団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

酒量の変遷

2013-05-02 15:05:03 | Weblog
 鼻血が出て禁酒をして、レーザーで鼻の中の毛細血管を焼いて、ようやく収まった。血が止まらないというのは、気味が悪いしやっかいなものだ。
 禁酒をして、離脱症状が出た、と前回で報告したが、。それで気になって来たのは、私の飲酒量は若い頃から変わってきたのだろうか、ということだった。
 思い起こせば、20代の前半はうちで、晩酌酒としてビールばかり飲んでいた。まだ缶ビールが一般的ではなく、大瓶が当たり前だった。これを会社の帰りに3本を買って飲んだ。
 1本633mlでアルコール度数は4%だから、1本で25mlとなる勘定だ。これを3本だから75mlということになる。3本飲んでご飯もしっかり食べたから、30代になって急に太り出したわけだ。
 その後、ウィスキーにチェンジした。我々の時代には、年代によって飲むウィスキーが決まっており、サントリーならレッドかホワイト、角、オールドとなっていくだろうが、私はたまたまニッカが好きで、ハイニッカからノースランドというウィスキーを好んで飲んでいた。
 この場合、アルコール度は40%弱。720mlを買ってほぼ4日で飲んだ。だから摂取するアルコールは72mlに相当する。しかし、その前にとりあえずビールとかいって、缶ビールを飲むようになった。350mlでアルコール度は4.5%だったろうから、15mlでウィスキーと足すと87mlになる。
 この状態がたぶん40代まで続いたろう。その間に、ウィスキーがジンになったりウォトカになったりした。40代後半で、日本酒に移行したこともあった。
 最近はもっぱら焼酎になっている。当初は甲乙混類という多少は麦の香りのするタイプを飲んでいたが、甲類1本に切り替えた。
 2.7リットルの大瓶を買い、水、緑茶などで割っている。当初は氷を入れたが、氷が溶けて酒の味が変わるので、焼酎も水も冷やして割っている。
 小さなペットボトルに300mlの焼酎を入れ置いて1日分の晩酌としていただく。アルコール度は25度で、アルコール量は75mlとなる。最近はとりあえずビールも省略している。ビールが必ずしも必要ではなくなってきた。そういえば、コーピーの苦さも気になるようになっている。嗜好の変化であろう。
 その300mlを鼻血以来、200mlに減らしている。離脱症状が気になかったことと、300mlを飲むと、そのあとの晩飯で何を食ったか、覚えていないケースもままあるからだ。食事のタイミングが合わないと、もうちょっとといって飲んでしまうこともある。最初から200mlなら、せいぜい300mlで終わる勘定だ。
 というわけで、私のアルコール度の変遷は、75ml、87ml、75ml、50mlと推移した。60代までほとんど変わっていないことになり、恣意的に減らしている現在は、無理をしていることになるが、さほど晩酌の酒量は変化していない。
 それにしても、まず飲まない日はない。この程度の酒なら、健康上は問題ないと思っているが、外での深酒が次のテーマであろう。

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