団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

マイナンバーを申請した

2015-12-23 14:01:12 | Weblog
 マイナンバーの申請をさきほど行った。パソコンからマイナンバー申請用ウェブサイトにアクセスして、手順通りにやっていけばOKだが、ちょっと迷ったのが顔写真のアップロード。
 この画面で、顔写真の規格が書いてあるのだが、写真の選択のクリックがなく、アップロードがあるだけだった。つまりアップロードをクリックすれば、ふつうならアップロードされてしまうのだが、これは写真の選択の前にアップロードをクリックして、それから写真を選択する順になっている。
 まず写真の選択をクリックして、選んでからアップロードに進むのが筋だろう。その程度でクリアしたが、顔写真をプリントすることもなく、費用はかからなかった。
 私はマイナンバーには賛成だ。近代国家ならあって当たり前のもので、メリットがない、という理由で申請しない人も多いとか。国民の最大のメリットは、行政のコストカットと所得の透明性であろう。住民票がコンビニでも取得できる、なんていうのは、大したメリットではなく、やはり税金をいかに公平に取るか、という仕事がスムーズに行われることだ。
 申請しない人に、管理されるのが嫌、という感情面もあるが、オギャーと生まれた時から、この国に住んでいれば、管理でがんじがらめになっているわけで、それを云々するのはいまさらである。社会保障も受けずに生きていければ、そうした論理も成り立つが、権利だけ受けて義務は知らないよ、という勝手な論法になろう。
 千葉市が行ったシミュレーションでは、3年後に20%ぐらいの人がマイナンバーカードを保有している、という想定がある。つまり予測では遅々として進まない、という答えが出ている。総務省はそれでは不満で、各自治体の尻をひっぱたくことだろう。
 とにかくメリットを享受できるのは、やはり国民の大多数が保有してからの話だ。自治体が独自に取得のためのメリットを打ち出す案もあるが、あまり自治体ごとに差をつけることは、本来の趣旨から反するだろう。
 妙案があるとすれば、マイナンバーの12桁で宝くじでもやってみたらいい。1ヶ月に1人、10万円でもいいではないか、各自治体がそれをやれば、マイナンバーカードに殺到しよう。
 これからマイナンバーに関して、あれこれと話題になることだろうが、5年後にはそのメリットを発揮して、国民の幸せのアップにつなげてもらいたい。私は住基カードも持っているが、あれは何だったろう、と思う。二の舞いになるほど、日本人はバカではあるまい。
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