団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

またまた痛風発症

2013-08-02 10:05:00 | Weblog
 このぐらいの齢になると、病気や健康の話が多くなるのはしかたがない。周りもそういう話はよく聞くものであるが、またまた痛風を発症してしまった。
 約1年ぶりであるが、昨年よりはかなり軽いのでホッとしている。ただ原因が分からないので、ちょっと戸惑っている。先週の火曜日にやや深酒をして、土曜日に町内の自治会の盆踊りが3つ重なって、そのあいさつ回りで3ヶ所に行って、それぞれにビールを飲んだ。その前に、うちで晩酌をやっているから、アルコールの摂取としては多かったのだろう。
 翌日曜日の朝に、右足のくるぶしに違和感があり、月曜日に痛みが出て腫れ始めた。歩行はやや不自由で、痛みを辛抱して歩いている。
 現在金曜日で、たぶんこれ以上は悪化せずに終わるようだ。直近の尿酸値は9.4で、通常レベルは7までで、かなり高く、いつ発症してもおかしくない状態ではあった。
 その数値を見ても、医者はなにも言わなかった。私の痛風の発症パターンは、夏、疲労、深酒なのだが、もうひとつの問題は、心臓薬として飲んでいる利尿剤だ。
 これが体内の水分を奪っている。特に私が飲んでいる利尿剤は、ループ系のラシックスで、そのジェネリック薬だった。これは尿酸値を押し上げる副作用があることをネットで調べて知った。
 つまり薬が体内でバッティングしているわけで、どちらを優先するべきか、ということだろう。医者は心臓内科の専門医で、尿酸値を見て見ぬふりをして、心臓病治療を優先して、痛風の懸念には目をつぶったのだろうか。
 こうしたことは春にもあって、鼻血が止まらなくなり、治療した耳鼻咽喉科の医者は、血がサラサラになるワーファリン錠を専門医と相談して、減らすようにしてください、とアドバイスした。こっちは勝手に、半分ぐらいの量にしてしまって、次の診療で2mgにするように医者から指示を受けた。これも出血しやすい状態を止めるか、ワーファリンを飲み続けて心臓病を優先するかの判断だった。
 血のサラサラ度は健常人は1.0、不整脈の人は理想的には1.6以上、私はその中間の1.3になっていた。たぶんこれを1.5程度に上げたいのだろう。不整脈の人は、血に泡が生じて、脳血栓になりやすいから、サラサラ状態を保つ必要があるわけで、鼻血よりは脳血栓を優先すべきだろう。ただ鼻血が止まらないと、何もできないから困ったものである。
 というわけで。結論はなにかといえば、やっぱり酒なんだろうね。痛風の原因はプリン体でビールや赤ワイン、豚肉、高蛋白の食品に多く含まれているが、特にビールが問題なのだが、最近はうちで飲まず、外でも極力少なくしている。
 それでも夏には身体から水分が抜け、尿酸値が高くなっているところに、利尿剤の効き目が重なってしまう。現在心臓は落ち着いており、脚のむくみはない。だから、夏は利尿剤は止めておき、むしろ意識して水分を摂ったほうがいいようだ。むろん次の診療で専門医に相談はする。
 心臓については、今年からオリーブオイルを料理に使い、結果は良好だ。オリーブオイルとナッツ類は心臓にいいことが分かっており、多量に摂るのもいいのだが、糖尿病には高カロリーになることは禁物だ。
 こう綴ってくると、私の身体はあちこちで薬やサプリメントが喧嘩し合って、なにがなんだか分からくなってくるが、とりあえず日常生活を維持できる健康は保っている。こういう状態を病気というのか、健康なのか、ちょっと判断に苦しむところである。結局、加齢であり、この薬で抑えられる程度の病気は、齢なんだから当たり前なのであろう。

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