先のきもの整理で「断捨離」、つまりいまあるものを捨て、入ってくるものを断つのは私には難しいとわかったので、
「きもの新陳代謝」、つまり多めに捨てて、少なく買うことにしました。
あと何年生きるのかは神のみぞ知るというところですが、どんなに年をとっても物欲をなくすのは難しい。
物欲って、私にとっては生活の彩りでもあるのです。
でも、最近は整理、捨てる快感も知りつつあります。
捨てる、整理するって、「増える」ことでもあるのですね。
何が増えるかというと、空間が増える~~。
フリマに出せば、少しはお金が増える~~(笑)。
で、初期に何の知識もなく、仕事のストレスから買いまくったきもの、どんどん処分しています。
どんだけ知識がなかったんか、どんだけストレスがあったのかと我ながら呆れる~~。
きもの着始めの頃は、美しい絹のきものだけがきものだと思っていて、オフ会などでどなたかが、木綿などを着ていると、「どうしてそんな野良着みたいなものを着るんだろう」(ホント、失礼、無知の極みだよね)と思っていたけど、
友、そっと曰く「すごいね、あのきもの、ものすごいお値段なのよ」
ふーん、なんてね(汗)。
今はそんな「野良着」が好み。
着る機会が増えるに比例して、着やすいものが私にはベストと身体がわかってきました。
五枚、十枚と整理して、空いた空間にもう厳選?した好みのものを一枚、二枚~~。
ゲットしたのは弓浜絵絣。
すごいね、糸車の絵。こんな絵を織りで描いていくんですね。
しっかりした木綿で、どんなに洗っても大丈夫。
筆を持っても、私には描けないわ。
着る時間がないので、コーディしてみました。
やはり藍には爽やかに白ですね。
制服に藍が多いのは、日本人の少し黄味がかった肌に一番合うからだとか。
置きコーディではなかなかきものは生きてこない。でも、藍白は定番中の定番だから。
置きコーディって、似合う似合わないより、きものオンリーを見せるためなんですね、最近わかってきた。
今度着用してみます。
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