「平常心」って、
辞書では「揺れ動かない心」とありますが、
茶道ではまったく逆の意味として使うらしい。
「平常心是道」とは、
目標に向かって進んでいる状態。
落ち着かないといけない、
プレッシャーを感じないようにしなければ、
いいところ見せたい、
こんないろんな気持ちもまた平常心、だって。
これなら、
いつもの自分とまったく同じだけど、
自分の感情の揺れ動きを感じながら、
目標に向かうということなのでしょうか。
私が気に入ったのは、
毎日毎日一瞬一瞬が
一番いい状態って意味もあるそう。
夏は暑いけど、
それはほかの季節の良さを感じるためのもの~~。
苦労あってこその喜びということですね。
ということは、
このブログのタイトルに通じるような気もします?
「平常心是道」に励んでいるところ?
きょうの着物
麻(上布)の着物に生成りの麻の帯。
お茶のお稽古とはいえ、
これだけでは寂しいので、
帯揚げは浅葱、紫、臙脂などの混ざり。
珊瑚色の帯締めで引き締めて。
と、書いたものの、帯揚げ、帯締めは見えない
「日々是好日」(森下典子著 新潮文庫)は、
お茶の初心者にはとても参考になった。
茶道には関係なく読んでもとても面白い。