団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

新型コロナウイルスあれこれ

2020-03-12 14:23:09 | Weblog
 なかなか新型コロナウイルスの終息が見えない。ここまで感染者数が多くなれば、その正体も徐々に分かってきて、社会的に落ち着きを取り戻していくだろう。
 そのためには、何よりウイルスを蹴散らす薬の発見であろう。現在もインフルエンザや喘息の薬が効いた、効かないと新聞に載ることがあるが、決定的ではない。この薬が発見されれば、人々は一気に安心し、正常な日常に戻ることだろう。
 それを待ちつつ、新型コロナウイルスを考えると、感染して重症化するのは、高齢者や持病のある人。とはいえ日本では致死率は非常に低い。私は高齢者で心臓や腎臓に疾患があり、まあ、危ないほうだろう。
 しかし現在健康で、免疫力は高いと思っている。しかし60代から下の年齢の人は、ほとんど感染しても軽く収まるようだ。よくいわれている37.5度以上の熱があり、身体がだるいなどの疲労感が数日続けば、たぶん感染していようが、そのまま自宅で養生していれば、治癒する可能性は高いし、そもそも発病しない人のほうが多い。
 そうなると、自覚症状なしに歩き回って、高齢者にうつす可能性は高く、だからいろいろとイベント等は自粛しているわけだ。
 いつまで続くかは分からないが、それほど恐れる病気ではなさそうなことが分かってきたのではないか。インフルエンザの一種、あるいは風邪なんだから、寝ていれば治るというわけだ。
 私はまだマスクをしていない。もともと心臓が悪く、マスクをすると息苦しくなるので嫌だった。それでもこれだけわあわあ感染をいいだすと、マスクをしていないと肩身が狭い。だから持って歩いている。
 ウイルスはマスクの障壁程度はやすやすとすり抜ける。だから人にうつされるのを防ぐのではなく、もし感染していたら、人にうつさないのが役割。自覚症状がないこともあり、まあ、マスクをするのは仕方がないことであろう。
 こんなに足りないのだからに、使い捨てをやめて、洗える布製のマスクに切り替えるようにしたらどうだろうか。
 そういえば、例年恒例のマンションの敷地内のお花見が今年は中止になった。これも外で大勢で飲み食いしていれば、白い目で見られる、という自己規制の結果だ。ばかばかしい。オープンスペースでやっていれば感染の危険はなく、室内でも換気をしっかりしてやれば問題はない。
 こうした状況になると、ことなかれ主義が優先する。自粛、延期、中止で経済損失は大きい。日本は消費増税と新型コロナウイルスのダブルパンチが襲って深刻であるが、中国人が少ない銀座や浅草は気持ちいいものである。多少はいいことがないと、と思う昨今である。

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