今日から始まったNHK大河ドラマ「八重の桜」。
私たち女性の礎を築いてくれた大先輩たち(これからいろんな女性が出てくると思うから)の物語。
「敗者、負け組の側からの歴史」というのはいいですね。
江戸末期から明治、大正へと続く時代のきものや髪型も楽しみです。
主役の綾瀬はるかさんや彼女の少女時代の髪型を見て、もうおわかりかと思いますが、日本髪って、ポニーテールなんですね。
「なんちゃって日本髪」を作ってから、日本髪の映像や本などを眺めているうち、「これってポニーテール&ポンパじゃない?」と思い至ったわけです。
「八重の桜」の映像はパス。では写真集はいいのかと問われれば、資料用、引用の範囲、営利が目的ではない限りは許容の範囲ーということです。ブログの肖像権について少し勉強しました)
ともかくこれを見てもよくわかります。ほとんどポニーテールです。
一本に結んだ髪の束を、下に垂らさず前に持ってきただけの違いです。
そして前はポンパドールです。
日本髪=ポニーテールだと考えれば、ハードル、ぐっと低くなりませんか。
長く垂らしていた髪を、江戸時代辺りから女性が活動的になり、邪魔になった髪を巻き込んだ。それがどんどん進化して、家事雑事をしなくてもいい女性(花魁)などは、現代の「盛り髪」やフランスマリー・アントワネットなどと同様にどんどん大きくなっていった、とこれはあくまで紫苑説。
(フリー資料用写真より)
髪が長くないと作れないと思っていらっしゃる方が多いのですが、私の髪はこのくらいです。
仕事で出かけることが増えたので、カットしました。見苦しい写真でごめんなさい
このくらいの髪のほうがまとまりやすいかも。きものヘアって、毛先の始末が一番大変。短いとすべて隠せますから。
髪の大きさによって、武士とか町人という家柄がわかりますね。好みは町人あるいは下級武士の妻
頭頂部を結んで、それこそポニーテールにして、前の髪はポンパ。後ろの毛に逆毛、あるいはすき毛を入れてポニーテールと一緒にして前に倒すだけです。
あとはシュシュや簪でアラを隠せば出来上がり
小さいお子様にもいいかもしれません。
最後までお付き合いありがとうございました。
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