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博物館浴 その2(江戸東京博物館)

2015-07-02 05:46:44 | 博物館・美術館
 いつも楽しみにしている展示「発掘された日本列島 2015」、江戸東京博物館で開催。

  

  

 13:00から文化庁職員による解説もあるとのことで、その時間帯をねらって訪れた。

 今年は19の遺跡が年代順に展示されていた。特に特集「復興のための文化力―東日本大震災の復興と埋蔵文化財の保護―」として震災復興に関わる7遺跡の発掘調査結果が展示。福島県内の遺跡も展示されていた。

  

  

  

 特集の中で目を引いたのが岩手県野田村で発掘された「蕨手刀」

  

 これまで直刀ものが、反りの入った刀になってきた。持ち手も特徴があり、先端がワラビの先のように丸まっている。

 津波の痕跡、貞観津波からの蓄積を観ることができる。

  

  

 ざっと観たところで、文化庁職員による解説が始まり、改めて観ることにした。

 栃木県下野市で発掘された「甲塚古墳」、いわきにも國史跡の「甲塚古墳」があるが、発掘されたものが違う。

  

 織物をする姿の埴輪は、彩色が施されていた。

  

 その他、大型の埴輪が発掘されている。

  

  

 岩手県滝沢市で発掘された土器には人の文様が付いている。ふっくらとして、妊婦を表している。妊婦は再生の象徴でもあるとのこと。そのことから、これに食材を入れていたのではないかと推察される。

  

 で、この職員の方、茨城県出身で、茨城県の遺跡は詳しく説明された。また、福島県内も発掘された経験があり、福島県の遺跡も詳細に説明してくれた。

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