ペテルブルク便り～２０１２年４月２２日 オペラ「シンデレラ」

ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、現地レポを送っていただきました！
お忙しい中ありがとうございます！

初回はミハイロフスキー劇場のオペラ「シンデレラ」の模様です。

ミハイロフスキー劇場の公式サイト４月２２日「シンデレラ」のページ

今日、マチネでオペラの「シンデレラ」を観てきました。
お城のシーンなどにはバレエダンサーもたくさん出ててびっくり＆ラッキーでした。
今日の席は見やすかったけどチョット後ろだったので確認できたのは
マスレンニコフ(キャスト表にも名前載ってました)、ザリポワ、
バラグロワくらいでしたけど、6日のシンデレラは最前列で観られるので
もうチョットちゃんと確認できると思います。

マスレンニコフはDancing Masterという役柄でしたが、セリフもちゃんとあって。。。
舞台の上でバレエダンサーがセリフを言うのって始めて見たかも。
でも、ちゃんとActorになってました。

シンデレラの後、劇場を出たら偶然クリギンに会いまして、今夜の白鳥の話をしたら
「オシポワ！ゴメス～、あ～んどワシリーエフ～～」って言って大笑いされました。
挙句の果てに「これを観にわざわざ日本から来たの??」だって。

ケフマン以外、あまり彼らに好意的ではないのかな。

ピーテル、とても天気が良くて、コート着て日向を歩くと汗が出ます。
滞在中、穏やかな天気が続くといいなぁと。

長身で笑顔が素敵なマスレンニコフがバレエ教師役で出ていたり、
舞踏会の場面はダンサーがたくさん出ていたり、マールイ・ファンにはたまりませんね！

オマール大好きさんによると、産休中のオクサナ・シェスタコワと、元マールイのドミトリー・シャドルーヒン夫妻が、今年の冬に来日して公演を行うそうです！！！！！！
きゃー、スーシャ＆ジーマ、観たいよ～～～～～。
詳細が発表になるのが待ち遠しいです！
今度の冬は、おそらくマールイの来日はないので、私自身のお休み確保も、『マールイ分で使い果たす』ことは無いと思うから、たぶん観に行けると思います。
ま、よほど、、、会社の繁忙期とかにぶち当たりでなければ・苦笑

ああしかし、クリギン、、、、うらやましい。

というわけで、次の記事は、その、、、オシポワ＆ゴメス＆ワシリエフの「白鳥の湖」レポです。

後ろ髪

やっぱりエキシビも観たいよ～(T_T)
後ろ髪引かれつつ帰ります。
今日会場に入ったら、アリオナとロビンがいて、「エキシビに招待されたのね！」と大ショック！
あーあ。

今日のお席は

心の叫びが届いたのか、今日だけは違うブロックでした！南のＪだった。
やっぱりいろんなところから観たいですよね～♪見やすいといいなあ！
今日は若干寒いかも、太陽出て無いし風もあるし。
良い試合になりますように！

そういえば、ワタクシ、前回大会のエキシビの記憶がすぽーんと抜けてるのですが、昔の記事をチェックしたらば…仕事で全日程は観ていないのでした。そりゃあ記憶に無いわけだよね…。(それともほんとにエキシビのこと忘れちゃったのかな…)

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 ２日目③ まだ途中

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012　
２０１２年　世界フィギュアスケート国別対抗戦（ＷＴＴ）２０１２　２日目
続いて男子シングルフリー

フリーの結果
ジャッジスコア
最終順位

Men - Free Skating
Result Details
1 Daisuke TAKAHASHI JPN 182.72 89.14 93.58 9.32 9.04 9.54 9.39 9.50 0.00 #12
2 Patrick CHAN CAN 170.65 80.43 91.22 9.29 9.04 8.89 9.25 9.14 1.00 #11
3 Florent AMODIO FRA 156.49 76.41 80.08 8.00 7.54 8.29 8.07 8.14 0.00 #8
4 Brian JOUBERT FRA 154.95 75.73 79.22 8.04 7.43 8.21 7.93 8.00 0.00 #9
5 Takahiko KOZUKA JPN 151.69 75.25 77.44 7.93 7.57 7.61 7.86 7.75 1.00 #5
6 Adam RIPPON USA 147.80 73.66 74.14 7.43 7.25 7.39 7.50 7.50 0.00 #6
7 Jeremy ABBOTT USA 147.39 64.45 83.94 8.43 8.29 8.07 8.54 8.64 1.00 #10
8 Kevin REYNOLDS CAN 142.49 74.13 69.36 7.14 6.61 7.11 6.93 6.89 1.00 #7
9 Samuel CONTESTI ITA 136.62 67.14 72.48 7.21 6.82 7.18 7.46 7.57 3.00 #4
10 Zhan BUSH RUS 119.59 58.19 61.40 6.50 5.71 6.14 6.14 6.21 0.00 #1
11 Paolo BACCHINI ITA 111.59 53.01 60.58 6.04 5.79 5.89 6.36 6.21 2.00 #3
12 Maxim KOVTUN RUS 111.53 54.17 59.36 6.25 5.64 5.89 6.04 5.86 2.00 #2


男子の詳しい感想は静岡に帰ってからになっちゃいそうだな。

一夜明けて、昨日のあの大ちゃんを見られたのはほんとに幸せだったなーと改めて思います。
パトちゃんも、素晴らしいスケートだったなあ。
パトちゃんはやっぱ、生で見るに限りますね。疲れているところ来日してくれて感謝しています。
パトちゃんはこフリーは鬼門の３アクセルをはずしてきましたが（ある意味正解）それ以外のジャンプがシェイキーで、ほんとに疲れちゃってるんだと思う。

スケートの神様は、フリーではブライアンの近くにはいなかったみたいですけども、
でもブライアン、、、、、日本に来てくれてありがとう。

しかしながら、これを観ると、
前大会のエヴァンは圧倒的に強かった！！！！と思うなりよ。

ああいうのが世界チャンピオンだと思うよ！！！（いきなり黒い男のファンっぷりをここで出さなくても・笑）エヴァン帰って来い！もう１回勝負だ！！！！


今の選手はプログラムの中でいろいろやらなくちゃいけないし、
勝ったら勝ったで、メディア出演とかでも忙しいだろうし（昔はワールドのあとのエキシビツアーに出ちゃってメディアにさらされる時間が少なかったもんね・笑）
ほんと、大変だと思うんですが、アンナちゃんたちや、ナタリーたち、メリルたち、大ちゃんは、すごいなーと頭が下がりました。


昨日は試合の前にお友達と「氷川きよし」の話をしてたんですが、、、
なんでそんな話になったんだったっけ？？？？？
ああそうだ、彼女がお母様にきよしのコンサートを見せて差し上げるような話をしていて、
その流れで「きよしってすごいよねー。エンターテイナーだよねー」なんて話してたんだっけ。


それでさー、ロシアのコフトンですよ、あの「オースティン・パワーズ」
あかん、あかんぜよ、、、、きよしを見習うんだ、コフトン！！！！
とんでも衣装を持ってきたのはエライと思うのですが（やっぱりオースティンはおしゃれな衣装じゃ駄目です。禁止カラーでやってほしい）
きよしじゃなくとも、、五木ひろしでもいいんだけども、
あの信じがたい衣装を、平気で着こなせる心意気がなくちゃ、イロモノを持ってきちゃいかんぜよ！頑張れコフトン！！！！
（それを思うと、マヨロフは平気であれをやれるから素質はある！あるけれど、、、肝心要の根性がまだ足りないんだな、マヨは。。。。そこらへんがまだ幼いんだよねえ。）

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 ２日目②アイスダンスフリー

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012　
２０１２年　世界フィギュアスケート国別対抗戦（ＷＴＴ）２０１２　２日目
続いてフリーダンス！

フリーダンス結果
ジャッジスコア
最終順位


Ice Dance - Free Dance

Result Details

1 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA 111.18 52.87 58.31 9.61 9.50 9.96 9.75 9.96 0.00 #6
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 107.83 51.92 55.91 9.29 9.07 9.43 9.46 9.54 0.00 #5
3 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA 101.26 48.50 53.76 8.96 8.75 8.93 9.18 9.14 1.00 #4
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA 98.30 49.07 49.23 8.04 8.00 8.39 8.29 8.50 0.00 #3
5 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV RUS 86.40 38.85 47.55 8.04 7.57 8.00 8.04 8.21 0.00 #2
6 Cathy REED / Chris REED JPN 70.08 33.01 37.07 6.32 6.00 6.14 6.32 6.21 0.00 #1

１番滑走のキャシー＆クリス
新しい衣装の色使いがすごいことになってるけれども、美人のキャシーにとても似合っていたと思います。
今日もクリスが頑張ってくれました。涙涙。
後半スピード落ちちゃったけども、リフトはすごかったよ！
ツイズルはキャシーがちょっと乱れましたが、ほとんど滑り込みができていない状態で今できる精一杯をやってくれたと思います。
五輪枠は是非次のワールドで確保しておきたいところですが、休養しっかりとって、次のシーズンに備えてほしいです。
カロがキスクラに乱入。かわいい。かわいすぎる！

２番目のエレナとニキータ
ワールドではきっちり取れていたレベルは、、、残念ながら取りこぼしてしまいました。
ミスはポロポロあったし、調子は悪そうだし、疲れているみたいだし、音にも遅れてるんだけど、、、、やや精彩を欠いていたあのＮＨＫ杯と比べたら、とても感動的なアヴェマリアだったと思います。
エレーナの儚い表情は、試合の内容が不満だからなのか、それともプログラムに入り込んでいての入魂の果てのあのお顔なのか、それはご本人にしかわからないところですけども、
でも、、、綺麗だったなあ。。。。

３番目のアンナちゃんとルカ
なんだあの、演技前の２分割画面は！かわいすぎるじゃないか！！！！反則すぎる。
ショートダンスもフリーダンスもとっても素晴らしかったと思います！
それにしても、ルカのディープエッジは惚れ惚れ。。。。
ツイズルはほんのちょっとずれたけども、ステップとか素敵でしたねぇ。
特に最初のステップがすごかったなあ。
フリーダンスはなんと９８点！すごい、すごいよ！！！！！
テッサとスコットやパトリック、小塚くんのの吸い込まれるような滑らかな足元もいいんですが、ルカのディープエッジもいいんだなー。もう、最近だと、ベンとか、マクシムあたりしかお目にかかれなかったような、アレ。うっとりだよ。


第２グループ
ナタリー＆ファビアン
今回邪魔でしょうがなかったあの浮遊カメラですが、このプログラムではいい仕事してたと思うよ！
アイスダンサーは一度はピーター・ガブリエルのあの曲を使いたいのかなあとも思いますが、しかし難曲だと思います。下手したら「なんでまた、、、」てなことになりかねないですが、このマミープログラムにはすごくはまりましたね！
そのあとのノリノリパートもロマンチックなところもちゃんと冷静にコントロールしつつもエモーショナルで良かった！
個人的には、ワールドのときより、素晴らしかったと思います。
（まあ、生で観たからってのもあるかもしれませんが。
ワールドでのあの加点や得点も、多少自国開催ってのもあるでしょうし、何よりも世界選手権というあの独特の雰囲気での滑りは特別なものですからね。）
いいものを見せてくれてありがとう！！！！！

テッサ＆スコット　　そしてメリル＆チャーリー
ワールドの疲れがある中、来日してくれてありがたいですが、スコットがけっこうきつそうだったかも。
でもショートダンスより動きは良かったと思います。
フランスと相性の良いテッサ＆スコット、日本と相性の良いメリルとチャーリー
お互い、いろんな条件は同じで、ニースは半ばホーム状態のテッサたち、そして日本では逆にメリルたちがホームみたいでしたが、
今回はメリルたちの動きが断然キレキレで良かったですから、この順位は妥当だと思います。
メリルたちは、まるで金メダル取ったときのＱちゃん（高橋尚子）みたいに、まだフルでいけそうなくらいの勢いがありました。
キスクラではスコットが「なんてこった！このイベントは嫌いだ！」と嘆いていましたけども、、、、まあ、そういう日もありますさね。
負けて何も文句言わない人もよし、悔しがるのもまた、アスリートなら当然だと思います。

ま、、、願わくば、、、ＷＴＴに嫌気がさしてもかまいませんが、日本は嫌いにならないでね（笑）

ナタリー＆ファビアンのフリーは地上波で流れるのかなあ。
とっても素敵な滑りだったから、たくさんの人に観てほしいです。
（ＳＤはカットだったそうですね。残念。）

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 ２日目 ①ペアショートプログラム

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012　
２０１２年　世界フィギュアスケート国別対抗戦（ＷＴＴ）２０１２　２日目も素敵な１日でした。

この日も初日とほぼ同じ座席。
南側のＣブロックの３列目。この分だと最終日も同じような位置かもしれません（苦笑）
ただ、初日の２列目よりは日本チームの応援席とかかすかに見えました。
（ジャッジ席の後ろのメインカメラでキスクラと日本チームがちょうど死角なんですよ）

ショートプログラムの結果
ジャッジスコア
Pairs - Short Program
Result Details
1 Narumi TAKAHASHI / Mervin TRAN JPN 64.92 34.64 30.28 7.61 7.43 7.54 7.64 7.64 0.00 #5
2 Vera BAZAROVA / Yuri LARIONOV RUS 62.02 32.01 30.01 7.54 7.36 7.46 7.57 7.57 0.00 #6
3 Stefania BERTON / Ondrej HOTAREK ITA 59.28 31.90 27.38 6.86 6.57 6.96 6.82 7.00 0.00 #4
4 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD CAN 59.27 33.73 27.54 6.96 6.86 6.68 7.00 6.93 2.00 #3
5 Caydee DENNEY / John COUGHLIN USA 58.93 32.53 26.40 6.71 6.46 6.75 6.50 6.57 0.00 #2
6 Daria POPOVA / Bruno MASSOT FRA 42.07 20.47 22.60 5.86 5.43 5.71 5.64 5.61 1.00 #1

開場前に例のごとくアイクリ小屋にてチケット引き換えたころあいから雨が降ってきて、ちょっと２０分ばかり濡れて待つはめになしましたが、開場時間にはやんだという（笑）そんなもんだよね。
むかーしむかしは、３０分とか１時間とか開場が遅れるなんてざらだったよなー（ほんとの話だよ）

ペアのテクスペはマリウス・シュデックで、ヒューヒュー歓声も。

開場したときは、ペアの選手がリンクサイドでウォーミングアップしていて、中でもベラとユーリの姿勢の美しさに感嘆。。。。ほんとに綺麗でうっとり。。。。

第１グループ
１番滑走はダリア・ポポワ＆ブルーノ・マッソー
ダーシャはロシア出身で今季からペアを組んでます。けっこう大柄。
１５３センチとバイオには出ていますがほんとかい？間違ってるんじゃ？なんちゅーか、まあメイガンやケイディーが小柄だから大きく見えるのかな。
６分間のウォームアップではジャンプに苦労していましたが、ソロの３トゥもスロー３サルコウもこらえました。リフトがノーバリューに。。。あう。
冒頭の３ツイストリフトなんですが、あんなに大柄でガタイも良い（そう見える）彼女が綺麗な姿勢で高いポジションできちんと回りきってから男性がキャッチしているし、すごいなーと感心！男の子もすごいパワーがあっていいなあ。
ターニャとマクシム（ボロソジャール＆トランコフ）もそうですが、長身のカップルがこれを決めるとすごく映えますよね。
（あんまり身長差がなくても、こういうふうに綺麗にできるんだから、イタリアのお２人さんもがんばってほしいなりよ！！！！）
彼ら、メインコーチは違う方ですが、インゴもコーチなんですね。
これからが楽しみです。

２番滑走はケイディ・デニー＆ジョン・コフリン
（なんつーか、ケイディやメイガンたちよりご贔屓さんのイタリアの２人が滑走順が後なのは、ほんと、申し訳ない。。。。）
素敵な「エデンの東」ですね。ＮＨＫ杯のときよりこなれていて美しい！
四大陸ほど良くはなかったですが、スロー３フリップもこらえて、頑張りました。
もすこしスピードあるといいかな。
リフトはコフリンがパワフルなので、余裕があっていいですねー。
組んで１年目とは思えないですね。
これからリフト以外のところやトランジションやら、ユニゾンが良くなってくと思うから、来季が楽しみです。

３番滑走はメイガン・デュハメル＆エリック・ラドフォード
冒頭の３ツイストが素敵！
と思ったら、ソロの３ルッツでエリックがこけた・・・・
そしてなんでもないところでメイガンもエッジをひっかけてこけた・・・・
ディダクション２は大きい（涙）
大事なショートで転倒はきついですが、それ以外はとてもかっこいいアランフェスでした。コンビネーションスピンやステップではレベル４も取れてますし、とても内容の濃いプログラムだったと思います。
フリーの巻き返しに期待です！


第２グループはやはり成ちゃん＆マーヴィンへの声援がすごいです。
４番滑走の「美男美女カップル」というアナウンス付のステ＆オンドレイ
しかし今回の応援団長っぷりで、美男というよりはっちゃけキャラが定着しそうなオンドレイ。
生粋のイタリア人よりもイタリア人しているところがおそろしい。
今回は鬚なし。
３トゥは美しいーーーーー！ハラショー！！！！しかし問題はツイストリフト、、、
ひゃー、３ツイストギリギリ、、、、どうしよう！マイナス３のオンパレードだったら！！！！というくらい、酷い出来栄え
（さすがにマイナス３はなかった）
それでも彼らが愛されるのは、あの美しい雰囲気と、素敵プロのおかげでありましょう。
欠点を上手くカバーしてくれる作品を作ってくれるカメ先生とアンジェリカってほんとにすごい。ずば抜けた技術力が無い分、彼らはきっちりレベルを取ってくるのも強みです。

なんて書くと、悪い出来だったようですが、ええとその、３ツイストは想像通りの悪さでしたが、ほかは登場から退場まで、素敵な物語を奏でてくれて、うっとりでした。

５番滑走の成ちゃん＆マーヴィン
ソロの３サルコウは成ちゃんがお手つき。それ以外は素敵なイマジンでした。
このプログラム名作ですね。
毎回感動しちゃいます。

最終滑走のベラ＆ユーリ
ソロジャンプのタイミングが思いっきりずれちゃったのと、スロージャンプがシェイキーだったというわかりやすいミスがあった分、成ちゃんたちの下になっちゃいましたが、、、、フリーはこれぞ正統派だ！ってのを待ってます。


本来ペアってのは、、、、彼らみたいなのがペアなんだろうよね、と思います。


観戦仲間さんの中でも「ごめんなさいね、アタシ、ぜんぜん成美ちゃんたちのはピンとこないのよね」という方もいらっしゃいますし、そういう意見もすごくわかります。
わたしもロシアのペアとダンスが大好きだから余計にわかる。
（でもあの「イマジン」はほんと、泣けるんだわー）

今回成ちゃんたちとベラたちを観て、
「ペアってーのは、ソ連系のペアかそれ以外か、だよなー」なんて改めて思いました。
私はもろソ連ちっくな系統のペアも、北米系統も、ユーロっぽいのも、みんなそれぞれ好きなんですが、（というか、、、チェコのペアの伝統が好きだな・笑）本家のロシアペアにはやっぱり、「これがペアだ文句あっか！」という憎たらしいくらいの絶対的強さを見せ付けてほしいんですよね。
イリュシェチキナ＆マイフラーゼがああだし、ここはベラたちがその伝統を受け継ぐ立場だと思うのですが（ってか、ほんと、なかなか育ってこない・涙）ターニャ＆マクシム、悠子ちゃん＆サーシャ、その後の世代がちとカラーが弱いのが寂しいなあ。

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 ２日目終了！

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012　
２０１２年　世界フィギュアスケート国別対抗戦（ＷＴＴ）２０１２　２日目終了しました！

今日も昨日に引き続きすばらしく濃い１日でした。ああ、満足♪

さっきホテルに戻ってきて、ちょびっと落ち着いて、男子のスコアを見ましたが、、、
ケヴィン、あのループも４回転だったんだね・・・・おばさんびっくりよ！
（もちろん成功してないけども）
彼のサルコウとトゥループはやっぱり見慣れたせいか、「ちゃんと４回転なんだな」と認識できるようになりましたが、やー、ループはわかんなかったわー。

大ちゃんのスコアがとんでもないことになっとりますが
ええと、あの４回転、、、ちゃんと４回転だったけども、加点はちょっとご褒美すぎなんじゃ・・・・・とは思います。
（念のため繰り返しますが、あたし、大ちゃん好きですよ）
とにかく大ちゃん、おめでとう！！！！！しびれたよ！！！！！

今日一番心配していたイタリアペアですが、なんとか無事にショートを乗り切りました。
なにしろ昨日１日中応援張り切っていましたからね、特にホタレック。。。。
わたしは彼らのことがものすごく好きですが、（今回出場している選手の中では実は一番好きかも・笑　あー、ブライアンは別格ですが。）だからといって、盲目的に彼らの順位がよければいいとも思っていません。
ペアとしての力は、実際、そんなにずば抜けて凄いわけじゃないですし。
彼らは、自分たちの欠点を上手くカバーしたつくりの素敵なプログラムを、
ミスを最小限に抑えて滑って、ようやくほかのトップ１０レベルのペアと戦えるんですから。。（だってほんとだもん。。。。）

だから今日は、、、、ほんとに、生きた心地がしませんでしたが（特に３ツイストリフト・・・）とりあえずノーミスでＳＰ終えたのは良かった・・・・（あの３ツイストは、今彼らにできる精一杯なんですよぅ。）
もっと難しいことをやってるメイガンとエリックには、まことに、申し訳ないばかりなんである。（メイガンたちも好きなんで、なおさら心が痛む。）

ああそれにしてもなんて美しい２人！
そしてなんて素敵なプログラムなんだろう。
カメ先生とクリロワのセンスはほんとに素晴らしい！

明日も生きた心地がしないと思いますし、カナダとアメリカに一気に抜かれちゃうかもしれませんが、いい内容でシーズン最後の試合を終えてくれたらと願うばかりです。




個人的には、一番感動したのは、ナタリー＆ファビアンかなー。
ワールドより得点低かったですが、でも、ワールドより良かったんじゃないかいね。
素晴らしかったです。

メリルとチャーリー、テッサとスコットに関しては、もう単純に、観て楽しませていただきました。素晴らしいスケートをありがとう、という気持ち。


くわしくはまた改めて。


明日のペアと女子フリーも大満足の１日となることを祈っています。


しかし、最終日を前にしてあれですが、、、、応援はやっぱりイタリアがダントツ優勝だね（笑）フランスもいいけど、、、やっぱしイタリア、、、すごすぎます！

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 初日③女子シングルショートプログラム

続いて女子シングル。
製氷時間はなんかパンダの気ぐるみさんのスケートショーが一瞬あり、
ＩＳＵの女子シングルの歴史映像なんかが流れていました。

ショートプログラムの結果
ジャッジスコア
Ladies - Short Program

1 Carolina KOSTNER ITA 69.48 36.34 33.14 8.25 7.96 8.29 8.43 8.50 0.00 #12
2 Akiko SUZUKI JPN 67.51 36.48 31.03 7.86 7.54 7.96 7.64 7.79 0.00 #11
3 Kanako MURAKAMI JPN 63.78 34.52 29.26 7.36 7.04 7.43 7.36 7.39 0.00 #9
4 Gracie GOLD USA 59.07 33.36 25.71 6.50 6.29 6.50 6.46 6.39 0.00 #1
5 Ashley WAGNER USA 57.52 30.46 28.06 7.04 6.82 6.93 7.11 7.18 1.00 #7
6 Adelina SOTNIKOVA RUS 56.12 28.75 27.37 6.93 6.54 6.86 6.93 6.96 0.00 #8
7 Yretha SILETE FRA 54.83 31.40 23.43 6.00 5.57 5.96 5.93 5.82 0.00 #2
8 Valentina MARCHEI ITA 53.52 28.15 25.37 6.43 6.07 6.46 6.29 6.46 0.00 #6
9 Alena LEONOVA RUS 50.92 22.72 28.20 7.25 6.79 6.89 7.25 7.07 0.00 #10
10 Amelie LACOSTE CAN 48.61 23.72 24.89 6.32 6.04 6.14 6.29 6.32 0.00 #3
11 Mae Berenice MEITE FRA 48.57 27.59 21.98 5.61 5.29 5.46 5.57 5.54 1.00 #4
12 Cynthia PHANEUF CAN 45.99 22.54 24.45 6.18 5.93 5.93 6.18 6.36 1.00 #5

１番滑走のグレイシー・ゴールド
か、、、、可愛い。可愛いだけじゃなく、上手い！
いい子だなあ。
金平糖のヴァリアシオンをアレンジした曲で（しかし編集が微妙すぎる。。。）シニアデビュー戦をいい形でスタート。
これからが楽しみです！

２番目はイレータ・シレテ
ずっと賑やかなイタリア席もそうですが、フランス応援団はどの国の選手にも盛大な応援をしてくれてて、嬉しい。それでもやっぱり自国の選手への応援は熱が入ってて観ていて楽しいです。
今季からシニアに上がってきましたが、自国ナショナルでは２年連続チャンピオンのイレータ。なかなか良い滑りだったと思います。しかし映画効果とはいえ、、、あの白鳥の湖の編曲の微妙さといったら、、、、（バレエ好きには気持ち悪い編曲なのよね・汗 。。。最終場面の曲から始まって、あっちこっちの場面に飛ぶ構成だから、なんだか居心地悪いです。。。。）

３番目のアメリー・ラコステ
ちょっと移動の疲れがあるのか、本来の出来ではなくて、ものすごく悔しそうでした。
練習ではきれいに降りていた３ループ＆３ループ。あれ、決まってたらすごかったんですけどね。
フリーでがんばって欲しいです。


４番目のマエさん。
転倒や細かいミスはあったんですが、シーズン序盤だったＮＨＫ杯の時と比べたら、とてもこなれていて、良かったと思います！

５番目のシンシア。
彼女も、本来なら、こういう順位に沈む選手じゃないのですが、、、
やはりジャンプが決まらないと痛いですね。切ないなあ。
ステップはかっこよかったです。
私の中ではシンシアはちょっと曾根さん的ポジションなのです。
シンシアはイロモノはやらなさそうなんだけど、
なりふりかまわず、曾根ちゃんみたいな路線で行くと大バケすると思うんだよな。
（しかし得点は稼げないだろうけども）

６番目のマルケイ。
いやその。。。マルケイ、、、良かったと思うんだけどもね、、、、
イタリア応援団の踊りが激しくて、そっちがどうしても目に入っちゃって困ったよ。。。
そんなイタリアが大好きです。


第２グループ
なんとなく私自身が移動の疲れや、アイスダンスと男子シングルで燃え尽きちゃったのか、「ふぁー、なんかちょっと眠いよ」って思っていたのですが、、、、、
すごかった、第２グループ！
（しかし、やっぱり、男子の後での女子ってのは。
どうしてもパワーとスピードが。
個人的には男子が後のほうが楽しいです。）

７番滑走のアシュリー
ああ、アシュリー、なんで２アクセルで転んじゃったのょーーーー。（涙）
スタオベの準備万端だったのに。。。。。
もったいない！
フリー頑張って！！！！！！！

（関係ないけども近年の女子の衣装では、毎回アシュリーとファヌフの衣装が楽しみです。
センス抜群なんだもーん。キーラも素敵だけども、キーラの場合、、、中身がずば抜けて美しいからね）


８番目のソトニコワ
最近のロシアのジュニア女子はほんとにおそろしあですが、いやー、ソトニコワ、、、ソチが楽しみですね！個人的にはタクタミシェワより好みかな。フリーを観てみないとわかんないけども。


９番目のかなこちゃん
すばらしい。完璧！
３トゥ＆３トゥも安心して見ていられますね～。
あとはフリーだなぁ。ルッツがなぁ。

ああしかし、かなこちゃんも大きくなってしまった。。。。
ジュニアに上がったばかりの頃はあの音感の良さと踊りの上手さに、「ダンスに欲しい・涙。しかしあれだけジャンプを跳べるとダンスは無理」そしてあのちみっこさに「ぺ、、、ペアなんていかがかしら？」と願っていたのよぅ。
ちょうど新採点でのダウングレードがすんごく厳しい時期だったから、シングルやめて、ペアにカモーン！！！！ってよからぬ願いを抱いていたのですが。。。。
ジュニアグランプリや世界ジュニアでのご活躍に拍手しつつも、、、、
心の中では「あああああ。ペアの人材がぁぁぁぁぁ」という状態だったここ数年。

昨日のショートで、その（勝手な）未練もようやく（←今頃）ばっさり捨て去ることができました。

満知子デラックスは誰が書いたんですかねー。大ちゃんなのか、小塚くんなのか。。。

１０番滑走のレオノワ
３トゥ＆３トゥは完璧ではなかったけれども、ほぼ良かったのですが、彼女にしてみたらここからリズムが狂ってしまったんですかねえ。フリップすっぽ抜けからは、「悪いときのレオノワさん」で、元気が無くなってしまいました。目に見えてリンクの使い方が小さくなっちゃって残念。
レオノワの今季の作品はショートが好きなので（フリーは好みではないというか、、、あまり感心できる作品ではないっつうか、、、、まあそれは今日のフリーを見てからもう一回判断しようと思います。）そのショートが、こう、元気ないと切ないです。
フリーでの巻き返しに期待です！

１１番滑走のあっこちゃん
良かった良かった！
すばらしい！会場も各国選手団も一体となった、素敵な空間でした。
あの場にいられて、幸せです。
あっこちゃんのぴょんぴょこが見られて嬉しい！
まさしくベリーアキコなプログラム！

明子がほんとのチームリーダーって落書きが（苦笑）

ラストは世界チャンピオンのカロリーナ。
カロ、良かったですよー。
あっこちゃんのほうが技術点は上でしたが、ＰＣＳでカロがトップに。
だって上手いんだよ、ほんとに。うっとりするくらい上手いんだ。
しかも選曲は必ずしも会場一体となれるようなものでもないですし。


ああいい試合だったなー。
初日からこんなにすばらしくて、いいのかしら？ってくらい、充実した１日でした。

ところでソチ五輪で正式種目となるチーム戦ですが、プログラムにちょみっと情報が載っていました。
2012/2013シーズンの成績をもとに、上位１０チームが五輪の団体戦に出られます。
構成は今大会のようなシングル２名ずつ・ペアとダンスは一組というのではなく、男女シングルも１名ずつらしいです。
で、ショートは１０チームで争い、フリーは上位５チームのみだとか。
ふーん、ほー、へー。
４カテゴリーで層が厚い国は有利ですが、カップル競技があまり盛んではない国とか、実質一組しかＩＳＵレベルのカップルを抱えることができない国とか、、、そういうところは辛いですね。
団体戦が五輪競技になることで、カップル競技にも力を入れる連盟が増えてくれればいいな、と思います。

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 初日②男子シングルショートプログラム

続いて男子シングル。
男子シングル結果
ジャッジファイル

あ、ショートダンスと男子シングルの合間、会場スクリーンではＩＳＵの映像が流れていましたが、このときは「ザ・ジャンプの歴史」な映像。
男女シングルにおける、いろんな種類のジャンプをはじめて決めた人なんかが紹介されていましたよ。

もちろん、各カテゴリーの前には、例のＩＳＵのあの映像もばっちり。
男子ショートは竹内君のあれもまだ残っているし、ヤグディンの投げキスで終わるというあのバージョン。
トッドが映ると毎回癒されるなー。

アシスタント・テクスペは五輪金メダリストのペッチさん。（今はアクセル・ラウシェンバッハと再婚したからアネット・ペッチ・ラウシェンバッハ）

あたしゃずっとアネット・ペッチと思ってたんですが、会場アナウンスは「プッチ」と「ポッチ」の中間に聞こえるのでした。

Men - Short Program
1 Daisuke TAKAHASHI JPN 94.00 49.71 44.29 8.93 8.54 8.93 8.93 8.96 0.00 #11
2 Patrick CHAN CAN 89.81 45.88 44.93 9.18 8.86 8.75 9.07 9.07 1.00 #12
3 Jeremy ABBOTT USA 86.98 44.09 42.89 8.39 8.43 8.54 8.71 8.82 0.00 #9
4 Brian JOUBERT FRA 84.69 45.01 39.68 8.04 7.32 8.32 7.93 8.07 0.00 #6
5 Florent AMODIO FRA 81.84 42.80 39.04 7.86 7.36 8.00 7.82 8.00 0.00 #8
6 Kevin REYNOLDS CAN 78.82 44.30 34.52 6.96 6.71 6.93 6.96 6.96 0.00 #4
7 Adam RIPPON USA 74.93 38.71 36.22 7.25 7.04 7.25 7.39 7.29 0.00 #5
8 Takahiko KOZUKA JPN 73.61 37.83 37.78 7.86 7.46 7.21 7.68 7.57 2.00 #10
9 Samuel CONTESTI ITA 73.38 36.92 36.46 7.21 6.86 7.36 7.39 7.64 0.00 #7
10 Paolo BACCHINI ITA 62.26 31.73 30.53 6.04 5.86 6.21 6.21 6.21 0.00 #3
11 Maxim KOVTUN RUS 60.93 31.97 29.96 6.14 5.75 6.00 6.14 5.93 1.00 #1
12 Zhan BUSH RUS 58.67 28.78 30.89 6.43 5.93 6.18 6.21 6.14 1.00 #2

公式プログラムを買って読んでたら「あれ？ヴォロノフ来る予定だったの？」てな感じででセルゲイ・ヴォロノフが載っていましたが、
もちろん来ているわけがなく、ロシアは若手二人を派遣してきました。

「まー、ヴォロノフが来日しようが、もうウルマノフとの師弟関係は終わってるからウルマノフは来ないしな、、、、」と思ったら


ウルマノフいるし！


そうでした、ジャン・ブッシュのコーチだったんだっけね。

第一滑走のマクシム・コフトンは初見。
今回のロシア男子は、ほんとに若くて体もまだ細くて、ちょっとスタミナが心配だったんですが、コフトンはフリップのミスと、後半がちょっと足に来ているなあという感じでした。背丈はもう十分伸びきってると思うのですが（バイオでは１７６センチ）。
ちょっとまだ一本調子かなー。
フリーに期待です。

２番滑走のジャン・ブッシュは世界ジュニアで５位だった男の子。
高い鼻とでっかいお目目でひょろりというかまだガリガリくんなのですが、目つきが「攻め」ていく感じで強くていいなあと。
しかし今回は気負いが大きかったのが空回りだったのか、ジャンプの着氷がクリーンではなく、ほんとは最初の４回転にコンビネーションジャンプをつけたかっただろうに、全部のジャンプがそんな感じだったので、コンビネーションジャンプが入らない結果に。
そんなわけで、順位は最下位のスタートですが、何しろジュニアはわかりません。
能力はとてもいいものを持っている選手だと思います。
フリーでどこまで追い上げてくるか楽しみです。

そしてこのお二人は、けなげにずっとロシア応援席でがんばってくれたのでした。（さすがに次の日試合があるバザロワ＆ラリオノフも女子ショートのときは帰ってしまっていたし）

３番滑走のバッキーニ。
いかにもまだジュニアですってな体つきの二人の後で見ると、バッキーニも大人なんだなーと感じます。
おなじみのピノキオのプログラムで、おなじみの「なんつう軸でジャンプを降りてくるんだ」という、　斜めっても着氷するコンビネーションジャンプにひやり。
でもなんだか憎めないんですよねー。いい子だなあ。３アクセルも着氷はシェイキーですが、このところ安定してますね。

４番滑走はとうもろこし頭がややすっきりさっぱり（でも相変わらず妖精だったけど）のケヴィン・レイノルズ。
例のごとく妖精ちゃんだし、ひょろひょろなんですが、「ちゃんと、、、、まわってるんだよね？？？？？？」という不思議な４回転も、こちらの目が慣れたのか、それともジャンプの質がよりよくなっているのか、なんとなく前よりも「４回転ばっちり跳んでる」っぽい迫力（とまではいかないですが、あくまでも本人比で、パワーが増した気がする）があったと思います。
もうね、すっばらしいＳＰでね、、、、おねいさん、もとい、おばちゃんは、ちょっとうれしくなっちゃいましたよ！
スタオベでしたねー。
やればできる子ケヴィン、願わくばフリーも、、、、フリーもお願いしたいですね。
（ショートがあまりにも良すぎると、ほんとに不安です・苦笑）
ＳＢ更新にうれしそうでした。

５番目のアダム・リッポン
３アクセルがクリーンでなかったのが惜しい。
リッポン・ルッツもやや着氷で乱れましたが、ほんとにこんな難しいプログラムをよくもまあ作ってくるなあと。
うまいなあ。
いろんな意味で、スケーターとしての素質が、ものすごく上のランクの選手だと思うし、
チャンピオンになれる才能の持ち主だというのがありありと伝わってきます。
これで、、、安定すればねぇ。

第１グループのラストはブライアン・ジュベール
泣けた。。。感動したよ。。。。
スピンがアレだったり、何もしてない箇所が（たくさん）あったり、そんなことはどーでもいいのよ、だってブライアンはブライアンなんだもん！
「これでいいのだ」ってみんなを納得させちゃうオーラはさすがです。

もうこの時点ではワタクシ、「今日はケヴィンとブライアンが良かったからいいや。これ以上の展開は望まないよ」と思っちゃいましたもんね。

ま、その後、第二グループや女子でまたまた大興奮なんでしたが。


第２グループ
６分間のウォームアップではみんなけっこう調子よさそう、、、な中、小塚くんは４回転があんまり。。。はずしてくるかなとも一瞬思いましたが、今は４回転必須の時代に戻りつつあるので、どんなときでも試合には入れてこざるを得ないんだろうな、とも。
そんなこんなで見ていたら、途中でジェレミーがびたん！と転んで、なんか腕を打ったっぽくてひやりとしましたが、大丈夫？だったのかな。

応援席もヒートアップしてきていて、ダンス陣が帰ってきたイタリアとフランスがさらにうるさく（苦笑）、ホタレックがかつての松岡修三＠フェドカップ状態に。
そしてアメリカもカナダも元気良く。日本は見えなかったけども、たまにスクリーンに映る成ちゃんが相変わらずいい味出してます。

７番滑走のサミュエル・コンテスティ
ほーんと、中国が落ちたのはとても悲しいのですが、
イタリアが入ったのはうっひょいで、（それはもちろんコストナーとアンナちゃんたちに
依るものが非常に大きいけども）コンテスティとベルトン＆ホタレックとマルケイがいる今だからこその幸運で。
ああこれが、もうちょっと前の時期に実現していたらなあと。（そのころは国別対抗戦はなかったけどさ）
コンテスティは絶好調というわけではなかったですが、大事なショートをぎりぎり無難なラインでまとめた感じでした。
大ちゃんにしても、ブライアンにしても、そしてコンテスティにしても、ジェレミーにしても、もう年齢的に「いつも一番いい状態」を維持していくのはものすごく大変だと思います。そういう中で、シーズン最後の最後で、大崩れすることなくある程度のところでまとめてくれて、ホっとしました。
フリーは思う存分好きに滑ってほしいなあ。
今の男子シングルで、「こういう作品を観たいのよね！」「彼ならではの味わいがあるんだよね！」というのを見せてくれる、貴重なスケーターですから。

８番滑走のフローラン・アモディオ
バンビというか、若豹というか、しなやかですばらしい。
天性のばねで、多少軸が曲がっても、きちんとジャンプをまとめられるし、あの音感とか、すごいと思います。
もうちょっとわたしはパワーがあるほうが好みなのですが、、、。そしてもちっとリンクをめいいっぱい使ってくれたらなー。
キスクラではモロゾフが女の子の真ん中に陣取り、当のアモディオはファビアンとブルノにリフトされていました（笑）

９番滑走のジェレミー・アボット
す・ば・ら・し・い！！！！！！！
いいときのジェレミー、きた！！！！！

願わくばフリーも
ショートがいいと（以下自粛）

キスクラでの変顔は、今回は控えめだったよ。

１０番滑走の小塚くん。
まあ、こういう日もあるよね。。。。
というのが、ちょっと続いちゃってるけども、今季はそういう時期なのかなあ。
うーん。昨シーズンまでは「（日本男子で）パトリックと戦えるのは小塚くんだけだ」と思っていましたが、今季は「忍」の一文字ですなあ。
がんばれ小塚くん！

１１番滑走の大ちゃん
ええと、はい、もー、すごかったです。
大ちゃんもまだまだこんなに伸びしろがあったんだなあと。
大ちゃんは大ちゃんで、すでに完成されたスケーターだから、試合でそれを完璧に出せるか、それとも崩れるかのどちらか、、、、そういう目で見ていました。
ある意味プロの領域というか「あの人のあれを観たい！！！！！」という域なんですよね。
それがこう「次はどんなんだろう」というワクワク感があるっていうのかな。
いいなあ、こういうのも。
大ちゃんに関しては、ガラスのハート時代からずっと見てきたから、
今の「完璧」ｏｒ「こういう日もあるよね、疲れてるんだね」という現状は、
ある意味安心して観ていられていいんだけども（昔は辛かった。。。。）
やっぱり、、、ワクワクってのもいいもんだな、と。

４回転はかなり前の状態に戻りつつありますね。嬉しいね。
得点に関しては、「そんなに出ますか？」ってくらいですが、ええと、わたし、大ちゃんのことは大好きですけども、、、、『こんなもんじゃないよ』ってレベルの滑りをする時がありますよね、彼は。
あれと比べると、余裕すら感じるくらいだったんだけども。（いやもう、とってもすばらしい滑りだったんですよ、それは重々承知）
逆を言えば、余力を残してこれぐらいのものが出せる、、となると、フリーもそうですが、ソチが楽しみだなあと思います。
あとはもっと４回転の質を前に戻す、いや、前以上のレベルに持っていくことですね。
なむなむ。
スケートの神様、もうちょっと、、、もうちょっとだけ、大ちゃんに時間をください。
（本音はブライアンに欲しい）

最終滑走のパトちゃん。
ひゃー、上手い！ほーんと、す・ば・ら・し・い！
しかしパトリックは３アクセルがたまに、、、と思ってたらこけた。。。。。
ワールドの疲れもあるだろうし、遠い日本まで来たからね。
きっとフリーはとんでもないものを披露してくださることでしょう。
（しかしやっぱり３アクセルは心配でござる）

しかしパトちゃんが転んだことより、あたしはコーチチェンジがびっくりです。


いい試合だったなー。

ISU World Team Trophy in Figure Skating 2012 初日①オープニングとアイスダンスと応援団

あ～、楽しかった！
大満足の初日だったＷＴＴ初日、行って参りました。

ほんとに素敵な豪華メンバーで、まあ、ロシアみたいにエースをはずして若手投入ってところもありますが、どのスケーターさんもがんばってくださり、至福の一日でしたよ。

静岡から乗ったバスが、エンジントラブルがあったものの、そのままそのバスで渋谷着！予定よりちょっと遅れましたが、それでも開場まで時間があるので、一度ホテルに寄って荷物を預けてから、代々木のリンクに向かいました。

誰も並んでいないアイクリの小屋、というか、仮設の建物？でチケットを無事に引き換え、ようやく「ちゃんとチケットあったのね～」と安心。
現地引き換えは、忘れるとか紛失とかの心配はないのですが、とにかく自分がチケットとれているのかどうか、いまいち不安なものです。。。

初日の今日は南スタンドの２列目で、メディカルスタッフのお席の後ろあたりで観戦。

ええとですね。。。。
願ってもない、正面ジャッジ側だったんですが、、、、テレビカメラって、あんなに邪魔でしたっけ？あいつのせいで、キスクラと日本チームの応援席がまったく見えなかったです。それからハイテクの産物かなんだか知りませんが、あの、、、、黒い浮遊しているカメラね、、、あいつもけっこう邪魔なんですよねー。やめてほしいよ。


ま、そんな不満もあるものの、おおむね視界は良好でしたし、木曜日のしょっぱなからいらっさる周りのかたがたは根っからのスケオタさんが多いので、とても快適なスケート観賞ができました。
楽しかったよー。


製氷時間に流れるＩＳＵの映像も懐かしい選手がいっぱい流れて嬉しいひととき。

☆オープニングセレモニー
フラッグスケーターのちょびっと演技のあと、スケーターが国別に登場。
直後に試合の始まるアイスダンサーがオープニングに現れない中、ナタリー＆ファビアンはしっかり参加。（ほかのアイスダンサーはみんなウォームアップしていた）
南側から順にフランス、イタリア、アメリカ、ロシア、カナダ、日本の順で登場。
国歌斉唱のあと、聖子さんやチンクワンタの開会宣言とかあるのに、終わったとおもったのか、フランスチームが退場のためにリンクを周り、、、つられたイタリアも続き、、、、違う違うまだ終わっていない！！！！と気づいているのはカナダと日本だけ、という・苦笑

フランス＆イタリアチームが小さくなりながら「すんません」と戻ってくるのが笑えました。

思えばこの時から、、、フランスとイタリアは「笑」担当だったのか。。。。


☆ショートダンス
ショートダンスの結果
ジャッジファイル
Ice Dance - Short Dance
Result Details

1 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA 72.18 34.64 37.54 9.39 9.18 9.43 9.46 9.43 0.00 #6
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 69.93 32.35 37.58 9.39 9.14 9.50 9.54 9.39 0.00 #4
3 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT FRA 66.57 30.99 35.58 8.86 8.71 8.86 9.07 8.93 0.00 #5
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA 63.70 31.14 32.56 8.04 7.82 8.18 8.18 8.39 0.00 #3
5 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV RUS 60.44 28.93 31.51 7.93 7.75 7.93 7.96 7.82 0.00 #2
6 Cathy REED / Chris REED JPN 49.47 24.64 24.83 6.29 5.96 6.29 6.36 6.14 0.00 #1

ほんとに出られるかどうか心配だったクリスですが、第一滑走だったのが幸いしたかもしれませんね。（たぶん、今日は出番の後はゆっくり休めたと思います）
お客様の声援を受けて、頑張ってくれたと思います。
得点や内容に関しては、必ずしもご本人たちの思うような結果ではなかったかもしれませんが、とにかく、危なげなく滑りきりました！明日もどうか、、、クリスの足が痛みませんように！！！！

２番滑走のエレーナと二キータは。
６分間の時はポニーテールだったエレーナが、本番でシニヨンに。
おいおい、大丈夫なのか？あんまりきちっとかためているようには見えないんですが。。（お団子そのものは、簡単に作れるんですよ、しかし、激しい踊りに耐えられるか、そして形も美しいお団子に結わえられるかというと、、そこは果たしてどうなんだ？ってな感じのお団子だったんだよね。。。。）
もしかして、途中で髪を解く演出？うーん、そんなリスキーなことするんかいな？
なんて思って見ていたら、途中でやっぱりお団子がぶらーーーーーん。
そのせいなのか知りませんが、どうもエレーナがナーバスな感じというか、いまいち。
その分ニキータがやたら元気で明るいのはいいですが、リフト、もちっと美しく降ろそうよ、と思うのでした。若さと激しさはいいんだけども、なんか怖いよあのリフト。
まあ、シーズン最終戦だし、ワールドの後だし、、、、調整も大変だったと思います。
しかも女子シングルはレオノワとソトニコワがいるとはいえ、ロシアチームはどうも国別をあんまり重要視していないような（昔四大陸に、主力を送り込まなかったあちこちの連盟のように）若手育成編成だから、エレーナ＆ニキータもちょっと責任感じていたかどうかわからないですけども「自分たちが１２０％やらないとロシアチームの成績にガツンと響く」っていう気がかりみたいなのも、あったのかなー、、、

なんて変な深読みしちゃいたくなるくらい、動きが精彩を欠くといいますか。

それというのも、３番滑走のアンナとルカはたとえレベルが取れてなかろうとも、
ほーーーーーんとに、素敵なあのＳＤを見事に滑ってくれて、（パターンのところも良かった！！！！！）ワタクシ個人的には、エレーナ＆ニキータとアンナ＆ルカは抜きつ抜かれつの接戦みたいなのがワクワクするっちゅうか、、、、
ですので今日みたいに、アンナちゃんたちがすっごく素敵で、エレーナたちがちょっといまひとつだと、なんとなく寂しかったりします。

ま、明日のフリーでの巻き返しを期待いたします。

第２グループはまずテッサ＆スコットから。
うーむ。やはりワールドにここ一番のピークを合わせていたでしょうし、ちょっとお疲れ気味だったのが、レベルの取りこぼしとかにつながっているような気がしました。
足元なんかは別次元というか、信じられないくらい美しいスケーティングで、見ていて吸い込まれそうでしたが、「もっとすごいはず」ってのがわかってるだけに、メリルたちのほうが勢いがありましたね。

ナタリー＆ファビアンはまあファビアンのあれは、かわいいもんです。はい。
十分想定内だったし、今まで数ある「致命的なミス」と比べたら、無問題！
ってか、うまくまとめたっちゅうか、ごまかしたっちゅうか（笑）
まあミスはありましたが、全体的には「あたしはこういうダンスを観たいのよーーーー」というのをかなえてくれる様な、すばらしいダンスでした。

メリル＆チャーリーはちょっとチャーリーが勢いつきすぎてぶわんとよろけたようにも見えましたが、かっちょいいラテンでした。わたしはメリルの衣装は、ワールドよりこっちのほうが好きですね。


とりあえずショートダンスまで。
男子と女子はまた次のエントリで書きます。

その前に、応援団がやっぱり面白すぎて（苦笑）
こういうので盛り上がるのはやっぱりＵＳＡチームとフランス、、、、
なんですが（カナダも応援はすごいけどもジャージが黒だし、何しろ相手は派手なんである）今回はイタリアがいました！

いやもう。。。。
あたしはイタリアペアが大好きなんですけども、明日のショートの出来が心配になるくらい、今日一日ずーーーーとホタレックは応援団長になりきっていましたからね。
てか、最初は比較的大人しかったコンテスティも徐々にヒートアップしていたし。
イタリアチームは一日中、すごいテンションで盛り上がっておりました。
願わくば、明日も明後日も、競技に響かない程度で、盛り上げていただきたいです。

ロシアなんて、最後の女子ん時は、シングル男子二人だけがけなげに国旗を頭にまきつけて応援してたよ・・・（ウルマノフは座りっぱなし・笑）

しかしそれにしても、フランスやイタリアのあの派手な応援グッズは最初から用意していたのか、それともファンからの差し入れなのか。。。
フランスのさかな系のかぶりものとか、あれを荷物に一緒に入れてきたのか？
星条旗関連グッズは日本でもそこらへんで売ってそうですけどもね。
あ、プレゼントなのかどうか知らないのですが、ロシアチームのマフラー？スカーフ？あれも素敵でした。いいなあ、あれ、ほしいなあ。

日本チームの満知子デラックスも笑えたね。

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