けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

所感

2010-05-17 07:01:17 | football
09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 38
Malaga 1-1 Real madrid C.F.


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ(59、グティ)、シャビ・アロンソ、グラネロ(71、ベンゼマ)、ファン・デル・ファールト(81、ドレンテ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

お疲れ様でした。1つも落とせない、引き分けすら許されないプレッシャーが続く中で、よろめきながらも3ポイントずつ積み上げてここまできたのは、立派だと思います。本当によくやった。
ただ、こうなってみると、やはりクラシコをどうにかしてでも勝つか少なくとも引き分けておくべきだったんだな、と思います。06/07シーズンの、最終節で優勝を決めた試合の時にも、クラシコが持つ意味が大きかった、とここで書きました。あの時は、バルサと勝点で並び、直接対決(=クラシコ)の結果でマドリーが優勝できた。やはり直接のライバルを叩かないことには、優勝はできないもんだよな……。なので、来シーズンは、決定的な試合での勝負強さとかメンタルの安定とか、そういうところが強くなったマドリーが見たいと思います。
オフシーズンには、出たり入ったり、辛いこともあるだろうけど。

マドリーの皆さん、一応今日(月曜)も、トレーニングスケジュールが組まれています。


感想追加。
カカがベンチにも入らなかったのは、ちょっと驚いた。確か、1日か2日前のASか何かに、ハムストリングが~とか書いてあった気がするけれど、公式では何も言っていなかったと思うので。
負傷上がりのファン・デル・ファールトが、いきなり先発で登場。ラフィ、本当にがんばったシーズンだよな、と思う。ラフィがマドリーに来る前には、相当な自信家だとか、我侭だとか、プニプニしやすいとか、そんな感じの情報も聞いてましたが、本当に尊敬すべき選手になっていると思う。体勢崩れて倒れた状態からの、それでも打ったシュートが決まる。
クリスチアーノは、途中でどこか痛めたのかな。前半途中で、ふくらはぎのあたり蹴られたのとか。あの後、あまり走らなくなったし、ドリブルする機会もぐっと減ったように思えた。そのまま90分コンプリートしていたから、大丈夫だろうとは思いますが。
同じ負傷の気配というなら、ガゴも、でしょうか。早めの交代の後、途中でベンチからロッカールームへ下がっていったので。何ともなければベンチで試合を見ていたはずで……。
ベンチで既にアマリージャ1枚もらってから途中出場、という実にらしい言動のグティ。その熱意が疑われることがいろいろ言われたりしていたけど、ベンチだろうとピッチだろうと(自宅で見ているクラシコだろうと)、マドリーのためにヒートアップするのはグティにとっては当然のことなんだろう。だから、実に彼らしい。でも、ピッチに出てからも危なくて、2枚目いくんじゃないか?と冷や冷やしました。ウンディアノ・マジェンコ、ちょっと気を遣ったんだろうか。

試合は、何かバタバタして始まった。選手の間に変なズレが感じられて、「なんだかなあもう」と思う。シャビ・アロンソとかガゴとか、中盤も含めて守備が、この試合では(でも)危なっかしいというか、行き過ぎたり行き遅れたり。1、2歩ずつずれてる感じ。で、失点。
試合全体を見たら、ボールポゼッションも高かったし試合を支配していたことになるんだろうけど、フィニッシュに近づくとうまくいかないというか……。しかも、サイドを破られたりとか、危ないシーンの方が記憶に残ってる気がする。
時間が経過するにつれ、バルサの試合経過を知っていたんだろうか、モチベーションが切れていったのは仕方ないか。とはいえ、最後までゴールに向かう姿勢があり、ピッチ上で気持ちが切れた様子を見せないでいた(と見えた)のは立派だと思う。

スタンドには、ペペやカカ、ラウル、ラジオを聴いている動くデラレ。