10年以上使っていたBoseのCDラジオがCDの読み込みができなくなった。もう部品の保存期間も過ぎて、たぶん修理に出せば1万円以上はかかるだろう。
現在、わが家でCDが聴けるのは、ケンウッドのラジカセだけ。これはオフィスにあり、リビングに移動はできない。どうしたものか、と考えた。
BoseはCDこそ壊れたものの、ラジオやAUXは健在。まずテレビのそばにあるパソコンにPC用の光学ドライブをつなぎ、CDを挿入してBoseで再生してみた。音が出るが、ドライブの回転音が耳障りで聴けたものでない。
それなら、CDプレーヤーを買ったらどうだろうか、と当初は思った。あれこれ調べたら、DENONのそれが1万6000円程度で売っていた。これにBoseを繋げば、いい音がするだろうな、とイメージが広がった。
ん、待てよ、と頭の中で誰かが止めた。プレーヤーだけじゃもったいないじゃないか、CDもあるレシーバーを買ったらどうか、と。そうか、そういう手もあるか、とまた調べはじめた。若干高くなるが、やはりDEONの手頃なCDレシーバーは2万6000円前後だった。
ううむ、同じ値段なら、単品よりコンポのほうがいいじゃないか、とまた誰かが囁いた。こうなると対象が広がって、下は1万円ちょっとから上は3万円弱のコンポを調べまくった。
中にはハイレゾ対応もある。そうか、ハイレゾを聴きたくなる時もあるかなあ、とそっちに傾く。しかし、本来はCDを聴くために買うんじゃなかったのか、と原点にまた引き戻される。
ケンウッド、パイオニア、ソニー、オンキョー、パナソニックなどのサイトやレビュー記事をあれこれ探しまわり、それでも決められない。どうしてかというと、Boseがあった時から、さほどCDを聴いていないのだ。つまり不要不急だからこそ、決断を下せない。どうせ買っても、あまり聴かないかなあ、音楽聴くならオリンパスのラジオサーバーもあるじゃないか、とまたあれこれ考えてしまう。
しかしラックの下にある100枚ぐらいのCDに目をやると、やはりもったいないと思う。ケンウッドのラジカセをリビングに移動するか、とも思ったが、ずっと仕事中にラジオを聞いているから、これも動かせないし、そもそもラジカセの音では無理がある。
ええい、と決めたのは、パイオニアの1万3000円ちょっとのコンポ。どうせあまり聴かないかもしれないが、いつでも聴ける環境を作りたい、というニーズに答えられるし、聴いてみて、もっといいものが欲しくなつた時に、買い替えてもおしくはない金額だ。スピーカー付きの2~3万円のコンポは、それほど性能的な差はないし、期待もできない。だから安さがハッピーなのだ。
それにしても、パイオニアはいまやオンキョーと同じ会社。ケンウッドもJVCとセットだし、オーディオ業界の合従連衡が済んだ結果なのだろう。ほとんどのオーディオ機器は、スマホやPCとの連動を謳っている。何十年ぶりにオーディオ機器を調べてみたが、大した変わりようであった。
そうした機器を買って、結局はCDより自分を歌を聴くことになるのだろうなあ、とコンポが届く前からぼんやりと思っている。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/
現在、わが家でCDが聴けるのは、ケンウッドのラジカセだけ。これはオフィスにあり、リビングに移動はできない。どうしたものか、と考えた。
BoseはCDこそ壊れたものの、ラジオやAUXは健在。まずテレビのそばにあるパソコンにPC用の光学ドライブをつなぎ、CDを挿入してBoseで再生してみた。音が出るが、ドライブの回転音が耳障りで聴けたものでない。
それなら、CDプレーヤーを買ったらどうだろうか、と当初は思った。あれこれ調べたら、DENONのそれが1万6000円程度で売っていた。これにBoseを繋げば、いい音がするだろうな、とイメージが広がった。
ん、待てよ、と頭の中で誰かが止めた。プレーヤーだけじゃもったいないじゃないか、CDもあるレシーバーを買ったらどうか、と。そうか、そういう手もあるか、とまた調べはじめた。若干高くなるが、やはりDEONの手頃なCDレシーバーは2万6000円前後だった。
ううむ、同じ値段なら、単品よりコンポのほうがいいじゃないか、とまた誰かが囁いた。こうなると対象が広がって、下は1万円ちょっとから上は3万円弱のコンポを調べまくった。
中にはハイレゾ対応もある。そうか、ハイレゾを聴きたくなる時もあるかなあ、とそっちに傾く。しかし、本来はCDを聴くために買うんじゃなかったのか、と原点にまた引き戻される。
ケンウッド、パイオニア、ソニー、オンキョー、パナソニックなどのサイトやレビュー記事をあれこれ探しまわり、それでも決められない。どうしてかというと、Boseがあった時から、さほどCDを聴いていないのだ。つまり不要不急だからこそ、決断を下せない。どうせ買っても、あまり聴かないかなあ、音楽聴くならオリンパスのラジオサーバーもあるじゃないか、とまたあれこれ考えてしまう。
しかしラックの下にある100枚ぐらいのCDに目をやると、やはりもったいないと思う。ケンウッドのラジカセをリビングに移動するか、とも思ったが、ずっと仕事中にラジオを聞いているから、これも動かせないし、そもそもラジカセの音では無理がある。
ええい、と決めたのは、パイオニアの1万3000円ちょっとのコンポ。どうせあまり聴かないかもしれないが、いつでも聴ける環境を作りたい、というニーズに答えられるし、聴いてみて、もっといいものが欲しくなつた時に、買い替えてもおしくはない金額だ。スピーカー付きの2~3万円のコンポは、それほど性能的な差はないし、期待もできない。だから安さがハッピーなのだ。
それにしても、パイオニアはいまやオンキョーと同じ会社。ケンウッドもJVCとセットだし、オーディオ業界の合従連衡が済んだ結果なのだろう。ほとんどのオーディオ機器は、スマホやPCとの連動を謳っている。何十年ぶりにオーディオ機器を調べてみたが、大した変わりようであった。
そうした機器を買って、結局はCDより自分を歌を聴くことになるのだろうなあ、とコンポが届く前からぼんやりと思っている。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/