ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 ２日目終了！

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012　
２０１２年　世界フィギュアスケート国別対抗戦（ＷＴＴ）２０１２　２日目終了しました！

今日も昨日に引き続きすばらしく濃い１日でした。ああ、満足♪

さっきホテルに戻ってきて、ちょびっと落ち着いて、男子のスコアを見ましたが、、、
ケヴィン、あのループも４回転だったんだね・・・・おばさんびっくりよ！
（もちろん成功してないけども）
彼のサルコウとトゥループはやっぱり見慣れたせいか、「ちゃんと４回転なんだな」と認識できるようになりましたが、やー、ループはわかんなかったわー。

大ちゃんのスコアがとんでもないことになっとりますが
ええと、あの４回転、、、ちゃんと４回転だったけども、加点はちょっとご褒美すぎなんじゃ・・・・・とは思います。
（念のため繰り返しますが、あたし、大ちゃん好きですよ）
とにかく大ちゃん、おめでとう！！！！！しびれたよ！！！！！

今日一番心配していたイタリアペアですが、なんとか無事にショートを乗り切りました。
なにしろ昨日１日中応援張り切っていましたからね、特にホタレック。。。。
わたしは彼らのことがものすごく好きですが、（今回出場している選手の中では実は一番好きかも・笑　あー、ブライアンは別格ですが。）だからといって、盲目的に彼らの順位がよければいいとも思っていません。
ペアとしての力は、実際、そんなにずば抜けて凄いわけじゃないですし。
彼らは、自分たちの欠点を上手くカバーしたつくりの素敵なプログラムを、
ミスを最小限に抑えて滑って、ようやくほかのトップ１０レベルのペアと戦えるんですから。。（だってほんとだもん。。。。）

だから今日は、、、、ほんとに、生きた心地がしませんでしたが（特に３ツイストリフト・・・）とりあえずノーミスでＳＰ終えたのは良かった・・・・（あの３ツイストは、今彼らにできる精一杯なんですよぅ。）
もっと難しいことをやってるメイガンとエリックには、まことに、申し訳ないばかりなんである。（メイガンたちも好きなんで、なおさら心が痛む。）

ああそれにしてもなんて美しい２人！
そしてなんて素敵なプログラムなんだろう。
カメ先生とクリロワのセンスはほんとに素晴らしい！

明日も生きた心地がしないと思いますし、カナダとアメリカに一気に抜かれちゃうかもしれませんが、いい内容でシーズン最後の試合を終えてくれたらと願うばかりです。




個人的には、一番感動したのは、ナタリー＆ファビアンかなー。
ワールドより得点低かったですが、でも、ワールドより良かったんじゃないかいね。
素晴らしかったです。

メリルとチャーリー、テッサとスコットに関しては、もう単純に、観て楽しませていただきました。素晴らしいスケートをありがとう、という気持ち。


くわしくはまた改めて。


明日のペアと女子フリーも大満足の１日となることを祈っています。


しかし、最終日を前にしてあれですが、、、、応援はやっぱりイタリアがダントツ優勝だね（笑）フランスもいいけど、、、やっぱしイタリア、、、すごすぎます！

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 初日③女子シングルショートプログラム

続いて女子シングル。
製氷時間はなんかパンダの気ぐるみさんのスケートショーが一瞬あり、
ＩＳＵの女子シングルの歴史映像なんかが流れていました。

ショートプログラムの結果
ジャッジスコア
Ladies - Short Program

1 Carolina KOSTNER ITA 69.48 36.34 33.14 8.25 7.96 8.29 8.43 8.50 0.00 #12
2 Akiko SUZUKI JPN 67.51 36.48 31.03 7.86 7.54 7.96 7.64 7.79 0.00 #11
3 Kanako MURAKAMI JPN 63.78 34.52 29.26 7.36 7.04 7.43 7.36 7.39 0.00 #9
4 Gracie GOLD USA 59.07 33.36 25.71 6.50 6.29 6.50 6.46 6.39 0.00 #1
5 Ashley WAGNER USA 57.52 30.46 28.06 7.04 6.82 6.93 7.11 7.18 1.00 #7
6 Adelina SOTNIKOVA RUS 56.12 28.75 27.37 6.93 6.54 6.86 6.93 6.96 0.00 #8
7 Yretha SILETE FRA 54.83 31.40 23.43 6.00 5.57 5.96 5.93 5.82 0.00 #2
8 Valentina MARCHEI ITA 53.52 28.15 25.37 6.43 6.07 6.46 6.29 6.46 0.00 #6
9 Alena LEONOVA RUS 50.92 22.72 28.20 7.25 6.79 6.89 7.25 7.07 0.00 #10
10 Amelie LACOSTE CAN 48.61 23.72 24.89 6.32 6.04 6.14 6.29 6.32 0.00 #3
11 Mae Berenice MEITE FRA 48.57 27.59 21.98 5.61 5.29 5.46 5.57 5.54 1.00 #4
12 Cynthia PHANEUF CAN 45.99 22.54 24.45 6.18 5.93 5.93 6.18 6.36 1.00 #5

１番滑走のグレイシー・ゴールド
か、、、、可愛い。可愛いだけじゃなく、上手い！
いい子だなあ。
金平糖のヴァリアシオンをアレンジした曲で（しかし編集が微妙すぎる。。。）シニアデビュー戦をいい形でスタート。
これからが楽しみです！

２番目はイレータ・シレテ
ずっと賑やかなイタリア席もそうですが、フランス応援団はどの国の選手にも盛大な応援をしてくれてて、嬉しい。それでもやっぱり自国の選手への応援は熱が入ってて観ていて楽しいです。
今季からシニアに上がってきましたが、自国ナショナルでは２年連続チャンピオンのイレータ。なかなか良い滑りだったと思います。しかし映画効果とはいえ、、、あの白鳥の湖の編曲の微妙さといったら、、、、（バレエ好きには気持ち悪い編曲なのよね・汗 。。。最終場面の曲から始まって、あっちこっちの場面に飛ぶ構成だから、なんだか居心地悪いです。。。。）

３番目のアメリー・ラコステ
ちょっと移動の疲れがあるのか、本来の出来ではなくて、ものすごく悔しそうでした。
練習ではきれいに降りていた３ループ＆３ループ。あれ、決まってたらすごかったんですけどね。
フリーでがんばって欲しいです。


４番目のマエさん。
転倒や細かいミスはあったんですが、シーズン序盤だったＮＨＫ杯の時と比べたら、とてもこなれていて、良かったと思います！

５番目のシンシア。
彼女も、本来なら、こういう順位に沈む選手じゃないのですが、、、
やはりジャンプが決まらないと痛いですね。切ないなあ。
ステップはかっこよかったです。
私の中ではシンシアはちょっと曾根さん的ポジションなのです。
シンシアはイロモノはやらなさそうなんだけど、
なりふりかまわず、曾根ちゃんみたいな路線で行くと大バケすると思うんだよな。
（しかし得点は稼げないだろうけども）

６番目のマルケイ。
いやその。。。マルケイ、、、良かったと思うんだけどもね、、、、
イタリア応援団の踊りが激しくて、そっちがどうしても目に入っちゃって困ったよ。。。
そんなイタリアが大好きです。


第２グループ
なんとなく私自身が移動の疲れや、アイスダンスと男子シングルで燃え尽きちゃったのか、「ふぁー、なんかちょっと眠いよ」って思っていたのですが、、、、、
すごかった、第２グループ！
（しかし、やっぱり、男子の後での女子ってのは。
どうしてもパワーとスピードが。
個人的には男子が後のほうが楽しいです。）

７番滑走のアシュリー
ああ、アシュリー、なんで２アクセルで転んじゃったのょーーーー。（涙）
スタオベの準備万端だったのに。。。。。
もったいない！
フリー頑張って！！！！！！！

（関係ないけども近年の女子の衣装では、毎回アシュリーとファヌフの衣装が楽しみです。
センス抜群なんだもーん。キーラも素敵だけども、キーラの場合、、、中身がずば抜けて美しいからね）


８番目のソトニコワ
最近のロシアのジュニア女子はほんとにおそろしあですが、いやー、ソトニコワ、、、ソチが楽しみですね！個人的にはタクタミシェワより好みかな。フリーを観てみないとわかんないけども。


９番目のかなこちゃん
すばらしい。完璧！
３トゥ＆３トゥも安心して見ていられますね～。
あとはフリーだなぁ。ルッツがなぁ。

ああしかし、かなこちゃんも大きくなってしまった。。。。
ジュニアに上がったばかりの頃はあの音感の良さと踊りの上手さに、「ダンスに欲しい・涙。しかしあれだけジャンプを跳べるとダンスは無理」そしてあのちみっこさに「ぺ、、、ペアなんていかがかしら？」と願っていたのよぅ。
ちょうど新採点でのダウングレードがすんごく厳しい時期だったから、シングルやめて、ペアにカモーン！！！！ってよからぬ願いを抱いていたのですが。。。。
ジュニアグランプリや世界ジュニアでのご活躍に拍手しつつも、、、、
心の中では「あああああ。ペアの人材がぁぁぁぁぁ」という状態だったここ数年。

昨日のショートで、その（勝手な）未練もようやく（←今頃）ばっさり捨て去ることができました。

満知子デラックスは誰が書いたんですかねー。大ちゃんなのか、小塚くんなのか。。。

１０番滑走のレオノワ
３トゥ＆３トゥは完璧ではなかったけれども、ほぼ良かったのですが、彼女にしてみたらここからリズムが狂ってしまったんですかねえ。フリップすっぽ抜けからは、「悪いときのレオノワさん」で、元気が無くなってしまいました。目に見えてリンクの使い方が小さくなっちゃって残念。
レオノワの今季の作品はショートが好きなので（フリーは好みではないというか、、、あまり感心できる作品ではないっつうか、、、、まあそれは今日のフリーを見てからもう一回判断しようと思います。）そのショートが、こう、元気ないと切ないです。
フリーでの巻き返しに期待です！

１１番滑走のあっこちゃん
良かった良かった！
すばらしい！会場も各国選手団も一体となった、素敵な空間でした。
あの場にいられて、幸せです。
あっこちゃんのぴょんぴょこが見られて嬉しい！
まさしくベリーアキコなプログラム！

明子がほんとのチームリーダーって落書きが（苦笑）

ラストは世界チャンピオンのカロリーナ。
カロ、良かったですよー。
あっこちゃんのほうが技術点は上でしたが、ＰＣＳでカロがトップに。
だって上手いんだよ、ほんとに。うっとりするくらい上手いんだ。
しかも選曲は必ずしも会場一体となれるようなものでもないですし。


ああいい試合だったなー。
初日からこんなにすばらしくて、いいのかしら？ってくらい、充実した１日でした。

ところでソチ五輪で正式種目となるチーム戦ですが、プログラムにちょみっと情報が載っていました。
2012/2013シーズンの成績をもとに、上位１０チームが五輪の団体戦に出られます。
構成は今大会のようなシングル２名ずつ・ペアとダンスは一組というのではなく、男女シングルも１名ずつらしいです。
で、ショートは１０チームで争い、フリーは上位５チームのみだとか。
ふーん、ほー、へー。
４カテゴリーで層が厚い国は有利ですが、カップル競技があまり盛んではない国とか、実質一組しかＩＳＵレベルのカップルを抱えることができない国とか、、、そういうところは辛いですね。
団体戦が五輪競技になることで、カップル競技にも力を入れる連盟が増えてくれればいいな、と思います。

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 初日②男子シングルショートプログラム

続いて男子シングル。
男子シングル結果
ジャッジファイル

あ、ショートダンスと男子シングルの合間、会場スクリーンではＩＳＵの映像が流れていましたが、このときは「ザ・ジャンプの歴史」な映像。
男女シングルにおける、いろんな種類のジャンプをはじめて決めた人なんかが紹介されていましたよ。

もちろん、各カテゴリーの前には、例のＩＳＵのあの映像もばっちり。
男子ショートは竹内君のあれもまだ残っているし、ヤグディンの投げキスで終わるというあのバージョン。
トッドが映ると毎回癒されるなー。

アシスタント・テクスペは五輪金メダリストのペッチさん。（今はアクセル・ラウシェンバッハと再婚したからアネット・ペッチ・ラウシェンバッハ）

あたしゃずっとアネット・ペッチと思ってたんですが、会場アナウンスは「プッチ」と「ポッチ」の中間に聞こえるのでした。

Men - Short Program
1 Daisuke TAKAHASHI JPN 94.00 49.71 44.29 8.93 8.54 8.93 8.93 8.96 0.00 #11
2 Patrick CHAN CAN 89.81 45.88 44.93 9.18 8.86 8.75 9.07 9.07 1.00 #12
3 Jeremy ABBOTT USA 86.98 44.09 42.89 8.39 8.43 8.54 8.71 8.82 0.00 #9
4 Brian JOUBERT FRA 84.69 45.01 39.68 8.04 7.32 8.32 7.93 8.07 0.00 #6
5 Florent AMODIO FRA 81.84 42.80 39.04 7.86 7.36 8.00 7.82 8.00 0.00 #8
6 Kevin REYNOLDS CAN 78.82 44.30 34.52 6.96 6.71 6.93 6.96 6.96 0.00 #4
7 Adam RIPPON USA 74.93 38.71 36.22 7.25 7.04 7.25 7.39 7.29 0.00 #5
8 Takahiko KOZUKA JPN 73.61 37.83 37.78 7.86 7.46 7.21 7.68 7.57 2.00 #10
9 Samuel CONTESTI ITA 73.38 36.92 36.46 7.21 6.86 7.36 7.39 7.64 0.00 #7
10 Paolo BACCHINI ITA 62.26 31.73 30.53 6.04 5.86 6.21 6.21 6.21 0.00 #3
11 Maxim KOVTUN RUS 60.93 31.97 29.96 6.14 5.75 6.00 6.14 5.93 1.00 #1
12 Zhan BUSH RUS 58.67 28.78 30.89 6.43 5.93 6.18 6.21 6.14 1.00 #2

公式プログラムを買って読んでたら「あれ？ヴォロノフ来る予定だったの？」てな感じででセルゲイ・ヴォロノフが載っていましたが、
もちろん来ているわけがなく、ロシアは若手二人を派遣してきました。

「まー、ヴォロノフが来日しようが、もうウルマノフとの師弟関係は終わってるからウルマノフは来ないしな、、、、」と思ったら


ウルマノフいるし！


そうでした、ジャン・ブッシュのコーチだったんだっけね。

第一滑走のマクシム・コフトンは初見。
今回のロシア男子は、ほんとに若くて体もまだ細くて、ちょっとスタミナが心配だったんですが、コフトンはフリップのミスと、後半がちょっと足に来ているなあという感じでした。背丈はもう十分伸びきってると思うのですが（バイオでは１７６センチ）。
ちょっとまだ一本調子かなー。
フリーに期待です。

２番滑走のジャン・ブッシュは世界ジュニアで５位だった男の子。
高い鼻とでっかいお目目でひょろりというかまだガリガリくんなのですが、目つきが「攻め」ていく感じで強くていいなあと。
しかし今回は気負いが大きかったのが空回りだったのか、ジャンプの着氷がクリーンではなく、ほんとは最初の４回転にコンビネーションジャンプをつけたかっただろうに、全部のジャンプがそんな感じだったので、コンビネーションジャンプが入らない結果に。
そんなわけで、順位は最下位のスタートですが、何しろジュニアはわかりません。
能力はとてもいいものを持っている選手だと思います。
フリーでどこまで追い上げてくるか楽しみです。

そしてこのお二人は、けなげにずっとロシア応援席でがんばってくれたのでした。（さすがに次の日試合があるバザロワ＆ラリオノフも女子ショートのときは帰ってしまっていたし）

３番滑走のバッキーニ。
いかにもまだジュニアですってな体つきの二人の後で見ると、バッキーニも大人なんだなーと感じます。
おなじみのピノキオのプログラムで、おなじみの「なんつう軸でジャンプを降りてくるんだ」という、　斜めっても着氷するコンビネーションジャンプにひやり。
でもなんだか憎めないんですよねー。いい子だなあ。３アクセルも着氷はシェイキーですが、このところ安定してますね。

４番滑走はとうもろこし頭がややすっきりさっぱり（でも相変わらず妖精だったけど）のケヴィン・レイノルズ。
例のごとく妖精ちゃんだし、ひょろひょろなんですが、「ちゃんと、、、、まわってるんだよね？？？？？？」という不思議な４回転も、こちらの目が慣れたのか、それともジャンプの質がよりよくなっているのか、なんとなく前よりも「４回転ばっちり跳んでる」っぽい迫力（とまではいかないですが、あくまでも本人比で、パワーが増した気がする）があったと思います。
もうね、すっばらしいＳＰでね、、、、おねいさん、もとい、おばちゃんは、ちょっとうれしくなっちゃいましたよ！
スタオベでしたねー。
やればできる子ケヴィン、願わくばフリーも、、、、フリーもお願いしたいですね。
（ショートがあまりにも良すぎると、ほんとに不安です・苦笑）
ＳＢ更新にうれしそうでした。

５番目のアダム・リッポン
３アクセルがクリーンでなかったのが惜しい。
リッポン・ルッツもやや着氷で乱れましたが、ほんとにこんな難しいプログラムをよくもまあ作ってくるなあと。
うまいなあ。
いろんな意味で、スケーターとしての素質が、ものすごく上のランクの選手だと思うし、
チャンピオンになれる才能の持ち主だというのがありありと伝わってきます。
これで、、、安定すればねぇ。

第１グループのラストはブライアン・ジュベール
泣けた。。。感動したよ。。。。
スピンがアレだったり、何もしてない箇所が（たくさん）あったり、そんなことはどーでもいいのよ、だってブライアンはブライアンなんだもん！
「これでいいのだ」ってみんなを納得させちゃうオーラはさすがです。

もうこの時点ではワタクシ、「今日はケヴィンとブライアンが良かったからいいや。これ以上の展開は望まないよ」と思っちゃいましたもんね。

ま、その後、第二グループや女子でまたまた大興奮なんでしたが。


第２グループ
６分間のウォームアップではみんなけっこう調子よさそう、、、な中、小塚くんは４回転があんまり。。。はずしてくるかなとも一瞬思いましたが、今は４回転必須の時代に戻りつつあるので、どんなときでも試合には入れてこざるを得ないんだろうな、とも。
そんなこんなで見ていたら、途中でジェレミーがびたん！と転んで、なんか腕を打ったっぽくてひやりとしましたが、大丈夫？だったのかな。

応援席もヒートアップしてきていて、ダンス陣が帰ってきたイタリアとフランスがさらにうるさく（苦笑）、ホタレックがかつての松岡修三＠フェドカップ状態に。
そしてアメリカもカナダも元気良く。日本は見えなかったけども、たまにスクリーンに映る成ちゃんが相変わらずいい味出してます。

７番滑走のサミュエル・コンテスティ
ほーんと、中国が落ちたのはとても悲しいのですが、
イタリアが入ったのはうっひょいで、（それはもちろんコストナーとアンナちゃんたちに
依るものが非常に大きいけども）コンテスティとベルトン＆ホタレックとマルケイがいる今だからこその幸運で。
ああこれが、もうちょっと前の時期に実現していたらなあと。（そのころは国別対抗戦はなかったけどさ）
コンテスティは絶好調というわけではなかったですが、大事なショートをぎりぎり無難なラインでまとめた感じでした。
大ちゃんにしても、ブライアンにしても、そしてコンテスティにしても、ジェレミーにしても、もう年齢的に「いつも一番いい状態」を維持していくのはものすごく大変だと思います。そういう中で、シーズン最後の最後で、大崩れすることなくある程度のところでまとめてくれて、ホっとしました。
フリーは思う存分好きに滑ってほしいなあ。
今の男子シングルで、「こういう作品を観たいのよね！」「彼ならではの味わいがあるんだよね！」というのを見せてくれる、貴重なスケーターですから。

８番滑走のフローラン・アモディオ
バンビというか、若豹というか、しなやかですばらしい。
天性のばねで、多少軸が曲がっても、きちんとジャンプをまとめられるし、あの音感とか、すごいと思います。
もうちょっとわたしはパワーがあるほうが好みなのですが、、、。そしてもちっとリンクをめいいっぱい使ってくれたらなー。
キスクラではモロゾフが女の子の真ん中に陣取り、当のアモディオはファビアンとブルノにリフトされていました（笑）

９番滑走のジェレミー・アボット
す・ば・ら・し・い！！！！！！！
いいときのジェレミー、きた！！！！！

願わくばフリーも
ショートがいいと（以下自粛）

キスクラでの変顔は、今回は控えめだったよ。

１０番滑走の小塚くん。
まあ、こういう日もあるよね。。。。
というのが、ちょっと続いちゃってるけども、今季はそういう時期なのかなあ。
うーん。昨シーズンまでは「（日本男子で）パトリックと戦えるのは小塚くんだけだ」と思っていましたが、今季は「忍」の一文字ですなあ。
がんばれ小塚くん！

１１番滑走の大ちゃん
ええと、はい、もー、すごかったです。
大ちゃんもまだまだこんなに伸びしろがあったんだなあと。
大ちゃんは大ちゃんで、すでに完成されたスケーターだから、試合でそれを完璧に出せるか、それとも崩れるかのどちらか、、、、そういう目で見ていました。
ある意味プロの領域というか「あの人のあれを観たい！！！！！」という域なんですよね。
それがこう「次はどんなんだろう」というワクワク感があるっていうのかな。
いいなあ、こういうのも。
大ちゃんに関しては、ガラスのハート時代からずっと見てきたから、
今の「完璧」ｏｒ「こういう日もあるよね、疲れてるんだね」という現状は、
ある意味安心して観ていられていいんだけども（昔は辛かった。。。。）
やっぱり、、、ワクワクってのもいいもんだな、と。

４回転はかなり前の状態に戻りつつありますね。嬉しいね。
得点に関しては、「そんなに出ますか？」ってくらいですが、ええと、わたし、大ちゃんのことは大好きですけども、、、、『こんなもんじゃないよ』ってレベルの滑りをする時がありますよね、彼は。
あれと比べると、余裕すら感じるくらいだったんだけども。（いやもう、とってもすばらしい滑りだったんですよ、それは重々承知）
逆を言えば、余力を残してこれぐらいのものが出せる、、となると、フリーもそうですが、ソチが楽しみだなあと思います。
あとはもっと４回転の質を前に戻す、いや、前以上のレベルに持っていくことですね。
なむなむ。
スケートの神様、もうちょっと、、、もうちょっとだけ、大ちゃんに時間をください。
（本音はブライアンに欲しい）

最終滑走のパトちゃん。
ひゃー、上手い！ほーんと、す・ば・ら・し・い！
しかしパトリックは３アクセルがたまに、、、と思ってたらこけた。。。。。
ワールドの疲れもあるだろうし、遠い日本まで来たからね。
きっとフリーはとんでもないものを披露してくださることでしょう。
（しかしやっぱり３アクセルは心配でござる）

しかしパトちゃんが転んだことより、あたしはコーチチェンジがびっくりです。


いい試合だったなー。