きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

愛媛マラソンのリハーサル

2012-12-26 22:00:00 | 真面目な練習
久々の「走る」ネタです。

先日、もう残り2ヶ月というのに、まだ全くコースを走っていなかったので、走ってきた。フルに試走したのは今回が初めて。地元のコースなので、まあこれぐらいしてもいいかと。
この日は、始発で出て堀之内に行く。朝7時前。

で県庁前を本番同様にスタート。

東に進み、国際ホテル前を左折。

その後、城山の東側を北に向かい、平和通りを左折。

平和通りから国道へ。

国道を北へ。

やがて、通勤ランのルートと交わる。

ようやく7キロか。この先から、バイパスへ向かう。

バイパスに入ると田舎になる。海が見える。

考えてみれば、街中を走るときは、応援が多くて有り難いし、バイパスに入ると海が見えるしで、県外から参加するランナーにもおもてなしは十分できるコースなんだなと改めて思う。
トンネルを抜け、旧H市へ。ここからしばらくはバイパスならではの田舎道。細かなアップダウンが意外にある。
この日はここで、3回目のトイレ。そして、ココアとチョコバットを捕球もとい補給。時間は2時間少し経っている。で体が温まってから再出発。
そして立岩川の手前。

測道を入って、右に折れる。

ずいぶん田舎に来た気がする。烏の巣か?幾つか見つける。

地元の某有名で高級なY饅頭の工場があり、その先の井口橋が第一折り返し。

そして第二折り返しに向かう。イメージとしてはすぐのように思えてなかなか着かない。
軽い傾斜を上ると鹿島が見える。

景色はいいが、まだまだ先は長い。

その先を左に曲がり、地元S大のセミナーハウスを目指す。
あれ、前よりほんの少し手前に第二折り返しが。

それでも何となく長くてここが我慢のしどころというのは変わりない。折り返して元来た道に戻り、国道へ。
国道に戻って程なくすると残り15キロ。

残り15キロということは、まだ30キロは走っていない。ヤマはまだ先。ここから5キロの単調なバイパスを我慢できるかがポイントだと思う。

そして、トンネルの手前が32キロ。ここからは残り10キロ。本当の勝負どころ、かなと。

以下、本番用のメモ。

1つめ:スタートし国道から高縄山の方を向いて走る道に入るまでが、約19キロ弱。10キロ過ぎるまではペースは上がらないだろうし、ここまでは走っているうちに入れないつもりで、淡々と距離を稼ぐ。だいたい夏目のパルティが15キロだったので、ここまでにキロ5分にペースを安定させておく。軽い上り下りがあるので惑わされないようにする。
2つめ:第一折り返しから第二折り返しを経て国道に戻るまでが、約8キロ弱。ここは思ったより長く感じるはずなので、まだかまだかと焦らないこと。
3つめ:国道に戻ってから5キロは兎に角一番我慢。トンネル手前の32キロ表示が出てからペースを上げるようにする。行き同様、細かな上下はあるので惑わされないように。
4つめ:トンネル抜けて最後の坂越えて周囲がにぎやかになってからが残り約5キロ。最後の坂は、キロ5分半で充分なので、力を出し切らないようにすること。
5つめ:残り5キロからは、2・2・1キロぐらいで気持ちを区切りつつ修正する。

ゴールは遠いようで近い。近いようで遠い。

マラソンは深いです。
一昨年は、体調今ひとつながら我慢できた。その前は、ハーフ手前からロングスパートで、自己ベストが出た。走ってみるまではわからないのが市民ランナーのレベルなんだろう。直前の調整、その日の朝の調整等々、不安は多いな。

そしてこの日、30キロを過ぎた辺りから、足首やら膝やらに違和感が出る。時々練習で30キロ超えはしているはずだが、と原因を考えながら走っていると、思い当たることが二つ。
一つは、走り方。
もう一つは、靴。
最近、通勤ランで結構6分着るぐらいで走りきる回数が増えた。脚をずり足にせず、やや上げている。上げているということは、衝撃はかかる。しかし、靴の減りはやや鈍くなってる(まあこれが上がっている証拠かなと勝手に思っている)。
そして、この日の靴はアシックスのゲルパルス。それほどぼろい靴ではないが、ネクサスやニューヨークに比べると、信頼度は少ない。20キロはどうってことなくても、30キロ越える走りの時は、靴の性能はもろに出てくる(これは本当)。確かに時々30キロ越えは走るとはいえ回数にすればほんのわずかなので、鍛え方が足りないというだけなのかもしれないけど。

写真撮ったり、コンビニでトイレ入ったりしたのを含めて約5時間45分でゴール。それでも水分(ココアと御菓子)補給は1回だけ。最近面倒なので水分摂りながら走ってないのだが、それがここに来て逆に少し気になっていたりする。
何というか、この日の走りからキロ3分縮めても3時間30分は切れない。

完走してやれやれというより、途方もない壁があることに改めて気付いて愕然とした次第である。