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ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 3日目①

この日で楽しい観戦もおしまい。
てなわけで、ホテルを引き払い、早めにまたまたリンクに到着。

席は「違うところで観てみたい」という心の声が通じたのか、ロングサイド正面、キスクラ近くのお席でした!
カメラのアームとかちょっと邪魔ですが、日本選手席もキスクラもばっちり見えまする~。

なんて、自分の席でまったりしていたら。


キスクラで、タチアナさん(タチアナ・フレイドさん)とお話する

アリョーナ・サフチェンコが!!!!

がびーーーーーん。クラクラ。。。。。。


そうこうしていると、ロビン・ゾルコビーもジャッジ席の後ろとかウォーミングアップエリアを歩いてるし。



エキシビに招待されてたのか。。。がっくし。。。。。
あなたたちが出るのなら、あたし、がんばってエキシビの日も休みもぎとったよー(涙)
あとでお友達に訊いたら、前の日から、出没していたらしいです。


この日も楽しい選手応援席でした。
アイスダンスも終了したせいか、ますますヒートアップ!
前回の大会のときは、ただもう、どんな試合でも明るく陽気で声のでかいカナディアンと、
被り物やら鳴り物グッズとか楽しかったアメリカが目立っていて、
ほかはあんまり~、だったんですが、

今回の大会はみなさんいかに騒ごうか、、じゃないや、いかに応援しようか、作戦会議とか楽しそうでしたし、
「あ!いいこと思いついた!」とばかりに走ってはいろいろ調達してくる人たちとかいて、
ほんと、リンクよりも応援席が気になっちゃったりして、嬉しいやら困るやら。。。。


メリルとチャーリーが初めてNHK杯に来たとき、メリルは観客席で愛らしいスカート姿でちょこんと座っていて、ほんとに可愛いお嬢さんだなあと思ったものでしたけれども、
今回のチアっぷりも、とっても可愛かったです。
国旗をマントにして、へんてこめがねをかけて、ポンポンもって、ちょこまかと動き回ります。
チャーリー応援団長さん&ジェレミーさんが主体となり、観客席にウェーブを起こさせたり、
こういうところはナショナルスポーツであるところの、野球やアメフトやホッケーなんぞの応援で楽しむすべを心得てるお国柄だなあと感心。

応援団長ナタリーさんが試合を終えたおフランスも身体をはった数々の応援がすごかったですし、
「ガンバッテー」や「ア!キ!コ!」コールとか、素敵すぎました。
個人主義のおフランスですが、やるときゃやるんですよね~。

そして、応援で疲労困憊しないか心配なくらいの、最初っから最後までぶっ飛んでいたイタリアさん。
中国が落ちたのはほんとに残念ですが、イタリアカモーンなアタクシは、試合も応援も、堪能させていただきました。

日本もカナダもロシアもだんだん応援がヒートアップしていましたが、基本的に鳴り物とかグッズは控えめ。



ペアフリーでは、どのカップルのときも、サフチェンコ&ゾルコビーが応援席とキスクラに乱入。
それぞれの国にちなんだグッズをとっかえひっかえ身につけておりました。


フリーの結果
ジャッジスコア
最終順位




ダリア・ポポワ&ブルーノ・マッソー(フランス)
黒い衣装です。
フランス応援席から「ガンバッテー!」の声援、&アリョーナの「Даща~!Дава~~~~й!」(ダーシャ、ダバーイ!!!)
前日よりダーシャは大きく見えなかったので、やはり周りの女の子が小さかったせいかな、と。
3ツイスト、迫力あります!
ジャンプの乱れもありましたが、今後が楽しみなカップルです。
最後のリフトでは女性を持ち上げきれずに失敗。残念。
あと、バックアウトで入る面白い、ちょっと変わった形のデススパイラルだったんですが、ノーカウントでした。
(雪ちゃんたちがやってたのとはまた違うポジションなんですが、系統としてはあんな感じ)

2番滑走のケイディー・デニー&ジョン・コフリン
NHK杯のときはちょっと微妙だったエレキギターアレンジが真ん中に入っているネッスンドルマでしたが、
この日は感動的なパフォーマンス。
滑り込まれたぶん、あの「何故ここでエレキ????」な鼻に付くところが全く気にならなかったし、
なによりもスタオベ続出のノーミスの素晴らしい出来栄えでした。
(最終的にノーミスは彼らだけでしたね!)
最後のリフトはキャリー含めて、リンクを一周する壮大なスケール。
曲とともに、どんどん技が決まって、「プログラムの完遂度」としては、彼らが一番でしたね~。
ちょっと泣いちゃいましたよ。
ペアの技術点ではトップでしたし、来季はPCSももっと上がりそうですね。
キスクラでは「ワン・ツー・スリー、バンザーイ!」ヒューヒューな祝福っぷり。
観客席もあおられて一緒に「1、2、3バンザーイ!」でした。
スケート会場でウェーブとか、ほんと、こういう世の中になるとはね~。

3番滑走のメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード(カナダ)
今回はルッツははずしてきましたが、ミスはソロのジャンプ・コンビネーションで、女性が最初の3トゥでお手つきしただけでした。
ガッツポーズ出ましたね~。


第2グループ
4番滑走のステ&オンドレイ(イタリア)
アンナちゃんが肩車されての応援です。
この組のアダージョは好きなんですが、ステ、このところ3サルコウのミスがちょっと続いてます。悔しそうです。
3トゥ&2トゥ&2トゥは成功。スローの3サルコウは決めましたが、3ループは両足。
デススパイラルのノーカウントも痛かったなあ。
悔しそうでしたが、ごめんなさい笑顔でフィニッシュ。

べラ・バザロワ&ユーリ・ラリオノフ(ロシア)
ああ、こういう、正統派のプログラム、、、、うっとりです。
スロー3フリップは軸が曲がってしまって転倒しちゃいましたが、あとは素晴らしかったです。
この日の一番の感動は、ケイディーとジョンでしたが、ナンバーワンはベラとユーリでしたね!

成ちゃん&マーヴィン
「ガンバッテー」とおフランスから声援。
3ツイスト綺麗です。
ソロの3サルコウは2人とも転倒。そういうとこまでシンクロしなくてもいいんですが。。。
ジャンプがかなり残念だったので、さすがに得点は伸びませんね。
ペアとしての部分はほんとに素敵になってきたので、あとはジャンプの確実性をどこまで上げられるかです。
来季も期待しています!!!!













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チョコとくしゃみ

ちょっと前に、会社のいろんな「母」たちに母の日プレゼントを用意していたのですけれども、今年はチョコレートケーキにしたんですよ。
母っつっても、ほんとに私から見て母な年齢の人から、姉ぐらいの年の差くらいしかない人もいますが、
とりあえず、、、母であり、先輩であるみなさまに感謝をこめて。

しかも、焼き菓子大好きな私にしては、めずらしー、ココアスポンジに、ガナッシュがけというタイプ。


練習用と本番用に続けて焼きましたが、、、久々にふわふわのスポンジに挑戦しようと思ったけども生地はイマイチ。
しかしあれだ。
バターケーキばっかり焼いてると、スポンジケーキのバターの少なさに最初はけっこうびびります(笑)

こ、こんなに少なかったっけ???と何回もレシピを見直したりしてね。
(スポンジ系って、弟や妹が小さかった頃のバースデーケーキ以来ですよ。)

ガナッシュは、最初はですねー。
ビターチョコだけで(あ、生クリームと洋酒は入れますが)作ったら、、、、
これが見事に甘くないんだな。

ふ。。。。

そうです。
やっぱりビターとミルクチョコと、ミックスするのが、美味しいんだよね。

てなわけで、本番用は、急遽家にあったミルクチョコを大量に投入し、さらに、黒糖梅酒とカシスリキュールとホワイトラムも入れて、甘さを補いました。

ま、甘くないほうは、チョコレートが全然駄目な母には大好評でしたが、違うんだよ、それじゃチョコレートケーキじゃないんだよーーーー。
普通の甘いもの好きな弟(上の弟のほう)には「うん、ほんとに、チョコなのに、甘くないね!!!!」と驚かれてしまいました。


ううううう。
しかも洋菓子屋時代に、自分の店から他店まで、思い切り「めっちゃ美味しいチョコ・オブ・チョコ」の
数々に触れていたから、やっぱし、、、、ガナッシュがけのケーキって難しいと思うのでした。
中に練りこんじゃったり挟んじゃったりするケーキならごまかし効くんだけどねー。まあ、素人が手に出来る材料と、職人が手に出来る材料の違いってのもありますが、どんな材料でもきっとプロなら美味しく作れるんだろうね。。。
はー。もう当分ガナッシュは作りたくない。。。ちょっと落ち込みました。



ところでアタクシはチョコレート大好き人間なのですが
(そもそもあまり嫌いなものはないですけども)

チョコレートとかココアとか食べると、、くしゃみが出ます。一口目はどうしてもお鼻がむずむずします。
その後はいくら食べても平気。

チョコ食べたから体調悪くなるとかは全然無くて、アレルギーってわけでもなさそうですけども。


不思議だな~。


ま、20年近くケーキ屋に勤めていて、おそらく人が一生食べる分の軽く10倍はケーキだのチョコレートだの食べてきたと思いますが、それでもこうして生きてるから、命に関わるわけではなさそうです。


もう最近はケーキってほとんど食べないなあ。



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ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 2日目④ というわけで続きです


あっという間に国別対抗戦から1ヶ月!

記憶もそろそろ怪しくなってきてますが、感想の続き。

男子シングルフリーです。

1番滑走のジャン・ブッシュ(ロシア)
ビゼーのカルメンのエレキギターアレンジ。
冒頭の4回転トゥループは両足着氷。
シェイキーなジャンプだったりステップアウトなどもありましたが、全種類入れてきていたし、SPよりは力は出せたんじゃないかなと思います。
踊りがまだなんつーか、可愛い。(腰の振り方とか)
ジュニアのプログラムを無理やり長くしましたって感じがするというか、ちょっとお疲れっぽい箇所がありましたが、でもがんばってました。順調に伸びていってほしいなり。

続いて同じくロシアのマクシム・コフトン
先月の記事でも書きましたが、オースティン・パワーズのプログラムで派手派手やっちまった感ありありの衣装。
オースティンはこれくらいのやっちまった感がなくては面白くありませんので、嬉しいでござるよ。
(ナフカとロマンもとんでも衣装着ていたではございませんか!)
しかーし。
ご本人にはまだテレがあるのか、中身は全然オースティンではなく、悲壮でした。。。
3アクセル転倒で、そのあとの再挑戦も転倒。
スピードは最初はあったんですが、転倒のダメージなのでしょうか、ステップとかゆっくりになっちゃったなあ。
ジャンプはいろいろもろもろ残念で、疲れちゃったのかな、って思いました。
がんばってーーーー!!!!


3番滑走のパオロ・バッキーニ(イタリア)
滑走前にバッキーニくんが苦笑いするほどの、大盛り上がりのイタリア応援団。
ついでに負けじと盛り上がるおフランス勢。
つくづく今回の大会では『いつもうるさいと思っていたカナダが非常に大人しいぜ』と感じます。。。
ウォーレイから3アクセルは例のごとく曲がって転倒。つづくルッツもすっぽ抜けてシングルに。
こうなると、下がり眉気味で気分もbちょっと萎えてしまうのかもしれません。やっぱり最初の二つのジャンプは大事ですね。
スピードはよいのですが、やはりジャンプの軸がとんでもないのが玉に瑕。
調子のよいときは「何で降りられるんだよ・・」って感じで無理やり決めちゃいますが、この日は転倒3回。
3連続は入りましたが。。。
それでもやっぱり憎めないバッキーニくん。
年齢的にはベテランでも、国際Aクラスの大会の常連さんにはようやく片足入りかけたという選手です。
もっともっと彼のスケートを観たいなー。
また日本に来て欲しいです!

麗しのサムエル・コンテスティ(イタリア)
鼻血ものの素敵スケーター。
3アクセル綺麗だったー!3フリップをコーチの前で決めて、コーチも『よし!』って感じがいいですね~。
3ルッツや二つ目の3アクセルの転倒、コンビネーションジャンプの転倒など失敗は多かったですが、とても楽しい素敵な作品。応援席も踊る踊る。
日本に来てくれただけで加点3あげちゃいたいです!
はふー。
こういうスケートをもっと観たいな!

たまにはこういうときもあるよね、、な小塚くん。
ジャンプは、というかジャンプだけじゃなく、顔色とかもあんましよろしくないような。。。。。。
全般的にお疲れ気味ですが、スケートの上手さはさすがでした。
ナウシカの選曲については、いろいろと思うところあるのですが、また改めて書けるときに書きたいなと思います。
ひとつだけ書くとしたら「らん、ららら、ランランララ・・・」のところは個人的には拍手っつかー手拍子はノーサンキューなんですが、(拍手もはばかられるくらいの問答無用の美しいスケートで圧倒されたい!)『たまにはこういうときもあるよね』な場合だとこの拍手がスケーターに励ましをおくるのかなー、、などと思ったりなんだり。

6番滑走アダム・リッポン(アメリカ)
けっこうトンデモ衣装なんですが、アダムが着るとバツゲームにもギャグにもならないのはお品がいいからなんでしょうか。
こうあれね、バレエで「バラの精」の衣装着ても許されるタイプと言いますか。
歴代の「。。。。。。」な衣装を着ちゃう人たちのファンを続けてきた身としては、なんだかアダムのファンは羨ましい。ちぇ。
たぶん予定では3アクセル&2トゥのコンビネーションでしたが、2アクセル&2トゥに。
短発の3アクセルはきめてましたし、SPでは失敗したリッポンルッツも綺麗に決めてました。
SPよりは良かったですが、「こんなもんじゃーないよね」という感じで、やっぱり、選手は疲れてるんだろうなあと思います。シーズン終わりに日本まで来てくれてほんとに頭が下がります。
下からの追い上げも厳しいアメリカ男子ですが、キャリエールくんにもアダムにも、もちっとがんばって欲しいと思います!



第2グループ。
声援が怖い。。。。。
ブライアンのマトリックス衣装を見たらなんだか涙腺が緩んできたよ。
旭川のNHK杯で見たから、、、もう、10年越しのマトリックスとのお付き合いになるのだね。


7番滑走のとうもろこし頭くん。
4回転サルコウは綺麗に。
続く4回転トゥは両足。
さすがにここまでは見慣れたってーのと、本人比で多少大人っぽい体つきになったから迫力が出てきたのと、明らかにスケーティングが上達しているので、「よんかいてん!!!!!」ってわかるんですが、
そのあとのループも4回転だったとは(転んじゃったけど)。。。。
誰だっけー、アメリカの男の子、、ムロズくん?の4回転ルッツもすげー!と思いますが、ループで4回転って、未知の領域よねー。はー、ほんとに楽しい時代に突入だ!
これからも妖精Kevinから目が離せません。

8番滑走のフローラン。
この音感のよさはすんばらしい!
踊れるから、踊るプログラムなのも納得なんですが。
これが彼のカラーなんだろけども。
もうちょっといろんな曲で滑る彼を観たいなあと思うのでした。


応援うるさすぎだよ!!!!早く静まれ!!!!な、おフランスのエース、ブライアン。
さすがにニースのときや、今大会のSPほどの「ザ・ブライアン!!!!!」っぷりではありませんでしたが、
こういう「オレサマ」感が出せるスケーターは今では少ないですね。
キスクラではマトリックスのまねもしていました。ブライアンもみんなもサングラスかけていました。
しかし日本のフィギュアファンはほんとにブライアンと大ちゃんが好きなんだな、と思います。
嬉しいです。
 

こんな日もあるよねパート2なジェレミーさん。
ええと。
SPが神だったときのFPは、例のごとくなジェレミーさんでしたが、
(だいたいジェレミーは、全米がピークなんだよなぁ。。。。。)
ふ、ふつくしい!!!!!!
本日のハナヂぱーと2!
(ブライアンはハナヂどころじゃなくて、脳みそふっとぶレベル)
今季は(今季も)SP、FPともに傑作プログラムだったので、それを日本で観られたのは嬉しい限り。
ジャンプは全般的に残念でしたが、それでも「お通夜」みたいにはならなかったのは、そのほかの部分が素敵だったからなのか、国別特有のお祭り感というか、ピリピリムードではないところでしょうかね。


かなりお疲れパトちゃん。
鬼門の3アクセルは最初っからはずしてきた模様です。2アクセルに変えてきていました。正しい選択。
4トゥ&3トゥはクリーンではありませんでしたが、あの6分間練習からしたら、綺麗に見えちゃうよ!
でも2回目の4トゥは転倒。
それでも信じられないくらい美しいスケーティング。
ベストの状態の彼を観られなかったのは残念でしたが、それでもうっとりでした。
だって、ほんと、上手いんだよねー。はー。
ま、同じ上手いにしたら、あたしはジェレミーさんのほうが好みなんですが。

しかしパトちゃんでわたしが一番好きなのはあの男らしいキャメルスピン!

男は黙ってキャメルスピン!

ではありませんが、何の変形もしない、シンプルでガツンとしたあのキャメルスピン。
いまや貴重な存在です。
パトちゃん頼むから、あなたはなんちゃってドーナツスピンはやらないでくださいね!
(男性のドーナツスピンはやれる人は素晴らしいとは思いますが、やれない人が無理やりやってるドーナツはやめてけれ、と思うなり)

ああすごかったよー!な大ちゃん。
うーん。
すごかった。それしか言えん。
この曲は私は大昔のカナダペアのプログラムで惚れてたので、それ以来、ちょっと封印気味だったんですが、
いやー、大ちゃんで上書きされちゃいそうですよ。

はふー。
あれを生で観られたのは実に幸せなことです。
4回転の加点はちょっとご褒美すぎるとは思いますが。
キスクラでの他国選手団のスタオベも、セットをバンバン叩いての祝福も嬉しかったですね。





  
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