団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

消費増税でショッピングどうする

2013-10-04 13:42:35 | Weblog
 とうとう消費税が5%から8%に増税されることが決まった。たぶんそうなるだろうな、という予感はあった。新聞が観測記事を飛ばす時は、だいたい決まっているものだ。いまさらながら、前回の参院選で、最大の焦点は消費増税、とこのブログで書いたが、多くの国民はみんなピンと来てなかったのだろう。
 それで、8%の消費税の中で、どうモノを買うのか、というのが大問題になってきた。
 ちょっと値の張る耐久消費財は、3月末までに購入しておくことだろう。生活必需品は、前回も書いたように、まずセール日を狙って安いものを買い溜めるのが先決。次に効率良くポイントを貯めることで、ほぼ1~2%ぐらいの消費税はカバーできそうだ。さらに、これまで当たり前のように買っていたブランド品を改めて見直して、2~3割の価格ダウンをすることか。
 うちは朝食にヨーグルトを常食しているが、これはブルガリア、ビヒダス、恵みがあるが、量の少ない恵みは買わず、だいたい前記2メーカーのものを138円以下の価格で買っている。たまに高い時があるから、その時は118円のプライベートブランドのものを購入。メーカーはタカナシだから、味は悪くない。
 たまたま今日、涼しくなったので、つゆの素を買った。ふだんはミツカンで258~298円ぐらいで買っている。ちょっと飽きたこともあって、いわて醤油の198円のものを購入。味はまだ分からないが、大差はないだろう。
 このように、ブランド品にこだわらなければ、地方の産物で間に合わせることができる。スーパーも売価を安くするために、そうした地方産品をもっと店頭に並べるべきだろう。地方経済の活性化にもつながる。
 そこで注文なのだが、店頭の価格表示の法律を決めることだろう。書籍のように、本体と税金の両方をはっきりと明記することだ。税別表示や税込み表示が取沙汰されているが、これがマーケットで混在すれば、各店の販売価格の比較ができにくくなるし、店の思惑で価格の操作がしやすくなって、消費者に不利益が発生する可能性がある。
 本体100円、税金8円、とだけの併記でどこの店も統一すれば、きわめて分かりやすい。同じ商品が本体98円なら、こっちの店で買おう。これが税込み表示だけなら、105円と書かれていて、本体いくらとすぐに分かる消費者はいるだろうか。税別だけの表示で110円とあって、いちいち計算なんかできない。少しでも安く思わせたい、という店の狙いはあるだろうが、ここはしっかりと併記することに決めなければならない。
 本体・税金併記で多少の負担が店にかかることになるが、消費者=客のためであるなら、負担を負うことにやぶさかではあるまい。いまや価格表示も液晶モニターが多くなっており、そうした店なら負担も軽減できよう。
 次は、8%の増税から、10%に移行することになるが、これはまだ不明だ。来年の4月以降の景気動向がどうなるか分からない。もし景気腰折れの失敗に終われば、アベノミクスの終息を意味し、安倍内閣退陣ということになろう。賃金が上がらず、景気も失速、増税だけが残ることになって、誰が責任をとるのだろうか。

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