この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

人の話を聞け!もしくは人に話を聞け!

2024-11-10 08:31:14 | 日常
 うちのお袋は年齢の割に若いところがあって、数年前、一緒にPerfumeのコンサートに行ったことがあります。
 たぶん会場で一番高齢だったんじゃないかな。
 いつまでも気が若いのはいいことだと思います。
 その一方で年齢相応に人の話を聞かないところもあります。
 いつだったか、『カメラを止めるな!』が地上波で放映された時、面白いのかどうか聞かれました。
 自分は「面白いけど、最初の30分は我慢して見なくちゃいけないよ」と答えました。
 しばらくして『カメラを止めるな!』を見たのかどうか尋ねると、お袋は悪びれる様子もなく、「最初の30分が面白くなかったから見るのを止めた」と言いました。
 人の話を聞け!と言いたくなりましたよ。

 お袋は普段家事などをしている時CDを聴くことが多いのですが、ある日ふとお袋がCDを置いてあるボックスを見たら、見慣れぬ派手なジャケットのCDがありました。
 よく見たら米津玄師のCDでした。
 これ、どうしたの?と聞いたら、「生協で買った」とお袋。
 お袋は朝ドラの『虎に翼』のテーマ曲である「さよーならまたいつか!」を気に入ったみたいで、その曲が収録されているアルバムを生協(!)で買ったのでした。
 それだけなら相変わらず気が若いな!で済む話なのですが、問題はお袋がそのCDを一回聴いただけで聴くのを止めてしまったことです。
 どうもお袋はアルバムには「さよーならまたいつか!」みたいな耳に馴染みやすい曲ばかり収録されていると思っていたようで、その他の曲を聴いていると頭が痛くなると言いました。
 そりゃ普段エンヤやサラ・ブライトマンみたいなヒーリングソングばかり聴いている人には『チェンソーマン』の主題歌なんて聴いてられないでしょうよ。
 結局お袋からCDアルバムを二枚もらうことになりました。
 え、二枚?
 そうなんです、お袋は同じく生協で買ったMrs. GREEN APPLEのCDアルバムも一度聴いただけで聴くのを止めてしまったようなのです。

   

 あのさ、どうして人には普段から無駄遣いをするなと口うるさく言っている人が、一度しか聴かないCDを買うのかな、それも二枚も。
 買う前に一言ぐらいは相談してくれてもよかったんじゃない?
 そしたら間違いなく米津玄師のCDを買うことは止めていたんだけど(Mrs. GREEN APPLEの方はよく知らない)。

 そんなわけで手元には全然買うつもりのなかった米津玄師とMrs. GREEN APPLEのCDがあります。
 今度車で遠出をするときに聞くつもりですが、さて、耳に馴染めばいいんですけど、どうかな…。
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ACチケットがちょっとだけヤバい。

2024-11-09 23:01:20 | 戯言
 イオンシネマは数あるシネコンの中でも一番割引サービスが充実しているシネコンだと思います。
 ワタシアタープラス会員になれば月に一度発行される月イチクーポンで映画を1200円で、また毎週月曜日はハッピーマンデーサービスで1100円で観ることが出来ます。
 さらに毎月20日、30日はお客様感謝デーで、クレジットカード決済だと鑑賞料金が1100円です。
 しかし何と言ってもイオンシネマの一番の割引サービスはACチケットでしょう。
 ACチケットとはイオンシネマチケットのことで、事前に専用サイトでACチケットを購入することで映画が何と1000円で観れちゃうのです。
 これは劇的に安いですよね。
 ACチケットの唯一の難点は利用期限が購入後半年であることですが、まぁ何を観るかきちんと決めていれば何も問題はないですよね。
 そんなわけで以前はイオンシネマで映画を観るときはACチケットオンリーで、月イチクーポンやハッピーマンデーサービスなんて利用したことがありませんでした。
 ただ、去年の10月から、ACチケットの年間の販売枚数が30枚から12枚に減ったんですよ。
 30枚でちょうどよかったのに、12枚じゃ全然足りないよ!
 そんなわけでそれからはどれぐらいACチケットを使わずに、月イチクーポンやハッピーマンデーサービスといった割引サービスで映画を安く観続けられるか実験的にやってみました。
 しばらくは上手くいきました。
 ACチケットを利用せずとも案外上手い具合いに安く映画を観ることが出来ていたのですが、今年の9月、立て続けに観たい映画が公開されるので、さすがにこれはACチケットを利用しないわけにはいかないだろうと思い、ACチケットを6枚購入しました。
 そして購入から三ヶ月が過ぎました。
 使用したACチケットは何枚かというと6枚中1枚だけなのです。
 あれ、おかしいな、観たい映画が立て続けに公開されるからACチケットを6枚購入したのに、どうして1枚しか使用してないんだろう。
 自分でもよくわかりません。
 ともかく、今回購入したACチケットは利用期限が半年なので、来年の2月28日までにイオンシネマで映画を5本観なければいけないのですが、これが結構厳しいみたいなのです。
 厳しいと思う理由はいくつかありますが、一番の理由はそもそも来年の2月28日までにイオンシネマで公開される映画で観たいと思えるものがそこまでないことでしょうか。
 とりあえが今年イオンシネマで公開される映画で気になるものをざっと挙げていくと、
 11月8日公開『レッドワン』
 11月15日公開『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
 11月22日公開『六人の嘘つきな大学生』『バーン・クルア 凶愛の家』
 11月29日公開『JAWAN/ジャワーン』『THE SIN 罪』『テリファー 聖夜の悪夢』
 12月13日公開『クレイヴン・ザ・ハンター』
 12月27日公開『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』 
 まぁこんなところかな。
 何だよ、観たい映画、結構あるじゃん、これなら楽勝でACチケットは消費出来るでしょ、と思われるかもしれませんが、事はそう簡単ではないのです。
 まず、11月は結構予定があります。
 16、17日で湯布院に遊びに行くので、15日公開の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は公開週には観に行けません。
 観に行くのは相当先になると思います。
 また、29日公開の『THE SIN 罪』と『テリファー 聖夜の悪夢』ですが、同じイオンシネマでもそれぞれイオンシネマ大野城とイオンシネマ佐賀大和で公開されるので、同じ日にこの二作品を観ることはかなり難しいです。
 さらに、29日公開の映画を観に行くとしたら、11月30日か、12月1日になりますが、12月1日は映画サービスデーなので、ACチケットを使わずとも映画が安く観れるのです。
 ACチケットを使わずとも安く映画を観れる日にACチケットを使う必要はあるのかという問題があります。
 そういった諸々のことを考慮すると今の段階では2月28日までにACチケットを5枚使い切るのは難しい、という結論に至るのです。
 まぁ来年公開される映画がまだ完全にはわかってないので、たぶん大丈夫だとは見込んでいるんですけどね。
 ともかく、ご利用は計画的に!というお話でした。笑。
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劇場で観ることが出来てよかった『悪魔と夜ふかし』。

2024-11-08 22:09:53 | 新作映画
 コリン・ケアンズ&キャメロン・ケアンズ監督、デビッド・ダストマルチャン主演、『悪魔と夜ふかし』、11/7、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(平日鑑賞料金1300円)。2024年54本目。

 今月の1日に人間ドックのために有休を取ったばかりなんですけど、諸事情により7日も有休を取ることになりました。
 さて、何をするか?
 一日ゴロゴロするというのでもよかったのですが、それだとやっぱり勿体ないと思い、映画を観に行くことにしました。
 さて、何を観るか?
 無難な選択は『八犬伝』でしたが、そこまで惹かれるものはなく、ここは『DOG DAYS 君といつまでも』かなと思ったところ、上映スケジュールの最下位に『悪魔と夜ふかし』のタイトルが!
 しかもこの日が最終上映日なんですよ。
 これはもう、この映画を観ろという映画の神様の思し召しだと思って、『悪魔と夜ふかし』を観ました。

 人気回復の起爆剤として生放送のオカルトライブを企画したトークバラエティ番組が本物の悪魔をゲストとして呼んでしまったために想像を絶する惨劇に見舞われるというお話のモキュメンタリ―(疑似ドキュメンタリー)ホラーです。
 面白かったですよ。
 テレビスタジオの中ですべてが完結するスタイルも良い、と思いました。
 ただ観終わって、モヤモヤとしたものが残ったかな。
 結局、司会者のジャックが契約した悪魔と少女の中に巣食っていた悪魔が(ジャックは認識していなかったが)同一だったってこと?
 少女に憑りついていた悪魔がそれっぽいことを言っていたからね。
 そうじゃないと辻褄が合わないような、、、いや、そうだとしても辻褄が合わないような気がする。
 番組の人気回復のために愛する妻を生贄に差し出し、その結果がこれ?
 如何にもホラー映画らしい結末ではあるけれど、でもそんな悪魔じゃ誰も崇拝しなくなると思うんだけどなぁ。
 見返りがあって、初めて人は生贄を差し出し、崇拝するんじゃないかと自分は思うけどね。
 最初の霊媒師がなぜ死んだのかもよくわからなかったなぁ。
 ジャックが契約した悪魔は遠隔地の人間をたやすく殺せるほどの力を持っていたってこと?
 そんな強力な悪魔、人間は到底御せるはずがないよね。

 相変わらず細かいところにツッコミを入れてしまいましたが、でも作品の持つ、70年代の雰囲気とか、ヴィジュアルのインパクトとかは好きですよ。
 劇場で観ることが出来てよかったです。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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そろそろ来年のゴールデンウイークの計画を立てようか。

2024-11-07 20:55:31 | 旅行
 昨日の記事で、忘年会の会場を予約するのに11月の初めというのは決して早すぎることはない、というようなことを書きました。
 12月になってからあらためて予約し直してくれ、と言われることもありますが。笑。

 同じように、来年のゴールデンウイークの旅行の計画を立てるのに11月の初めは決して早すぎることはないと思います。
 だって来年のゴールデンウイークまでもう半年しかないんですよ。
 人気の宿泊施設であれば、半年前に予約を入れるのは当たり前のことです。
 まぁ宿泊施設にこだわりはまったくない、一泊5万円のホテルでも構わないし、何なら野宿でも可、というなら話は別ですが。

 来年のゴールデンウイークは島根に行きます。
 島根には去年も今年も行っているので、来年行くのであれば三年連続で行くことになりますね。
 ただ、これまでと違うのは来年はお袋も連れて行くつもりだということです。
 なので来年は目的地が美術館や神社などお袋が喜びそうなところを主に回り、また5時間ぶっ続けで国道をひた走る、というようなことも無くなるでしょう。
 
 お袋には島根の温泉津温泉(読めます?)で夜神楽を見せてあげたいなと思っています。
 温泉津温泉の夜神楽は勇壮で華麗で見応えがあるのです。
 ただ、温泉津温泉で夜神楽を観るためには基本的に温泉津温泉に泊まらなければいけません。
 夜神楽なので夜遅くなるんですよね。
 自分は去年と今年、温泉津温泉の観光案内所の駐車場で車中泊をしました。
 温泉津温泉に泊まるといっても、車中泊でも構わないのですが、ただお袋と一緒に車中泊というわけにはいかないですから、どこか宿を取らなければいけません。
 温泉津温泉は温泉地ですから、旅館は何軒もあります。
 でもゴールデンウイークに温泉地の旅館に泊まろうと思ったら、一人一泊二万円ぐらいするんですよ。
 一人二万円なら二人で四万円、それはさすがに高い、、、かなぁ。
 で、温泉津温泉には一軒だけゲストハウスがあって、そこなら一人一泊六千円程度で止まれるのです。
 そこしかないって思いましたよ。
 そのゲストハウスはじゃらんからも予約が出来るのですが、10月の段階では来年の4月までの受付けしかしていませんでした。
 10月で来年の4月なら、11月なら5月までってことですよね。
 11月1日になり、勢い込んでじゃらんの予約ページを開きましたよ。
 受付けは4月までのままでした。
 結局、いつから5月の受付けをしてくれるかわからなかったので、ゲストハウスに直接電話してみました。
 電話に出たスタッフの方もいつからじゃらんで5月の予約を受け付けるのかわからなかったようなのですが、代わりに電話での予約を受け付けてくれました。
 11月1日、無事温泉津温泉のゲストハウスの5月3日の予約が出来ました。
 ついでに来年5月4日の松江市のゲストハウスの予約もその日のうちに済ませました。

 来年のゴールデンウイークが今から楽しみです。
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そろそろ忘年会のシーズンですね♪

2024-11-06 22:07:03 | 日常
 時が経つのは早いもので2024年も11月を迎えました。
 そろそろ忘年会のシーズンですね。
 え?
 忘年会のシーズンにはまだ早い?
 まぁそうですね、忘年会のシーズンにはまだ早いかもしれません。
 でも忘年会の会場を押さえるシーズンにはなりましたよ。 
 え?
 忘年会の会場を押さえるのにもまだ早いんじゃないか、ですって?
 いや、そんなことはないですよ。
 忘年会の会場を押さえるのに早すぎるということはないです。
 まぁ忘年会なんて場所はどこでもいい、駅前の居酒屋で充分、何ならそこら辺の公園でも可、というなら、会場を早く押さえる必要はないですけどね。
 でも美味しいものを食べて、美味しい酒を飲んで、楽しくエンジョイしたいというのであれば、会場は早めに予約するに越したことはないと思いますよ。

 私的な忘年会をするようになって三年目になります。
 その年に一緒に遊んだ友人たちと年の瀬に楽しい時間を過ごそうってことですね。
 一昨年は一次会は天神の隠れ家的バーの【AFTER THE RAIN (アフターザレイン)】で、二次会は今泉の【射撃酒場 The Shooting Bar 今泉店】でしました。
 【AFTER THE RAIN (アフターザレイン)】は映画の中で出てきた料理を食べさせてくれるお店です。
 この時は『ルパン三世カリオストロの城』でルパンと次元が食べていたミートボールスパゲッティを頂きました。
 【射撃酒場 The Shooting Bar 今泉店】は文字通りエアガンによる射撃が出来るお店です。
 個人的にはダーツなんかより射撃の方が全然楽しいのですが、他の人はそうでもなかったのかもしれません。
 去年は一次会は天神の【魚菜】、二次会は西中洲の【 KINKY BOX 】でしました。
 【魚菜】は天神で一番安く美味しい魚を食べられるお店じゃないかと思っています。
 【 KINKY BOX 】はフェティッシュバー、わかりやすく言うとSMバーです。
 元々はポールダンスが観賞出来る、中洲にある別のお店に行こうと思っていたのですが、そのお店が予定していた日が店休日で(年末の土曜日に店休日?)、代わりに【 KINKY BOX 】に行くことにした次第です。
 初めてのSMバーはそれなりに楽しかったです。
 ただ、高かったですね。
 SMって貧乏人が嗜むものではないんだな、と思いました。
 
 さて今年はというと、二次会は去年のリベンジで中洲のポールダンスが観賞出来るお店に行こうと思ったのですが、忘年会に誘ったKさんの「ステージマジックが見たい」というリクエストで【手品屋】に行くことにしました。
 天神、中洲ってマジックバーがやたらあるんですよ。
 5、6軒あるんじゃないかなぁ。
 でもステージマジックを観ることが出来るのは【手品屋】だと思います。
 万が一予約が取れなかったら嫌なので、先日電話で予約しました。
 一次会は去年と同じ【魚菜】にしようと予約の電話を入れたら、まだ早いので12月になったらまた電話してくださいと言われました。

 11月に入ったばかりのこの時期はやっぱり忘年会のの会場を予約をするにはまだ早いようです。笑。
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思いっきり盛り上がりに欠けた『ヴェノム ザ・ラストダンス』。

2024-11-05 21:21:17 | 新作映画
 トム・ハーディ主演、ケリー・マーセル監督、『ヴェノム ザ・ラストダンス』、11/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデー割引につき鑑賞料金1100円)。2024年53本目。

 先日観た『トラップ』もそうなんですけど、本作もおそらくつまらないだろうな、と観る前に思っていました。
 つまらないと思っていたなら観に行かなければいいのに、と仰る方もいるかもしれません。
 確かにその通りなんですが、一作目、二作目と観に行って、三作目は観ないという選択が出来るほど、自分は決断力のある人間ではないのです。
 それにつまらないだろうと思っていても、実際観に行ったら面白いのかもしれないし。

 で、実際観に行ってどうだったかというと、『ヴェノム ザ・ラストダンス』はぶっちゃけつまらなかったです。
 おもいっきり盛り上がりに欠けていました。
 どこら辺が盛り上がりに欠けていたのか?
 本作の売りは「ラストダンス」という副題からもわかるように、長年パートナーを組んできた(実際どれぐらいの期間なのかは知らない)、人間であるエディとシンビオート(地球外生命体)であるヴェノムの別れにあると思います。
 実際別れのシーンがあって、それなりに感動的に描かれはするのですが、本作のラスボスである「ヌル」は顔見せ程度にしか出てこないんですよ。
 本作でヴェノムたちが戦うのはヌルの手下、しかも個体名すらない下っ端中の下っ端なのです。
 さらにストリックランド将軍が連絡を取る人間側の黒幕は後ろ姿しか見せません。
 何が言いたいのかというと、本作は続編ありきで作られているってことです。
 続編があるということはつまりヴェノムは復活するってことですよね。
 復活することが確定しているキャラの死ぐらい興ざめなものはありません。
 『リングにかけろ』(車田正美のボクシング漫画。主要キャラがよく死に、よく生き返ることで有名。)ないんだからさ。
 一番の売りがそうなのですから、他は推して知るべしです。
 ストーリーが恐ろしく希薄で…。
 本作はエディとヴェノムの、逃亡先のメキシコからアメリカへと戻るロードムービーでもあるのですが、アメリカへ戻る理由が「逃亡生活に飽きたから」というものです。
 何ていうか、脚本家はもう少しマシな理由を思いつかなかったのかな、と思わずにはいられません。

 ところで『ヴェノム ザ・ラストダンス』は、あることで話題になっています。
 それは本編終了後のエンドロールが異常に長いということです。
 その長さ、実に16分。
 上映時間が109分の映画ですから、この映画のおよそ1/7がエンドロールということです(たぶん上映時間の中にエンドロールは含まれるので)。
 そして本作はマーベル映画なので、エンドロール終了後におまけ映像があります。
 そのおまけ映像が本当に本当に本当にくだらないもので、16分待たせてこれかよ、と思ったのは自分だけではないはずです。
 これから本作を観に行く方には、映画史上最も長いと言われる(本当かどうかは知りません)エンドロールを敢えて体感してやろうという物好きでない限り、エンドロール終了後のおまけ映像は本当にどうでもいいので、本編終了後にさっさと劇場を出ることをお薦めします。
 暗い足元にご注意ください。

 お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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映画は爆発だ!と思った『十一人の賊軍』。

2024-11-04 20:12:03 | 日常
 白石和彌監督、仲野太賀主演、『十一人の賊軍』、11/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデー割引につき1100円)。2024年52本目。

 三連休最終日の月曜日は(自分は四連休でしたが)、イオンシネマ筑紫野で映画を観てきました。
 っていうか、最近、三連休最終日の月曜日は毎回イオンシネマで映画を観に行っているような気がするなぁ。
 調べてみたら、9/16にイオンシネマ福岡で『スオミの話をしよう』と『アビゲイル』、10/14にイオンシネマ筑紫野で『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』と『ビートルジュース ビートルジュース』を観ていました。
 あれ、そんなもんかって感じです。
 もっと頻繁に観に行っているような気がしたのですが、考えてみれば三連休自体そんなに頻繁にあるものではないのでそんなものかもしれません。

 さて、期せずして邦画界に時代劇ブームがやってきているような気がします。
 『十一人の賊軍』とどちらを観るか、ちょっとだけ迷った『八犬伝』も時代劇ですし、先日観に行った『侍タイムスリッパ―』も時代劇といえば時代劇です。
 さらに『十一人の賊軍』の白石和彌監督の前作『碁盤斬り』も時代劇です。
 さらにさらに来年は大泉洋主演の『室町無頼』が公開されます。
 時代劇映画が製作されるのはいいことだと思いますが、こうも挙って作られると危惧せずにはいられません。
 だってブームって過ぎ去るものですしね、、、と危惧するほどには作られていないか。笑。

 『十一人の賊軍』、よかったですよ。
 巷では「長すぎる」という声をちらほら聞きますが、実際邦画にしては155分と長尺の作品ではあるのですが、仲野太賀扮する兵士郎がブチ切れるにはあれだけの長さが必要だったのだと自分は思いました。
 それから本作は爆破シーン、爆発シーンが最高でした。
 あまりにも人のそばで爆発しているのでおそらく一部CGによる加工修正が為されているのだと思いますが、それでも超のつくド迫力でした。
 それらのシーンを大きなスクリーンで見ることが出来ただけでも本作を観に行った甲斐がありました。

 一つだけ難を言わせてもらうと、最後、阿部サダヲ扮する家老の溝口が生き残ったのには納得出来なかった、、、というわけではないです。
 最初「え?」と思いましたが、彼は生き残ったことで生涯娘の死を責められることになったんですよね。
 それはある意味死ぬよりつらい…。
 難を言いたいのは、生き残ったなつが、死んだ仲間である政の妻に大金を渡したことかな。
 耳が聞こえない、ろくにしゃべることも出来ない女郎に大金を渡したとしても、それで万事解決するとは思えないので。
 盗みを疑われるだけじゃないの?って思いました。
 助けるつもりなら最後までちゃんと助けないとね。

 白石和彌監督作だけあって、血がドバドバ、生首ゴロゴロ、爆破シーンでは肉片が飛び散りますが、そういった残虐描写に耐性がある方には超のつくや薦め作品です。
 あと、長尺作品にも耐性がないといけないかな。笑。
 
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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予想通りの出来だった『トラップ』。

2024-11-03 19:46:27 | 新作映画
 M・ナイト・シャマラン監督、ジョシュ・ハートネット主演、『トラップ』、11/1、Tジョイ久留米にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年51本目。

 皆さんは映画を観に行く前にその映画のレビューサイトやネタバレサイトを見ることはありますか?
 自分はフツーに見ますけどね。
 必ず観ると決めている映画は敢えて見ませんが、観るかどうか決めかねている場合レビューサイトを覗くことは多いです。
 判断材料が多いに越したことはないですから。
 ネタバレサイトを見たら、その映画を観る楽しみが半減するんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、自分は気にしたことがないです。
 何なら結末まで知った上で映画を観に行くことさえあります。
 自分は傑作はネタバレを恐れない、ネタバレされたぐらいで面白さが半減する映画はその程度の映画なのだと考えています。
 本当に面白い映画って再鑑賞が可能じゃないですか。
 ストーリーも結末もすべて知っていて、それでも楽しめる、それが傑作なのだと思います。

 観るかどうか迷った『トラップ』も当然レビューサイトを覗かせてもらったのですが、出した結論は「敢えて劇場に観に行く必要のない映画だ」ということでした。
 敢えて観に行く必要のない映画をどうして観に行ったかというと、観に行く条件があまりに整っていたからです。
 11/1にTジョイ久留米で上映されているが、イオンシネマでは上映されていない、しかも上映開始時刻が13時台の映画はこれしかなかったのです。
 それでも観に行かないという選択肢はあったのですが、そうするとジグソーパズルのようにピタッと収まっていたスケジュールがスカスカになってしまうんですよね。
 そういった理由で映画を観に行くこともあります。

 『トラップ』を実際観ての感想ですが、予想通り「敢えて劇場に観に行く必要はなかった」でした。
 子煩悩な連続殺人鬼というキャラクターは面白いと思います。
 しかし褒められるのはここだけ。
 全体的に脚本がダメダメでした。
 どこら辺がダメだったかというと、、、
 主人公のクーパーはライブ自体が自分に仕掛けられた罠だと知り、何とか脱出するすべはないかとライブを抜け出し、会場の外の通路からスタッフルームに忍び込んだりします。
 クーパー自身は目的があるのでライブを抜け出したとしてもおかしくはありません。
 おかしいのはライブの最中であるにもかかわらず、通路に観客がフツーにいることです。
 アーティストが歌っている最中に観客が会場の外に出ることはありえないですよね。
 なぜそんなありえないことが起きたかというと、通路にクーパーしかいないと彼が目立ちすぎるからなのですが、そういう事情がわかったとしてもおかしいことに間違いはありません。

 他にもどうかと思うところはあって。
 クーパーはライブ会場から脱出するためにアーティストであるレディ・レイブンを利用するんですよ。
 人質の男を殺されたくなければ、自分と娘をリムジンに乗せて連れ出せと脅すのです。
 それはいいんだけど、レディ・レイブンに正体を知られるのは不味いんじゃないの?
 この後どうするつもり?
 彼女を生涯脅し続けるのか、それとも殺すのか。
 クーパーにはこれといって考えはなく、結局彼女から反撃を喰らうことになります。
 あんな乱暴な手段に出るぐらいなら、まだしもフツーに娘と一緒に会場を出た方がよかったんじゃないの?って思いますね。
 別に正体がバレてるわけじゃないんだから。

 正体がバレると言えば、FBIがトラップを仕掛けたのは殺人鬼ブッチャー(=クーパー)の隠れ家でレディ・レイブンのコンサートのチケットを購入する際のレシートが見つかったからなのですが、そのレシートがあれば購入者が誰なのかってすぐわかるんじゃないの?って思いました。
 コンサートのチケットを購入するのってスーパーで野菜を買うのとはわけが違うのだし。
 それともアメリカでは世界的なアーティストのコンサートのチケットが無記名で買えるものなの?

 そんな感じで、10分に一度、いや、5分に一度ぐらいの頻度でツッコミどころが出てくるんです。
 ツッコミどころも一つか二つであれば、完璧な脚本はなかなかないよね、と見逃すことが出来るのですが、本作のようにこれでもか!とツッコミどころがあると、作品を楽しめない、、、まぁ逆にツッコミを楽しめばいいのかもしれませんが。

 まぁでも、観る前に「劇場に観に行く必要はない」と予想し、実際観賞してその通りだと予想が当たった満足感は得られたような気がします。笑。
 
 お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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人間ドックを受けてきました、その後。

2024-11-02 10:18:15 | 日常
 フツーの人であれば、人間ドックを受けた後は(買い物ぐらいはするかもしれませんが)大人しく家に帰ると思います。
 自分はアホなので目一杯予定を入れてしまいました。
 まず最初に向かったのが床屋でした。
 この日でなければいけないということはなかったのですが、髪を切るにはいい頃合いだったのです。
 散髪に関しては特に報告するようなことはありません、、、と言いたいのですが、髪を切っている途中、胃カメラ検査の影響か、唾が喉の奥から込み上がってきて、それを洗髪台に吐き出したら、理容師さんにそんなことは止めてくださいと叱られました。
 すみません、、、普段は自分もそんなことをする人間ではないのですが、この時はあり得ないぐらい唾がこみあげてきてトイレに行っている余裕がなかったのです。
 皆さんも内視鏡検査の直後に髪を切るのは危険なので(?)止めておきましょう(そんな人間はお前ぐらいだ)。

 散髪を終割ったのが12:20ぐらいだったので、床屋の駐車場で病院でもらったお弁当を頂きました。
 よくわからないのですが、人間ドックって食事つきであるのが当たり前なんですかね?
 午前中で終わるのであれば食事つきである必要はないと思うんですけど(文句を言っているわけではないです。むしろお弁当をもらえるのは嬉しい。)。

 お弁当を平らげてから映画館へと向かいました。
 途中、映画館の向かいにあるガソリンスタンドで給油し、映画館の駐車場で車を停めました。
 この日観たのはM.ナイト・シャマラン監督の新作『トラップ』。
 レビューは後日書きます。

 映画を観終わってから今度は歯医者に行きました。
 三ヶ月に一度、クリーニングに行っているのですが、前回が8月だったのです。
 ですから歯医者に行くのは11月中であればいつでもよかったのですが、まぁ用事は早く済ませないとね。
 といっても人間ドックと同じ日に歯医者に行く人間はあまりいないと思うけど。笑。

 歯医者では特にこれといって報告するようなことはなく、相変わらず至福の時間でした。
 歯医者で至福の時間?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、この歯医者に通うようになって痛い思いをしたことがないのです。
 大した治療をしてないのだろうと思われるかもしれませんが、そんなことはないですよ、親知らずの抜歯をしたこともあります。
 それでも痛くなかったんです。
 なので、歯科衛生士のおねーさんから歯のクリーニングをしてもらうのはひたすら至福なのです。
 毎度毎度たった三ヶ月で歯を汚くしてゴメンなさいとは思うけど…。

 歯医者でのクリーニングを終え、今度こそ帰宅の途に就きました。
 物事が予定通りに進むと気持ちがいいですよね。
 でもさすがに疲れたので、人間ドックと同じ日に床屋とガソリンの給油と映画鑑賞と歯医者に行くのは止めておこうと思いました。
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人間ドックを受けてきました。

2024-11-01 20:42:36 | 日常
 今日は久留米にあるK病院で年に一度の人間ドックを受けてきました。
 ただ、K病院には眼科がないため、眼科健診は近くのM眼科で受けることになります。
 M眼科に着いたのは8:50頃だったのですが(開院は9:00)、その時点ですでに待合室には結構な患者さんがいて、うわぁ、この人たちの診察が終わってからの検査かぁと思ったのですが、自分の方が先に呼ばれました。
 別に贔屓されたわけではなく、単純に検査項目が簡単だったからでしょう。
 視力は今年も左右共に1.2で、眼科の先生からは「綺麗な目をされていますね」と褒められました。
 個人的に視力さえ落ちてなければ後はどーでもよい、みたいに考えていたので、視力が左右共に1.2だったのにはホッとしました。
 後で手痛いしっぺ返しを食らうのですが…。

 M眼科での検査を終え、車で10分ほどの距離にあるK病院に移動しました。
 人間ドックの準備は万端!検便も二回分用意出来たし!
 と思っていたのですが、事前申請を忘れていました。
 読んで字の如く、人間ドックを受診するためには事前に会社で申請していなければならないのを忘れていたのです。
 いや、「忘れていた」という言い方は正しくないですね。
 「忘れていた」のであれば、指摘されたら思い出すはずですから。
 受付けのスタッフに事前申請のことを指摘されて、自分は「何それ?」って思っちゃいました。
 K病院で人間ドックを受け始めて4年目にもなるのに…。
 幸い事前申請は事後でもよいということになって(本当はよくない)検査を受けることになりました。

 検査結果はほぼほぼ前年と変わらなかったのですが、唯一聴力検査で右耳の聴力が落ちていることが判明しました。
 マジで!?って感じです。
 耳が悪くなるなんてまったく想像もしてなかったです。
 視力が落ちてなかったことに喜んでる場合じゃなかった…。
 老化は知らぬ間に始まっているものなのですね。

 人間ドックの最終検査は胃カメラ検査でした。
 これがきついの何のって!
 とはいえ、去年受けた胃透視検査より全然マシなんですけどね。
 去年は予約時のスタッフのミスで胃カメラ検査ではなく、胃透視検査を受ける羽目になったのです(K病院の人間ドックではどちらかを選ぶことになっています)。
 バリウムを飲むのも苦しかったのですが、ゲップを我慢しなくちゃいけないのが本当に地獄でした。
 胃透視検査って胃カメラ検査より確実に苦しいのに(人によるのかもしれませんが)、なぜか正確性でも劣るらしいんですよね。
 何で胃透視検査が今でも残っているのか、自分にはよくわかりません。

 11:30、すべての検査が終了し、担当医から判明分の結果説明を受け、今年の人間ドックは無事(?)終了しました。
 受付けでお弁当を受け取り、K病院を後にしました。

                            続く。
コメント (4)
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