きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

市道3号線経由「桜の城」へ

2012-04-07 16:38:57 | 近場の異邦人
3月末に開通した某市道3号線というのがあって、周囲がやたら「便利になったよ」と言うので言ってみることにする。
これは開通直前。讃岐と伊予を結ぶ幹線国道のバイパス側の入り口。

そして新しく開通した道へ。

昔から細い道はあって、車一台がやっと通れるぐらいの道。それでも山側の斎場と処分場までは結構幅の広い道は以前からついていた。

走るにしても細いいわゆる旧道の方が趣があっていいのだが、いかんせん交通量が少なくなって万が一の時のことを考えると二の足を踏む。風情はなくても山を通るなら道は広いに越したことはない。
ですぐに急坂。

とはいえ思ったほどに距離は長くないと感じる。坂を越えると以前から処分場まで通っていた広い道があった。

少しして斎場を通る。市が管理するところであるためか、墓石の規格が統一されている。正面からは正方形、横からは、縦の片方だけ長い台形。まだまだ分譲スペースが残っている。斎場の近辺の桜も咲いていた。
「しまなみ」に続く国道に予定通り出て、市内に向きを変える。スーパーでトイレを借りる。出てくると、その裏が見事な桜街道になっているのに気付き、儲けたなという感じでその下をくぐる。

橋を渡る。市内にこんなところがあったとは知らなかった。

やがて道後の城に着く。中世の伊予はここが一つの拠点だった。

桜が咲いているので中に入ろうと思ったが、バーベキューの臭いに興ざめし、パスする。自分が喰らう分には問題ないんだが、ねえ。
でさらに市内に進む。今度は近世の伊予の拠点。いわゆる市内で「お城」といえばここ。リフト、ロープウエーで上がることもできる。儂も子どもが小さいとき楽しみました。

城に桜というのは、結構普通にありなんかなと思う。

思った以上にくっきりと遠くまで見える。

海まで見渡せる。

こうして、城から麓を見下ろすことが普通になってくると、人間「殿様的」になってくるのかなと思ったりする。下々の・・・みたいな。これは、あまりいい意味ではなく。ここまで来てそんなことを思わなくてもいいのにと思いつつ。
まあとりあえず、久々に上まで上がって気分転換になった。売店の「生」は500円だったので、城で一杯は断念して下まで降りてコンビニで買うことにする。帰りは違う方から降りる。

降りた側で一番近いコンビニは、安いつまみが無かったので閉口するが、珍しい第3麦酒があったのでそのまま購入する。

上まで上がる気力はない。堀の桜の傍で慰労した。満足した。2本呑みたかったな。

ちなみに、先日の駅にはこんなポスターが。夜桜いいなあ。

また来年もみたいなと。また来年ものみたいなと。