をもらったから、と実家から電話があったので取りに行く。
二日連続で峠越えというのは記憶にはないな。
ハーフと少しの距離でしかないはずだが、坂のきつさに自然と足が遠のくのかもしれない。
それでもまあ、暖かさと桜に誘われ、走っていく。
午後遅くに出たため、日が傾き、気温がぐんと下がる。
一日でずいぶん散っていた感じがした。
墓に寄り、実家に着く。
うまい。
もちろん、家用にもいくつか持たされる。帰りはバス。バス停まで、それほどの距離はないが、親父に乗せていってもらう。
帰り道、暗くなる手前の山道は、行きと全然違った風景だった。