この何か月か、身近かの50代お二人が
相次いで亡くなっています。
一人はあるレストランのオーナー。
もう一人は、ある業界の方。
たまたまだと思いたいのですが、
お二人とも、美食家。
オーナーは、
「美味しいモノ食べないと生きている気がしない」
と毎夜の美食生活。
勉強のために何度も海外に。
もうお一人も、接待やらつきあいやらで~~。
いわゆるバブル世代ではありますが、
それがいつまで続いたのか~~。
オーナーは、肝がんになり何年も入退院を
繰り返した末~~。
そしてもう一人は友人と旅に出たときに
朝いつまでも部屋から出てこないままに~~。
私も、若くはなかったけど、
一応バブルを謳歌した世代ではあります。
が、当時は子育てで忙しく、
ときおりお相伴には預かりましたが、
あまり、遊ぶ暇はなかった。
それに私は基本的に「家ご飯」好き。
時折の外食はいいけど、頻繁だと飽きる。
それでもバブルの興奮と忙しさに
巻き込まれ、身体を壊した~~。
フリーイラスト、借りました。
本当にこんな世代だったのよ、ね。
お二人は、美食だけではなく、
過労もあったのだと思います。
先の「糖尿病」の方もそうですが、
上に立つ方は、回りだした車から
降りることはなかなかできない。
だから、
「殉死」という言葉も思い起こさせる。
どちらも仕事が好きで、好きで、
その「好きなこと」に溺れてしまった。
誰かから強制されるのではなく、
好きな仕事だからこそ「過労死」
することだってあるんですね。
それは身近にいる人さえ
止めることはできないんでしょうね。
バブルって、実態以上の儚いモノという
意味だけど、
いつだって、どこにだって
小さな「バブル」はある。
それがいつのまにか大きくなって、
バブル=泡、に溺れることだってあるんですね。
50代の早すぎる死、
無念だったと思います。