取れない)。
 え?と思いましたよ。
 自分は別にゴミを出したつもりはなく、あくまでリサイクル可能な古紙を引き取ってもらおうと思っただけだったので。
 ともかく引き取れないというので、その場はすみませんと謝って段ボールなどを回収してもらいました。

 で、家に帰って調べたんですよ、付箋がリサイクル可能な古紙なのかどうか。
 これで付箋がリサイクル出来ないゴミだというのであれば、あのおっちゃんの言っていることは正しかった、自分は間違っていたってことになるのですが、結論から言えば正しかったのは自分の方でした。
 自治体によってはあまりに小さな紙片は燃えるごみとして処分するところもあるようですが、ほとんどのところでは付箋はリサイクル可能な古紙でした(こちら)。

 さて、どうするか。
 正しいのは業者のおっちゃんに誤りを認めさせ、付箋を引き取ってもらうことだと思います。
 リサイクル出来る古紙をリサイクルに回して、それが間違っているわけがないですから。
 じゃあ実際そうしたのか。
 もちろんしませんでした。
 棚卸しで出た大量の付箋は可燃ゴミとして処分しました。

 誤りを指摘する際に重要なのは指摘した相手に誤りを認めるだけの度量があるかどうかだと思っています。
 それがない相手に誤りを指摘したところで余計なトラブルが発生するだけですからね。
 そんなことで疲弊したくはありません。
 逆に言えば誤りを指摘出来る相手というのはある程度信頼関係が築けている相手ってことです。

 そんな信頼関係が築けている誰かがあなたにはいますか?
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映画を観た後は…。

2024-10-08 22:13:00 | 日常
 KBCシネマで映画を観終わったのは19:30ぐらいでした。
 さて、夕食に何を食べるか?
 安く済ませようと思ったら、KBCシネマ近くのショッパーズの地下一階の食品売り場でお弁当を買うという手があります。
 20時ぐらいに行くとただでさえ安いお弁当が一割、二割引かれて売られてますからね。
 自分は以前二割引の298円弁当を買ったことがあります。
 あ、一応断っておきますが、二割引で298円なのではなく、298円のお弁当が二割引で売られていたってことですけどね(断るほどのことでもない?)。
 二割引の298円弁当、フツーに美味しかったですよ。

 ただ、お弁当を買うと今度はそのお弁当をどこで食べるのかという問題が発生します。
 昼ならともかく、夜の天神でお弁当を食べる場所を見つけるのはなかなか難しいものがあります。
 結局、この日はちょっと贅沢して贔屓にしている海鮮居酒屋の《魚菜》で海鮮丼を頂くことにしました。
 夜の天神で海鮮丼を食べようと思ったら、それなりの値段になると思いますが、ここは安いんですよ。

   

 この海鮮丼が1100円♪
 昼間のランチだったとしても安いと思います。
 久しぶりに行ったからさすがに値上がりしているかと思っていたのですが、以前のままでした。

 お腹を満たした後は新規のバーに行ってみることにしました。
 自分はこれ以上ないというぐらいの下戸なのですが、それでいてバーめぐりをするのが好きなのです。
 この日行ったのは《エンターティメントバーZINO》
 このお店に行くことにしたのには一応理由があって、HPにトランプが出来るって書いてあったんです。
 久しぶりにトランプをしたくなったので行ってみることにしました。
 少しだけ道に迷いましたが無事お店に到着。
 カウンター席について、スタッフさんとトランプをすることになりました。
 トランプといってもいくつもゲームがあると思いますが、自分がやりたいのはただ一つ、《ドボン》だけです。
 《ドボン》はシンプルなルールですが、抜群に面白く、さらに記憶力、瞬発力、戦術性、それに運も必要なゲームなのです。
 スタッフさんもすぐにルールを理解して、面白いと言ってくれたのですが、プレイしているうちに違和感を覚えました。

   

 こんなイカサマトランプでゲームなんて出来ねーよ!
 何組かのトランプが混じったみたいですね(よくわからないけど)。
 トランプは早々とお開きになり、後はフツーにノンアルコールカクテルを飲んで過ごしました。
 まぁいいお店でしたよ。
 飲み放題、歌い放題で30分660円はリーズナブルかな、と思います。
 ただ、天神の中心部からちょっと外れているのでそれが難かな。
 またいつかトランプ持参で遊びに行きたいです。
 それがいつになるかはわからないけどね。笑。
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インド映画だけど、インド映画らしくなかった『花嫁はどこへ?』。

2024-10-07 21:08:51 | 新作映画
 キラン・ラオ監督、ニターンシー・ゴーエル主演、『花嫁はどこへ?』、10/5、KBCシネマにて鑑賞(鑑賞料金2000円)。2024年45本目。

 この日は映画を3本観たのですが、当初の予定では3本目に観るのは『ビートルジュース ビートルジュース』のはずでした。
 それが直前になって変わったのはある映画の存在を知ったからです。
 その映画とはインド映画の『花嫁はどこへ?』です。

 皆さんはDVDを購入することはありますか?
 今は配信サービスばかりでDVDを購入する人ってあまりいないのかもしれませんね。
 自分は気に入った映画のDVDは購入するようにしています。
 欲しいDVDはほぼ揃えました。
 といってもほとんどのDVDはヤフオクやレンタル落ちなどの中古DVDなんですけどね。
 廉価版(ツタヤなどで一枚1000円で売ってる奴)でない新作のDVDを買うことは滅多にありません。
 やっぱり新作のDVDって高いですからね。
 それでも買わずにいられないのはどうしても手元に置いておきたかったDVDだからです。
 どういった作品かというと、例えば『シュガーマン 奇跡に愛された男』や『きっと、うまくいく』などがあります。
 もちろんこれらの映画は大好きです。

 当然『きっと、うまくいく』の主演俳優であるアーミル・カーンが製作にかかわった作品が公開されると聞いたら、「観ない」という選択肢はないわけです。
 イオンシネマ福岡で映画を2本観た後、一年ぶりか、二年ぶりにKBCシネマに出向きました。
 久しぶりにKBCシネマに行って驚いたのはポイントカードサービスが廃止されていたこと!
 代わりにシネマWEB会員サービスが始まっていたのですが、登録に時間がかかりそうだったので登録は諦め、久しぶりに映画を通常の鑑賞料金を払って観ることになりました。

 映画は面白かったです…と言いたいところなのですが、いや、実際面白くはあったのですが、どうしても『きっと、うまくいく』と比べちゃうんですよね。
 『きっと、うまくいく』と比べると、面白さがフツーというか、物足りないというか、、、まぁ『きっと、うまくいく』が面白過ぎるんですけどね。

 物足りないと言えば、『花嫁はどこへ?』はインド映画であるにもかかわらず、ダンスシーンがありませんでした。
 普段インド映画を見ることがない人は知らないかもしれませんが、インド映画って登場人物が唐突に踊り出すことが特徴の一つなんです。
 花嫁が村にやってくるという如何にもダンスがありそうな設定なのにダンスがないんですよね。
 それに上映時間が120分ちょっと今まで見たインド映画の中で最短でした(150分を越える作品がざら。ちなみに『きっと、上手くいく』は170分。)。
 これからのインド映画ってダンスシーンがなくなって、尺が120分に収まっちゃう作品が主流になっちゃうんでしょうか。
 別にダンスは好きでも何でもないのですが、インド映画にダンスが無くなるのは寂しいような気がします。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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リアリティをまったく感じなかった『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。

2024-10-06 22:10:10 | 新作映画
 アレックス・ガーランド監督、キルステン・ダンスト主演、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』、10/5、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットにて鑑賞料金1000円)。2024年45本目。

 アレックス・ガーランド監督は『エクス・マキナ』が好きなんですよね。
 自分はあの作品を『ターミネーター』の前日譚的なお話として捉えています。
 『ターミネーター』においてスカイネットは人類抹殺を目論むのですが、スカイネットにしても何の切っ掛けもなく人類抹殺を思い立ったわけではないだろう、もし切っ掛けがあったとしたら、それはきっと『エクス・マキナ』的な出来事に違いない、そう思うのです。
 別に『エクス・マキナ』にそういう裏設定があるわけではなく、自分が勝手にそう思っているだけなんですけどね。
 ともかく自分は『エクス・マキナ』が好きなんです。

 好きな作品の監督は次回作も面白いに違いない、そう思うのが人情ですよね。
 なのでアレックス・ガーランド監督も『MEN 同じ顔の男たち』はまったくダメでした。
 では『シビル・ウォー アメリカ最後の日』はどうかというと、、、自分はあまり面白いとは思えませんでした。
 リアリティをまったく感じなかったですね。

 内戦が勃発し、戦場と化したアメリカで大統領にインタビューをするべく、ニューヨークからワシントンD.C.へと旅をする4人のジャーナリストたちのロードムービー的なお話です。
 自分がリアリティを感じなかった理由の一つ目は、この作品において内戦が勃発した経緯がほとんど語られなかったことです。
 言うまでもなく、アメリカって4年に一度大統領選が行われますよね。
 大統領がどういった失策、失政をしたにせよ、不人気であれば4年以内には解任されるわけです。
 クーデターを起こした連中はそれが待てなかったんですかね?
 そもそも大統領が何をしたからクーデターが起こったんですか?
 まぁ大統領が自国を空爆したということはかろうじてわかるのですが、それだけです。
 それだってなぜ空爆を敢行したのかの説明は一切ありません。
 それでリアリティを感じろと言われても自分には無理でした。

 リアリティを感じなかったことは他にもあります。
 ワシントンD.C.に侵攻した反乱軍(反政府軍?)は無抵抗の人間にも容赦なく銃弾をぶち込むんですよ。
 いくら何でもそれは「ない」と思うのですが、百歩譲って「ある」としましょう。
 だとしてもその瞬間をジャーナリストに撮影させるのは絶対にないと思いました。
 戦争が人を狂わせる、戦争によって人が残酷な行いをする、そういったことはあると思いますが、無抵抗な人間を射殺するシーンをニュースにして世界中にばらまかれたら、自分たちにとって不利益なことになる、それぐらいの判断は出来るでしょう。
 無抵抗な人間を射殺し、それをジャーナリストが撮影し、そのことを兵士が一切止めようとしない時点で、あぁ、このお話は完全に作り物なんだな、と思ってしまいました。

 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』、世間的には評判はいいようですが、リアリティを感じなかった自分は高く評価しようとは思いません。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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よーやく観に行くことが出来た『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』。

2024-10-05 23:05:20 | 新作映画
 阪元裕吾監督、髙石あかり&伊澤彩織主演、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』、10/5、イオンシネマ福岡にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円)。2024年44本目。

 鑑賞を楽しみにしていた『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を公開から一週間後の土曜日、よーやく観に行くことが出来ました。
 『名探偵コナン』の映画とかだったら、公開から一週間経とうが二週間経とうが観に行くのに何も問題はないかもしれませんが、自分が好んで観に行く映画の中には公開から二週間目で上映終了、なんてこともままあるので、公開日に観ることが出来ないとドキドキしてしまいます。

 さて、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の感想ですが、まず悪いところを挙げると、相変わらずお話がテキトー、設定が雑でした。
 150人殺しって何?
 150人殺しを依頼するとしたらその依頼料はいくらなの?
 なぜチンピラが宮崎県庁に隠れているの?
 チンピラが宮崎県庁にいることを誰がチクったの?
 ダブルブッキングになったのはちさととまひろのせいじゃないのになぜその責任を二人が負わなければならないの?
 敵をおびき寄せているのになぜ罠を仕掛けたり、重火器を用意したりしないの?
 本作にはツッコミどころが数え切れないぐらいありました。
 ではよいところを挙げると、とにかくアクションが最っっっ高でした。
 お話がテキトーで設定が雑と書きましたが、実はそのことはあまり気にならないんですよね。
 そういう作品だということは十分承知の上で観に行っているので、アクションが最高であれば何も問題はありません。

 現実の世界では素手の人間よりも刃物を持った人間の方が強いじゃないですか。
 そして刃物を持った人間よりも銃を持った人間が強い。
 だからといってアクション映画においてすべての戦いが銃で決着するのはひどくつまらないですよね。
 あまりにもあっさりと決着してしまいますから。
 やっぱり見ていて面白いのは拳によるどつき合い、素手の格闘だと思います。
 とはいえ、チンピラが銃の一丁も持ってないというのはすごく不自然です。
 主人公がヤクザの事務所にカチコミして、そこのチンピラが誰も銃を持ってなかったりすると、「何で?」って思ったりします。
 『ベイビーわるきゅーれ』シリーズは銃の戦い、刃物の戦い、素手の戦い、その移行がすごくスムーズなんですよね。
 敵も味方も全員銃を持っているのですが、だからといって銃で決着することはなく、最終的に拳によるどつき合い、素手の格闘にかるのです。
 そのシームレスさはほとんど芸術と言ってよいと思います。

 とにかくアクションが最高なので、アクション映画を見て少しでも面白いと思ったことがある人は観に行くことを強く薦めます。
 最っっっ高です。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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よーやく読み終えた『冬季限定ボンボンショコラ事件』。

2024-10-04 22:22:56 | 読書
 『冬季限定ボンボンショコラ事件』(米澤穂信著)をよーやく読み終えました。
 いやー、長かったです。
 一時期は読み終わらないかも、読み終わるにしても年を越してしまうかも、なんて思っていたのですが、何とか9月の間に読み終えました。
 といっても購入したのは確か5月だったので、4ヶ月ぐらいはかかっちゃいましたね。
 我ながら読みのが遅くなったなぁ。

 毎年年末になると『このミステリーがすごい!』(通称『このミス』)という、その年に発売されたミステリーを中心とした娯楽小説をランキング形式で紹介するガイドブックが発売されます。
 今でこそあまり本を読まなくなったので購入しなくなっちゃいましたが、以前は毎年購入していました。
 購入するたびに思ったものです、本って高いなぁって。
 ランキング20位までの本のほとんどが1500円以上で2000円以上する本も珍しくなかったですからね。
 若者の活字離れが叫ばれて久しいですが、それも止む無しと思ったものです。
 で、その時思ったのはプロの作家はもっと文庫書下ろしで書くべきではないかってことでした。
 プロの作家からすれば、小説を書くにしても、まずは雑誌に連載して連載料をもらい、それを単行本にまとめて印税をもらい、その後文庫になってさらに印税をもらうのが理想だとは思います。
 ただ、それだとどうしても読み手に取ってハードルが高くなるので(学生が一冊2000円の本を気軽に買えるとは思えない)、裾野を広げるべく、文庫書下ろしという出版形態でもっと本を出版するべきだ、と考えたのです。
 自分の声が届いたというわけではないのでしょうが、近年文庫書下ろしのミステリー小説が増えているような気がします。
 一例を挙げれば、『ビブリア古書堂』シリーズ(三上延著)やこの『冬季限定ボンボンショコラ事件』が掉尾を飾る『小市民』シリーズですね。 
 と書いたところで気づいたことがあります。
 『ビブリア古書堂』シリーズの最新刊、買い損ねていた!
 まぁそういうこともあります。
 来週にでも買ってこよう…。
 話を『冬季限定ボンボンショコラ事件』はすごく読み終わるのに時間がかかりました。
 それは自分の読書スピードが如実に遅くなったというのもあるのですが、途中の、主人公の小鳩くんがひき逃げに遭い、入院してからの病院での生活の描写がひどく退屈だったからです。
 ただ、読み終わってから振り返ると、その退屈な描写にも実は重要な意味があったのだなぁと感心させられるのですが。

 アニメの『小市民』シリーズは先日、第一シーズンが終わったばかりですね。
 第二シーズンの放映は来年の春なのだとか。
 果たして第二シーズンではどこまでアニメ化されるのか、今から楽しみです。
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停め放題にしてくれ!

2024-10-03 21:18:41 | 日常
 昨日はイオンシネマ大野城で『憐れみの3章』を観ました。
 なぜイオンシネマ大野城で『憐れみの3章』を観たのかというと理由は簡単、福岡県内にある他のイオンシネマ、イオンシネマ筑紫野やイオンシネマ福岡では『憐れみの3章』を上映していないからです。
 この映画に限らず、イオンシネマ大野城ってそんなにスクリーン数が多いわけじゃないのに(イオンシネマ筑紫野とイオンシネマ福岡は9スクリーン、イオンシネマ大野城は8スクリーン)配給会社に弱みでも握られてるんじゃないかと思えるような、よくわからない映画を上映してる印象があります。
 今月は福岡県内では二ヶ所でしか公開されない『ディープウェブ/殺人配信』を、来月は四ヶ所でしか公開されない『バーン・クルア 凶愛の家』を公開しますからね。
 配給会社に弱み云々は冗談ですが、イオンシネマ大野城の支配人(責任者)がB級ホラー映画好きに違いありません。

 そんなイオンシネマ大野城ですが、実際映画を観に行くことはすごく少ないです。
 去年は1本しか観ませんでした。
 イオンシネマ筑紫野では18本も観てるんですけどね。
 なぜイオンシネマ大野城での鑑賞本数が少ないのか、それには明確な理由があります。
 イオンシネマ大野城は駐車場が完全無料ではないのです。
 今年の6月、ユナイテッド・シネマトリアス久山で、一日に6本映画を観ました。
 朝の9時から夜中の12時まで、およそ15時間トリアス久山にいました。
 そんなアホなことが出来るのもトリアス久山の駐車場が完全無料だからです。
 これが駐車場が一時間200円とかだったら、おちおち映画のハシゴなんてしてられません。
 まぁ映画のハシゴをするのは駐車場が完全無料のシネコンが多いですね。
 過去にはそうでないシネコンでハシゴをしたこともありますが。

 駐車場が完全無料のシネコンは基本的に郊外にあり、そうでないシネコンは都市部にあります(Tジョイ博多は有料無料以前に駐車場がないですが)。
 前者はイオンシネマ筑紫野やイオンシネマ福岡、ユナイテッド・シネマトリアス久山などがそうで、後者はイオンシネマ大野城やユナイテッド・シネマキャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ももちがそうです。
 完全無料のシネコンの駐車システムはぶっちゃけただ停めるだけですが、完全無料ではないシネコンの駐車システムはシネコンによります。
 映画を1本だけ観賞するなら大差ないのですが、2本以上鑑賞する時は注意しなければいけません。
 ユナイテッド・シネマキャナルシティ13で以前映画のハシゴをした時は、確か1本につき3時間無料でした。
 2本なら6時間、3本なら9時間ってことですね。
 これはわかりやすい。
 では同じユナイテッド・シネマでもユナイテッド・シネマ福岡ももちはどうかというと、本数に関係なく、映画鑑賞1回につき3時間無料なのです。
 なので映画のハシゴをする場合、駐車場代を無料にしようと思ったら、1本観るごとに出庫(して入庫)しなければいけません。
 超面倒臭ぇ。
 過去に一回だけユナイテッド・シネマ福岡ももちで映画のハシゴをしたことがありますが、あまりの面倒臭さにもう二度とここでは映画のハシゴをするまいと思いましたよ。
 
 さて、イオンシネマ大野城ではどうか。
 まずイオンシネマ大野城のあるイオンモール大野城は3時間まで駐車場代が無料です。
 さらに映画を1本観るとプラス2時間駐車場代が無料になります。
 5時間あれば映画1本観るのは余裕ですよね。
 しかし問題はさらにもう1本観る場合です。
 そのことをスタッフの方に訊ねたら、もう1本観る場合はさらに2時間無料になると答えました。
 ということは、1本観るごとにプラス2時間無料になるんですね、と言ったら、スタッフの方は首を横に振り、こう言いました。
 駐車場の無料サービスは7時間までです、と。
 そっか、無料サービスは7時間まで、か。
 どうやらイオンシネマ大野城の関係者はB級ホラー映画好きがいる割には、1日に映画を6本観るアホがいるということが想像出来ないみたいです。
 駐車場を完全無料にせよ、停め放題にしてくれ、とまでは言いませんが、1本観るごとにプラス2時間無料にしてくれてもいいのでは、と思います。
 まぁそういうサービスを実行してもその恩恵を受ける人間はほぼいないかもしれませんが。笑。
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迷った末に観た『憐れみの3章』。

2024-10-02 21:13:41 | 新作映画
 ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演、『憐れみの3章』、10/2、イオンシネマ大野城にて鑑賞(ハッピーモーニング割引きで鑑賞料金1300円)。

 9/28に棚卸しで休日出勤だったので、代休で10/2に休みを取りました。
 夕方から用事があったので午前中に映画を観ることにしました。
 さて、何を観るか?
 現在公開中の作品の中で一番観たいものは『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』なんですよ。
 ただ観たい作品が溜まっているので10/5に映画のハシゴをするつもりなのですが、10/2に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ると(上映スケジュールの関係で)10/5に『憐れみの3章』を観ることは出来ないんです。
 逆に10/2に『憐れみの3章』を観れば、10/5に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ることは出来るのです。
 めちゃめちゃ迷いましたよ。
 素直に観たい作品を観るか、それとも面白いかどうかはわからないが、この機を逃せば観ることのないであろう作品を観るか。
 迷った末に『憐れみの3章』を観ることにしました。
 これで『憐れみの3章』がまったく面白くなかったら、うわっ、失敗した、『ベイビーわるきゅーれ』の方を観ておけばよかった!ってことになりますが、幸い『憐れみの3章』もそれなりに面白く観ることが出来ました。

 一言で言えば超大人版『世にも奇妙な物語』といったところでしょうか。
 『世にも奇妙な物語』って何だかんだ言って視聴者に寄り添った作品作りがされているじゃないですか。
 最低限の説明的な描写はあるし、オチもだいたいわかりやすいものですしね。
 『憐れみの3章』にはそういった配慮は一切なし。
 設定がよくわからない?
 オチの意味が不明?
 それがどうかしたのか?って感じなんです。
 もちろん観客に寄り添ってないからといって、作り手の独りよがりな作品かというとそういうこともなく、ちゃんとエンターティメントになっていて、さらにエロいところはどこまでもエロく、エグいところはどこまでもエグかったです。
 でも作中唯一の性器の露出シーンがウィリアム・J・デフォーの男性器というのは笑ってしまいました。
 ランティモス監督、絶対狙ってやってるだろう…。

 ともかく、『世にも奇妙な物語』が好きという方、もしくはランティモス監督の前作『哀れなるものたち』が面白かったという人は観に行って損はないかと思います。
 あ、タイトルの『憐れみの3章』ですが、確かに三章のオムニバスにはなっているものの、特に「憐れみ」を感じさせる作品ではありません。
 前作と関連付けたかったのでしょうが、もう少し原題(『Kinds of Kindness』)の意に沿った方がよかったかもしれませんね。
 まぁ原題は原題で大概だけど…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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