手巻き寿司パーティーは大盛況のうちに終わった。
浩介さんは終始ニコニコと楽しそうだった。時折、浩介さんがお兄ちゃんのことを目を細めて愛おしそうに見ていることも、お兄ちゃんが心配そうに浩介さんを見ていることも、時々二人が目があっては微笑みあっていたことも、私は見逃さなかった。ええ。見逃しませんとも!
手巻き寿司パーティーでは、どの具材の組み合わせが一番おいしいかを発表しあったり、新たな組み合わせの開発をしようと盛り上がったり、最後の一すくいのイクラを誰が食べるかでじゃんけん大会をしたり……と、渋谷家ではわりと恒例の光景だったのだれども、浩介さんにはどれも新鮮で驚きの連続だったらしい。
食器の片付けをしながら、浩介さんが「素敵な家族で羨ましい」といったのに対し、西子が素で、
「浩兄だって、家族の一員じゃん」
と言い、浩介さんが嬉しそうに笑みをこぼした。我が娘ながら花丸百万個の素敵発言だ。
母の体調は、期待通り順調に戻ってきていた。
手術後しばらくは毎日病院に通わなくてはならなかったり大変だったのだけれども、父も自炊できる人だし、私も姉もわりと近くに住んでいるので交代で様子を見に来たりして、どうにか乗り切った。
兄も折をみてはちょこちょこ実家に顔をだしていた。
しかし、その実家通いのための電車内で、浩介さんのお母さんに偶然姿を見られたことが、今回の来襲につながったようだ。うちの実家と浩介さんの実家は最寄り駅が隣なのだ。
夕食の片付け後、西子は彼氏と狩りに行く約束をしているそうで(ゲームの話ですっ)、ネット環境の安定しているお兄ちゃんの部屋にいき、両親とお兄ちゃん達と私とでリビングで食後のコーヒーを飲んでいた時のことだった。
浩介さんがおもむろに、頭を下げてきた。
今日は申し訳ありませんでした。おそらく、今後も母親が迷惑をかけることがあると思います……と。
僕の両親は、昔から子供を自分の所有物としか思っていない。少しでも意に反することをすると徹底的につぶしにかかってくる。
どうにか、渋谷家の皆様にご迷惑がかかることのないよう説得しますので……と。
「まあ、うちのことは気にしないで大丈夫だよ」
震える手を握りしめて頭を下げている浩介さんの肩を、父がポンポンとたたいた。
「我々は細々と年金生活してるくらいでね、失うものは何もないから何があっても大丈夫だよ」
「…………」
「それよりも、君たちが幸せに暮らすことを最優先に考えなさい」
お父さん、やたらとカッコいいことを言うと、「明日提出期限の絵があるから」とアトリエにこもりに行ってしまった。自分で言ってて照れたんだろう。顔赤かったし。でもかっこよかったよ。
残された母と私とお兄ちゃんと浩介さん。しばらくの沈黙のあと、母がポツリといった。
「まあ……子供の成長っていうのは、母親の通信簿みたいなところあるからね。自分の思う方向に行かせようと思う気持ちは分かるわよ」
「うん。分かる分かる! 通信簿だよね!」
私も西子が小さい頃には特にそう感じることがあったため、激しく同意したけれど、お兄ちゃんと浩介さんは、ハテナ?という顔をした。
キョトン、としている男2人に、いい?と人差し指を立ててみせる。
「言葉が遅いのは母親の語りかけが少ないから、とか、夜泣きをするのは昼間たくさん遊ばせてないから、とか乳幼児時代なんて、どんだけ母親に責任負わせんだよってくらいまわりから責められるんだよ」
「……………」
「小学校上がってからも、朝食はどのようなものを食べさせてますか? 夜は何時に寝かせてますか? そんな時間に寝かせてるから、成績が悪いんですよ。お母さんの責任ですよ。とかね」
「ああ……」
だからなのかな……とお兄ちゃんが言った。
「子供が風邪引いても、自分が引かせてしまったって妙に責任感じてる母親って結構いるんだよな」
「でしょ?」
お兄ちゃんは小児科医。ネットの口コミ掲示板ではやたら評判高いので、どう接しているのか興味がある。
「お兄ちゃん、そういう時なんて答えるの?」
「子供は風邪を引くものです。それで強くなっていきます。一緒に乗り越えましょう……みたいな」
「うわ。完璧」
こりゃ渋谷先生、人気出るわけだ。
「すごいね。お兄ちゃん。そんなん言ってくれる先生のとこなら通いつめるわー」
「別に普通だろ」
肩をすくめるお兄ちゃん。イケメンで優しくて頼りがいがあって、我が兄ながら外面は完璧だ。外面はね。
「責任感じてる母親にとって、そのセリフはすっごい救いになってると思うよ?」
「そうよね。子供に起きることは、親の責任ってところあるからね」
母が深く肯いた。
「子供が人の道から外れず育つのかどうかも、親の責任……ってね」
「……それは」
お兄ちゃんが何かいいかけて、黙った。
奇妙な沈黙が流れる。
この沈黙は……兄の問いかけだ。
「おれのことにも責任を感じているのか?」
という……。母がその沈黙の意味を悟ったようにつぶやいた。
「まあ、慶のこともね、今でこそ吹っ切れたけど、責任感じてたことあったのよ」
「え」
お兄ちゃんも私も、そして浩介さんも母を見返す。
ちょっとドキドキしてきた。浩介さんの前で変なこと言わないでよ?お母さん……。
「慶のことは、本当にほったらかしで育てちゃったからね」
「ほったらかしって……」
「生まれてすぐのころは、椿の小学校のPTAの仕事が忙しくて全然構ってやれなかったし……」
「………」
「南が生まれてからは、ほら、ねえ……椿に任せっぱなしだったし」
私は生まれてから小学校高学年になるまで体が弱くて入退院を繰り返していた。その間、お兄ちゃんのことは8歳年上のお姉ちゃんがずっと面倒をみていたらしい。だからなのかお兄ちゃんは重度のシスコンだった。
「だから、高2のお正月だったわよね? 浩介君と付き合ってるって知って……。ああ、親の愛情不足のせいで歪んだ方向に走ってしまったんだって、ほったらかしてたこと後悔したのよね」
「え!!」
私とお兄ちゃん、同時に「え!」と叫び、浩介さんは真っ白い顔をして固まった。
「いやいやいやいや、そんなの関係ないし!」
「関係ない!関係ない! だいたい、愛情不足って思ったことない!」
あわてて手を振る渋谷兄妹。すると、母は頬に手をあてて、
「それか……小さい頃面白がって、女の子の格好させたりしてたのが良くなかったのかしら、とか……」
「え、そうなの?」
それは初耳。
「南が生まれる前にね。だって慶ってばそこらへんの女の子より可愛かったから、つい……」
「うそ! 写真とかないの?!」
「それは大昔、ネガごと処分した!!」
お兄ちゃんがプリプリ怒って叫んだ。
「だいたいそんなの2歳になる前の話だろっ」
「だけど気になってたのよ。でも、こないだ浩介君が、慶が亭主関白だって言ってくれて……」
「え?!」
ちょっと待て。それは聞き捨てならない。
「え、お兄ちゃんの方が亭主、なの?」
「南、そこに食いつくなっ」
「食いつくでしょっ。それは精神的な話? それとも肉体……」
「みーなーみーっ」
思いっきりクッションを顔におしつけられ、言葉が続かなかった。
「お母さん! そういうこと言いふらさないでよ?!」
お兄ちゃん、すごい剣幕。しょうがない。この件に関しては今度浩介さんを問い詰めよう。
「言わないわよ。まあ、とにかく親は子供のことに責任を感じてるって話よ」
「…………あの」
今まで黙っていた浩介さんが、思い切ったように切り出した。
「お母さんは……慶さんと僕のこと……反対ですか?」
おおっと。直球な質問!
母はあっさりと答えた。
「当然、昔は反対してたわよ? でも今は大丈夫。それに前に南に言われたのよね。『お兄ちゃんを暗黒時代から救い出したのは浩介さんだよ』ってね。だから浩介君には感謝しないとと思ってるのよ」
おお。そんなこと言いましたな。
「暗黒時代?」
なんのことだ?というお兄ちゃん。浩介さんも目をパチパチさせている。
あら、自分の消したい過去は忘れたふりですか?
「暗黒時代ですよー。ほら、お兄ちゃん、中3の夏に足怪我してバスケできなくなって……」
「それが暗黒時代?」
「じゃなくて。その上、お姉ちゃんがお兄ちゃんの主治医だった近藤さんと付き合いはじめて……」
「……………」
お兄ちゃん、嫌~な顔をしはじめた。けけ。ざまあみろだ。
「ひどかったよねーあのころのお兄ちゃん。全然しゃべらないし、口開いても『うるせえ』とかそんな言葉だけでさ、ずっと部屋にこもってて出てこないし、ときどきクッションとか壁に投げてたし、ずっと眉間にしわよってたし」
「それは10代男子にありがちな反抗期ってやつだろっ」
「いやー反抗期とはちょっと違ったよねーあれは八つ当たりだよねー。まあ不良になったりしないで、その鬱憤を部屋にこもって受験勉強することで晴らしてたってあたりがかわいいもんだけどね」
「…………」
反論できないお兄ちゃん。浩介さんは驚いたようにお兄ちゃんを見つめている。
「で、高校に入っても、あいかわらずなんか暗ーく毎日勉強ばっかりしてて、口もきかなくて……」
「それはあの高校のレベルに追い付くのに必死で……」
「でも、そんなとき!」
お兄ちゃんの言葉を遮り、パンッと手を打つ。
「お兄ちゃんは運命の出会いをするのです。それが放課後の体育館で一人バスケの練習をしていた浩介さんでした」
「……………」
「浩介さんに出会ったことで、お兄ちゃんは暗黒から脱却し、キラキラな青春……うわわ」
再びクッションを顔におしつけられた。
「お前、もう黙れ」
「えーこれからがいいところなのにー。ねえ? 聞きたいでしょ? 浩介さん」
「え……あ……」
浩介さんは戸惑ったような表情をしている。
「浩介さん? どうかした?」
「あ、いや……、慶がお姉さんと仲良かったって話は聞いたことあったけど、そんな時代があったのは初耳で、びっくりしちゃって」
「そっか。もー、あの数ヶ月は家庭内すっごい険悪な雰囲気でホント最悪だったんだよ。ねーお母さん?」
「本当よね。どうなっちゃうのかと思ったわよねえ」
母もうんうん肯くと、お兄ちゃんはブスーッとした顔をして、
「あーはいはい。すみません、すみませんでした! 申し訳ありませんでした!」
「椿もお嫁に行くのに慶のこと気にして気にして……」
「それは昔、椿姉にも謝ったよ!」
勘弁してくれ、とお兄ちゃんは立ち上がった。コーヒーのおかわりをしにいくらしい。
「だからね、浩介さんには感謝してるんだよ。あの暗黒お兄ちゃんを元にもどしてくれて……」
「え……そんな」
浩介さんが目をまん丸くしていると、母が「そういえば」と人差し指を口にあてた。
「前から思ってたんだけど、浩介君と椿って似てるわよね?」
「え」
「ちょ、お母さん」
私もそれは高校生のころから思っていたけれど、触れないでいたんだよっ。
「ねえ? 南もそう思わない?」
「あー……」
母が気にせず言ってくる。
いやいやいや、それ、微妙じゃないですか? だから好きになったみたいな感じしちゃうし。
しかも今の話の流れも、大好きなお姉ちゃんを取られて暗黒時代に突入したけれど、似ている浩介さんが現れたから元に戻れた、みたいになっちゃうじゃん。
「ちょっと、お母さんっ」
台所から慌てたようにお兄ちゃんが戻ってきた。
「変なこといわないでくれる?」
「別に変なことじゃないでしょ」
「変なことだよっ」
お兄ちゃんのこの慌てよう……。
え、もしかして、自覚あったの?! 浩介さんとお姉ちゃんが似てるって!
お兄ちゃんは焦ったような顔をして、浩介さんの隣にすとんと座ると、
「浩介、あのな、そういうことじゃ……」
「え、そういうことって?」
「あ、いや……」
口をつむぐお兄ちゃん。
浩介さん、大きく瞬きをして、お兄ちゃんを見返した。
「おれ、似てる?」
「え、あの………」
お、お兄ちゃん、墓穴掘らないでよ?!
そこへ母が空気を読まず、横から口を出した。
「似てるわよー。だから一緒に台所に立ってても違和感がないのね」
「お母さんっ」
お兄ちゃんと私、再び同時に叫んだ。きょとんとする母。
そんな中で………
「わあ………嬉しい」
「え」
ほうっとため息をつくように、浩介さんがつぶやいた。
………嬉しい?
「嬉しいって……浩介?」
「だって、嬉しいよ。すごく。すっごく」
お兄ちゃんににっこりとほほ笑みかける浩介さん。
「この23年の疑問にやっと答えがもらえた感じ」
「23年の……疑問?」
お兄ちゃんはもちろん、私も母も、ハテナ、と首を傾げた。
でも、たぶん、浩介さんにはお兄ちゃんしか目に入っていない。見ているこちらが照れてしまうほど、まっすぐにお兄ちゃんの瞳だけを見つめている。
「おれね、ずっと不思議だったし不安だったんだよ。どうして、慶はおれを選んでくれたんだろうって」
「不安て」
「不安だよ。慶はいつでも強くて綺麗で輝いてて眩しくて……。おれなんかと一緒にいていいのかなって思うし、おれなんかふさわしくないっていつも思ってるし」
「浩介……」
え……と声をあげそうになるのを、口を押さえてこらえる。浩介さんてばそんな風に思ってたんだ。
横をみると、母も同じように、口を押さえて話の成り行きを見守っていた。うん、余計なことを言わないようにそのまま口押さえておいて!お母さんっ。
「でも、よかった」
浩介さんはふと目もとを和らげた。
「慶の大好きなお姉さんに似てるっていうのが理由なら、納得できるというか……ちょっと自信がつくかも」
「……………あほかっ」
「いてっ」
ゴンっと、浩介さんのこめかみのあたりに、お兄ちゃんのゲンコツが思いきりヒットした。い、痛そう。
「ばかばかしくて話しする気にもなんねー」
立ち上がり、浩介さんを正面から見下ろすお兄ちゃん。
「なんでそうなるんだよっ。おれは別に椿姉に似てるからお前のこと好きになったわけじゃねーよっ」
「慶」
「おれにとってお前は……っ」
わあ!!こんなシーン目の前で見られるなんてー!!……って息をひそめて見つめていたのに……
はた、とお兄ちゃん、私とお母さんがいることを思い出してしまったようだ。
お兄ちゃん、気の毒なくらいバーッと顔を赤らめると、
「そ、そろそろ帰るぞっ。おれ荷物取ってくるっ」
わたわたとリビングから出て言ってしまった。
ちぇー。もっと聞きたかったのに……。
「慶があんなこというなんて、ねえ?」
母がクスクス笑いながら、私のことを肘でつついてきた。
「ああ、面白かった」
「面白かったってお母さん……」
意外とうちの母、性格悪かったりする。
「浩介君、もっと自信もって大丈夫よ? 慶はあれで一途な子だから、ずっとあなたのこと好きでいるわよ」
「お母さん……」
浩介さんはどう受け取ったものかと戸惑っている感じだ。
「でもなんで僕なんかを……」
「僕なんかって」
「あの、お姉さんと僕って、どこが似てますか?」
浩介さん真剣……。
母は、んーっと一度上を向いてから、人差し指をピッと立てた。
「真面目なところ。優しくてフワフワしたところ。それでいて中では激しい感情が渦巻いているところ。……ってとこかしら?」
「……………」
浩介さんが驚いたように目を瞠った。
真面目と優しくてフワフワはともかく、激しい感情が渦巻いている? お姉ちゃんと浩介さんが?
ハテナハテナハテナ、と思っているところに、西子とお兄ちゃんがリビングに入ってきた。
「お母さーん。てっちゃん今からお風呂入るっていうから、今のうちに帰りたいんですけどっ」
「浩介も帰るぞ。明日早いんだろ?」
「あ……うん」
浩介さんはお母さんとまだ話したそうだったけれど、自分とお兄ちゃんのコーヒーカップを持って立ち上がった。
「下げるだけでいいわよ。洗うのはいいから置いておいて」
「はい」
台所に行きながら、浩介さんとお母さん、何かコソコソ話している。なんだろう……。
でも、それが終わってこちらをむいた浩介さんは何か憑き物がとれたようなスッキリした顔をしていて……
「西子ちゃん、今日はビックリさせちゃってごめんね。明日頑張ってね」
「うん。ありがとです」
浩介さんに両手でピースサインをつくってみせる西子。そういえば明日クラス対抗のバスケットボールの試合があるんだった。
毎回恒例の、母のあれ持って行けこれ持って行け攻撃で、きた時の倍の荷物を持って渋谷家を後にした私達。
「浩介さん、さっきお母さんに何て言われたの?」
「え」
ピッと車のロックが解除された音。浩介さんは、にっこりとすると、
「内緒」
「えー」
「じゃ、南ちゃん、西子ちゃん、またね」
「えー」
私のブーイングをものともせず、運転席に乗り込む浩介さん。
お兄ちゃんも眉をへの字にしたまま、助手席に乗り込み、こちらに手を振った。
「じゃあな、気をつけて帰れよ」
「えー」
答えてくれないまま、二人を乗せた車はいってしまった。
くそー。気になる……。
「ちょっと戻っていい? おばあちゃんに聞きにいってくる」
「ダメダメっ。早く帰ってくださいっ」
「えー」
西子に拒否られ、しょうがなくこちらも車に乗り込む。
諸々疑問点に関しては、おいおい追求していくことにしよう。
今日は思いのほか、おいしいシーンをたくさん見られた。今書いている小説のネタに使えそうだ。
とりあえず、お兄ちゃんと浩介さんがいまだラブラブだということが確認できて、満足のいく一日となった。
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ということで、南ちゃん視点でした。
長々と書いてしまった……。
「あいじょうのかたち」の私の中の最大目的(?)は、『浩介救済』なんです。
浩介は、自分が慶に愛されている、ということは分かっているのですが、
なんで自分なんだろう?っていう不安をずっとずっと抱えているんです。
なんでこんなに綺麗で完璧な人が自分なんかを求めてくれるんだろう……と、不安で仕方がない、という……。
慶母が浩介に言ってくれた言葉、は、また後日。浩介視点の時にでも書きますかね。
浩介さん、今の幸せを壊させないために、とうとう両親との対決を決意いたします。
でも次回は、順番からいったら慶なので、慶視点いっときますかね。
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