気が付いたら、風炉。
毎年のことながら、いつも戸惑い、いつまでも上達はなし~~。
それでもお茶の時間は無心に過ごせる貴重なひと時。
小満(しょうまん) 初侯 蚕起食桑(かいこおきてくわをくう)。
まさに、絹の月、きものの月。
万筋小紋に白い帯。
少し下に結び過ぎた。
これが後姿を年を感じさせる原因?
いや、もう実際~~。
墨蹟~~。心外無法。
心の外に法(決まり)は無し。
同じものを見ても、見る人の心のあり方によって、その対象から受け取る意味も違ってくる。
つまり、私たちの心こそがその対象の内容を決定している。
これをしてはいけないと決めるのは自分の心。
法(のり・決まり、ルール)を決めるのは心。
好かれてる、嫌われてる、ああ思われている、こうに違いないーーすべてこちらの心こそが相手の気持ちを決めてしまう~~。
「いや実際、嫌いなんですけど」と仰る方も(汗)。
あるいは、こうしなければいけない、こうすればいいー法を決めるのは自分の心。
心の外には法はなし。
うーん、なんか、きものにも通じる?と思うのも自分の心。
心に留め置くだけでもいいと思い、また下手なお茶を点てる。
膨れおりに季節の花が控えめに咲いた帯
浅葱と白の道明。
若草色帯揚げ。
新緑の季節。もうすぐ梅雨~~。
気持ちのいい季節はすぐに過ぎる。
暑かった~~。
同じきもの
気が向いたら
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