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ペテルブルク便り~2012年4月27日 「ロメオとジュリエット」 感想


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、27日の「ロミオとジュリエット」の感想と、
マールイのダンサーのプチ情報をお寄せいただきました。
お忙しい中いつもありがとうございます!




え~っとですね、漸くお許しが出たので言いますが、このロミジュリの公演、この日が最後になります。
ナチョ・デュアト版を作り、今後のロミジュリはそれ一本になるとか。
なので好評とは言えない今のロミジュリですが、この3日間はそれなりに感慨深い思いで見てきました。
その意味では最終日が私の一番お気に入りのキャストで良かったです。
あ~~~~サーシャ、素敵だった。
もう、世界中の人にサーシャのティボルトをちゃんと観て!って言いたいです。

公演後、サーシャ、ニコライ、サビーナ、劇場の先生たちとご飯に行ったので、サーシャとニコライの
写真をおすそ分けです。
(※写真の著作権はオマール大好きさんにあります。
こちらの写真はオマール大好きさんのご好意で使わせていただいていますので、
無断使用・転用は固くお断りいたします。)


ティボルトとロミオを演じてたとは思えない馬鹿面です、はい。

今日の公演は一昨日より良かったです。
多分、ダンサーたちの「これが最後」って思いも入っていたのでしょうね。
ただ・・・何というか・・・ミーシャは思いっきり女々しくてナルシストなパリスでした。。
本人は真剣に演じてるってこと、すごく分かるのですけど、その真剣さがシリアスにならないところがミーシャですね。
でも、今回は「やらかした」ってことはなかったです。←実は何か面白ことしてくれるかと楽しみだったのですが。

3日間通して演じてくれたマラーホフさんのエスカラス。。
う~ん、さすがです。
「眼」で演じるマラーホフさんの存在感が全開。
3回も観ることが出来て幸せでした。

ぜんぜん公演の感想になってませんが、最後にプライベートなお話を1つ。
サーシャが8月1日に数年来付き合っていた女性と結婚します♪♪♪
光栄なことに結婚式に招待してもらえたのですが、う・・・休めないよなぁ、仕事・・・



結婚式に行けるといいですねぇ。
上手いことお休みできることを祈っています。

サーシャ、お幸せに!!!!!!

次のロミジュリ、どうなるんでしょうね。。。。

アレクサンドル・オマール&ニコライ・コリパエフ

写真の無断使用・転用は固くお断りいたします
写真をクリックすると大きな画像へジャンプします






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ペテルブルク便り~2012年4月27日 「ロミオとジュリエット」 キャスト表


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、27日の「ロミオとジュリエット」のキャストを送っていただきました!
いつもいつもありがとうございます!!!!!

感想も送っていただいたのですが、確認していることがあるので、そちらは後でアップしますね。


27 апреля 2012 года

Действующие лица и исполнители:


Синьора Капулетти Кристина Махвиладзе
Синьор Капулетти Вдадимир Цал
Джульетта, их дочь Сабина Яппарова
Тибальт, брат Джульетты Александр Омар
Парис, жених Джульетты Михаил Венщков
Синьор Монтекки Илья Архипцов
Ромео, его сын Николай Корыпаев
Патер Лоренцо
заслуженный артист России Кирил Мясников
Эскал, герцог Вероны Алексей Малахов
Меркуцио, родственник герцога Николай Арзяев
Тарантелла Наталья Кузьменко Николай Арзяев
Жизнь Юлия Балагурова
Смерть Алла Матвеева
Предводители Алексей Кузнецов Денис Толмачёв
Четвёрка подруг
Ольга Астрейко Мария Дмитриенко
Анна Кулигина Елена Никифорова

Четвёрка друзей
дипломант Международного кокурса Андрей Маслобоев
Павел Виноградов Никита Кулигин Максим Подосёнов
Слуги Капулетти, Монтекки, гости, горожане- артисты балета
Спектакль ведёт Саша Кононенко

Соло в оркестре:
Ксения Евтушенко(скрипка), Елена Сазонова(флейта),
Анатолий Сахаров(корнет)

Дирижёр-Михаил Татарников

2012年4月25日「ロメオとジュリエット」
カプレッティ夫人(キャピュレット夫人); クリスティーナ・マフヴィラーゼ
カプレッティ(キャピュレット公); ウラディーミル・ツァル
ジュリエッタ(ジュリエット)、彼らの娘; サビーナ・ヤパーロワ
ティーバルト(ティボルト)、ジュリエットの兄; アレクサンドル・オマール
パリス、ジュリエットの婚約者; ミハイル・ヴェンシコフ
モンテッキ(モンタギュー公);イリヤ・アルヒプツォフ
ロメオ、彼の息子; ニコライ・アルジャエフ
ロレンツォ神父;ロシア功労芸術家 キリル・ミヤスニコフ
エスカル(エスカラス)、ヴェローナの大公; アレクセイ・マラーホフ
メルクーツィオ(マキューシオ)、大公の親戚; ニコライ・アルジャエフ
タランテラ; ナタリア・クズメンコ  ニコライ・アルジャエフ
生命; ユリア・バラグロワ
死;アラ・マトヴィエワ
隊長;アレクセイ・クズネツォフ  デニス・トルマチョフ
4人の友人たち;
オリガ・アストレイコ マリア・ドミトリエンコ アンナ・クリギナ エレーナ・ニキフォロワ
4人の友人たち;
国際コンクールディプロマ受賞、アンドレイ・マスロボエフ
パーヴェル・ヴィノグラードフ  ニキータクリギン  マクシム・ポドショーノフ

カプレッティ家、モンテッキ家、客人たち、人々ーバレエ・アーティスト

オーケストラソロ;
クセニア・エフトシェンコ(ヴァイオリン) エレーナ・サソノワ(フルート) 
アナトリー・サハロフ(コルネット)

ステージ・マネージャー;サーシャ・コノネンコ

指揮;ミハイル・タタルニコフ 




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ペテルブルク便り~2012年4月26日 「ロミオとジュリエット」


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから26日のミハイロフスキー劇場の「ロミオとジュリエット」のキャストと感想を送っていただきました。
お忙しい中いつもありがとうございます!



今日の秀逸はクズネツォフのタランテラでした。
彼がマキューシオなので、当然そのままタランテラなのですが、
ああいう系統の踊りはクズネツォフの見せ場になりますね。
観てるだけで高揚感が高まります。
なので、残念ながら、両家の隊長の踊りは完全にトルマチョフに持ってかれた感じですけど。

楽しみにしていたツァルのティボルト。
かっこよかったです。
踊りだけでなくもちろん演技も♪
でもね・・・濃すぎて・・・ノボショーロワさん(こちらも素敵だった!)とノボショーロフ夫妻がそのままキャピュレット夫妻だったのですが、そこにツァルのティボルトが加わるとノボショーロフの存在感ゼロ。
ツァル一人でお父さんとティボルト出来そうな勢いで・・・
ツァルは存在感、演技力、技術力と、とっても良かったと思うのですが、1つの作品として見た場合に、なんかバランス悪いな・・・と。
でも、ティボルトの死ぬ場面とか迫真に迫る演技で会場から大喝采でした。
個人的にはお父さん:ツァル、ティボルト:サーシャのパターンの方が好みですけど。。。。。(ツァルには絶対言えない)

マラトも良かったです。
ロミジュリという作品の中のパリスの立ち居地をちゃんと理解しているようで、ホントに良い感じで存在感をアピールしてました。
久しぶりに舞台上の素敵なマラトを見ることが出来たように思います。

残念なのはモロゾフ。
ターニャをリフトしてもポジションが安定しないくて、落としてしまうのではないかと思う場面多々あり、
その上、難しい振り付けは簡易版に変えちゃってるし。
終始笑顔で頑張ってたターニャがチョット可哀相になってしまいました。
日本で見た時の方が良かったと思います。

来月のジゼルですが、どうやらカシャネンコがハンスデビューだそうですよ~


そう言えば…覚えているか分かりませんが、ロミジュリの一幕で、ロミオ、マキューシオ、ティボルト、パリスの四人で踊るシーンがあるのですが、マラトとクズネツォフが隣同士で腕を組んで踊ってて…σ(^_^;)
想像出来ると思いますが、笑を取るためのシーンとしか思えない状況でした。
パリスの駒がマラト、ユリバリソフ、ミーシャしかいないなら、せめてミーシャをキャスティングすれば良いのに…マールイ…センスないですね。



おお!カシヤネンコのハンス!興味ありますね!どんな感じかな~。

今回は英語版のキャスト表を送っていただいたのですが、英語版だと、コンクール歴とかロシア功労芸術家とかソ連人民芸術家とか、ああいうのは書いてないんですね。
そこらへんの統一性の無さがなんつーか、ロシアっぽいかも・笑

それにしてもマラトとクズネツォフの並びって、、、くるみ割り人形になりかねないですね。。。。



26 April 2012
Cast:

Lady Capulet Anna Novosyolova
Lord Capulet Pavel Novosyolov
Juliet, their daughter Tatiana Militseva
Tybalt, Juliet's brother Vladimir Tsal
Paris, Juliet's fiance Marat Shemiunov
Lord Montague Ilya Arkhiptsov
Romeo, his son Denis Morozov
Friar Laurence Kirill Myasnikov
Escal, Duke of Verona Alexey Malakhov
Mercutio, Duke's relative Alexey Kuznetsov
Tarantella Natalia Kuzmenko Alexey Kuznetsov
Life Ksenia Rusina
Death Alla Matveyeva
Leaders Sergey Tokarev Denis Tolmachov
Four friends
Daria Elimakova  Victoria Zaripova
Maria Glukhova Yulia Kamilova

Four friends
Andrey Masloboyev  Pavel Vinogradov
Artyom Markov Nikita Kuligin
Servants, guests, citizens-dancers of the Mikhailovsky Ballet

Stage maneger:Sasha Kononenko
Solo in the orchestora:
Ksenia Evtushenko(violin), Elena Sazonova(flute)
Anatoly Sakharov(cornet)
Conductoar:Mikhail Tatarnikov

2012年4月26日 「ロミオとジュリエット」
キャスト
キャピュレット夫人:アンナ・ノヴォショーロワ
キャピュレット卿:パーヴェル・ノヴォショーロフ
ジュリエット、彼らの娘:タチアナ・ミリツェワ
ティボルト、ジュリエットの兄:ウラディーミル・ツァル
パリス、ジュリエットの婚約者:マラト・シェミウノフ
モンタギュー卿:イリヤ・アルヒプツォフ
ロメオ、彼の息子:デニス・モロゾフ
修道僧ロレンス:キリル・ミヤスニコフ
エスカル(エスカラス)、ヴェローナ大公:アレクセイ・マラーホフ
マキューシオ、大公の親戚:アレクセイ・クズネツォフ
タランテラ:ナタリア・クズメンコ  アレクセイ・クズネツォフ
生命:クセニア・ルシーナ
死:アラ・マトヴィエワ
隊長:セルゲイ・トカレフ  デニス・トルマチョフ
4人の友人:
ダリア・エリマコワ ヴィクトリア・ザリポワ
マリア・グルホワ  ユリア・カミロワ
4人の友人:
アンドレイ・マスロボエフ  パーヴェル・ヴィノグラードフ
アルチョム・マルコフ  ニキータ・クリギン

召使たち、客人たち、人々ーミハイロフスキー劇場

ステージマネージャー:サーシャ・コノネンコ

オーケストラ・ソロ:
クセニア・エフトゥシェンコ(ヴァイオリン)  エレーナ・サソノヴァ(フルート)
アナトリー・サハロフ(コルネット)

指揮:ミナイル・タタルニコフ

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ペテルブルク便り~2012年4月25日 「ロメオとジュリエット」感想


ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、ミハイロフスキー劇場の「ロミオとジュリエット」の感想レポをいただきました。
お忙しいなか、いつもありがとうございます!
まずは先の記事でキャストだけアップしてあった、25日の公演の分から。



ニコライがとっても上手くなってて、本当に嬉しかったです。
彼のバレエに対するダメだししか聞こえてこない頃からずっと仲良かったので、バレエがダメダメでもやっぱり応援し続けようって決めてたから。
昔は「また何かやるんじゃないか」ってハラハラしながら観てましたけど今は安心して彼のバレエを楽しめます。
安定感が増して、技術的な面もかなり上達したのはもちろんですが
何よりもニコライが自分に自信を持っていること、バレエを楽しんでいることが見て取れる公演で、マジで泣きそうになりました(=>単なる親心みたいなもの?)

とは言いつつ、サーシャのティボルトが私にとっての最大のツボでしたね。
もともと上手ですが、演技力に更に磨きがかかってて、めちゃくちゃ冷血でかっこ良いティボルトでした。
昨日の朝、帰国してそのまま出演しているなんて信じられないくらい
素晴らしいティボルトでした。
舞台を降りると全く別人というか、
「ホントにティボルト踊ったの?」って言いたくなっちゃうくらいお茶目なサーシャは最高です。
27日もサーシャのティボルトを観られると思うと本当に嬉しいです。

全体的に結束感のあるとても良い公演でした。
舞台と観客が一緒になって盛り上げた公演だったと思います。
あ、ツァルのお父さんは相変わらず・・・怖い。
ジュリエットを鞭で打った後、その鞭を放り投げる勢いが半端ないです。
今日はツァルのティボルトですが、サーシャのティボルトを観た直後なので
チョット心配。(あ、DVDで観る限りツァルのティボルトもとっても素敵なんですよ!)







コリパエフが充実した踊りを見せてくれているようで、喜ばしいことですね~。
そして海外遠征から帰ってきて、即舞台だったサーシャも素晴らしいティボルトだったようで、嬉しい限りです。

ツァルのジュリエットパパ、、、、来日公演で観たとき、バレエ仲間みんなで「あの振付(というか演出)っていったい・・・・・」と非常に衝撃を受けたのですが、あれはあれで、演出する側が考えに考えて作ったんでしょうかねぇ。

考えすぎてトンデモ振付になっちゃったのかもしれませんが。


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