きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

車いすのレーサー用手袋を作るという話(現時点での作り方メモ)

2020-09-05 15:21:14 | 真面目に漕走
いつものように競技用三輪車で漕走後、麦を摂る。で今日は久しぶりに手袋を作る。今回で3つ目か。

競技用に乗り始めて、手袋は既製品に手を加えるようにしている。

近所のホームセンターではなく、スーパーの作業品売り場で見つけた格安の作業用皮手袋2つがペースになる。2つで500円ぐらい(ホームセンターならこの倍以上)。加えてボンド代が100円ぐらいかかって、100均で帯状のゴムを買ってそれを巻く。

修正を繰り返すため、ごぞごぞと費用はかかるがそれでも一つあたり700円余りぐらいか。
安い分、臭いがきつい。そのためこれを2日ぐらい天日干しにしてから作業を始める。

基本的にゴムを巻いて、皮で補強する。この繰り返し。

樹脂なんかも買ったが、結局使わなかった。

初めは何がうまくハマるのか分からずに、こうしたチェンソーの振動に対応するような手袋まで買った。これは結構高かった。

結局、基本、皮をつぎはぎするということになる。同じものが2つできない世界だが、一応考えてつぎはぎしている。

右が上手くいって左がしっくりこないとか、あるいはその逆とかで、毎回漕いだ後で調整する。これは漕いだ直後にだいたいの目途をつけておかないと、忘れてしまう。
ネットで見てもあまり参考になるサイトはなかったが、いくつか見て、これでいいんかなぐらいの感じで作るようになった。基本は、日常用車いすを漕ぐ漕ぎ方と変わりがないのではという仮説の基で、いろいろと試行錯誤している。この辺、ランに比べて情報がないのは確か。
今一番難しいのが親指の具合。厚すぎるとリムにしっかり食い込まず滑る。逆にここがしっかりしていないと、爪を傷める。

実を言えば今、左の爪が死んだままになっている。ラン時代は両足の人差し指の爪が全然生えてこなかった(今は生えてくるようになった)が、それに近い感じか。

今日の爪。