博物館浴（三菱一号館美術館パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画ポスター展）

　三菱一号館美術館では、2018年1月8日まで「パリ♥グラフィック展　ロートレックとアートになった版画・ポスター展」が開催されている。






　いわき市立美術館では、12月17日まで「ロートレックとベルエポックの巴里 ─ 1900年」が開催されている。これを観たあとで、江戸で開催されている三菱一号館美術館でのロートレックも観たくなった。

　会場に入ると、シャンソンが流れている。あたかも、フランス・パリに辿り着いたかのような演出である。いわき市立美術館のポスターになった「ディヴァン・ジャポネ」も展示されている。

　写真OKエリアもある。








　19世紀末のフランス・パリで新たな芸術表現のためのメディアとして花開いた「グラフィック・アート」、版画とポスターに焦点をあてた展覧会。当時のパリでは「ジャポニスム（日本趣味）」が大流行。画家トゥールーズ＝ロートレックも、日本の浮世絵版画から大きな影響を受けた。三菱一号館美術館の作品に加え、ファン・ゴッホ美術館所蔵の作品も展示されている。