団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

選ぶ人がいないじゃないか

2009-08-21 08:05:17 | Weblog
 マスコミは事前の調査で、自民党の惨敗を予測している。大方、政権交代選挙という位置付けた。出揃ったマニフェストに対しても喧しい。
 そうしたマクロの問題は別にして、先日近所の通りを歩いていて、選挙の掲示板が目に入ったので、近寄ってみた。
 愕然とした。私は葛飾区の在住だが、立候補者は4人。幸福実現党、共産党は置くとして、自民党はあの平沢勝栄先生、対抗馬は早川久美子嬢。
 選択肢はたったこれだけ。つまり、平沢さんか早川嬢かである。むろん棄権という手もあるが、ここのところ選挙は欠かさず行っているから、寝覚めが悪い。
 で、どうするのだ、というわけだ。ま、小選挙区制の弊害が出ており、困ったものである。平沢さんは、拉致問題で一定の活躍をして知名度を上げたが、自民党であるし、古い政治家はご退場を願いたい気分である。
 早川嬢は、区議から都議へとのし上がり、衆議院初挑戦であるが、いかにも経験不足は否めないし、とんとん拍子で出世していくのは、本人のためにもよくないだろう。小泉チルドレンの例もある。たんに民主の追い風だけでここまで来たようなものである。
 つまり、平沢さんほど旧弊たる政治に染まっておらず、早川嬢ではまだ早過ぎる、というわけで、第三者がいないのである。
 最近、都議会の混乱を伝えているが、民主の方の議席が多くなって、議会の進め方そのものがまとまらない。都議なんかいらない、という持論で、区議会と都下市議会から都議会専任を出せばいい。
 これだって大改革案だが、次の国会ではもっとすごい改革が行われるはずで、操り人形のような民主の若手が占めて、ただ混乱が増すばかり、というのも国政がストップしてしまう。
 で、衆議院選だが、政権交代はいいとしても、ミクロの立場からは、選ぶ人がいないのではないか、となってしまう。
 もう1回ぐらいいいか、ということで平沢さんを選び、比例は民主というところに落ち着きそうだが、果たしてどうなるものやら。やっぱり中選挙区制に戻すべきときに来ていよう。
 
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