さくらももこさんの53歳という年齢での死亡など、
乳がんへの関心が高まっています。
私自身、検診で初期にみつかり助かったので、
検診、ぜひお勧めしたいのですが、
これがなかなかだそうです。
NHKの「ガッテン」では
乳がんの検診特集をやっておりました。
多くの女性が「見つかると怖い」と検診受けない。
でも有名人などが亡くなると関心が高まり
一気に検診率がアップするそうです。
書店を覗いて、気になった
がんの二文字。
「がん消滅の罠」(岩城一麻著・宝島社文庫)
ホテルで読むのにいいと購入。
久しぶりのミステリー。
余命半年との宣告で
ガン保険の
生前給付金3千万円をもらったのは
障害のある娘を持った母子家庭の母親。
ところが、もらったあとで
なんと完全寛解(治ること)。
なぜ~~??
登場人物の一人羽島はいう。
「どんな不可解な結果であっても、
必ずそこには原因がある」
原因と結果の法則!
でも、これって当たり前ですよね。
神頼みでも偶然でもない。
そうなるには、必ず原因がある。
がんという病気を思うままに扱うことで、
人の心を支配しようとする人たち。
「一度死に直面したほうが残りの人生はより
尊くなる」
だからあえて死に直面させる~?
国立がんセンターに勤務していた著者だけに、
ガンをめぐる薬、高度医療など
がん周辺の話題に
詳しく、かつ読みやすい~~。
医師二人は、「なぜ?なぜ?なぜ?」と
その原因を探っていく。
久しぶりのミステリー、
その明確な筋道にすっきり。
多くの人ががんで亡くなっていく現在。
がんは運命でも「運が悪い」わけでもない。
検診、早期発見すれば95%は治る。
検診費用だって数千円。
ガンのなるほど、
ガッテンとミステリーで
よくわかっった。
検診、受けましょう!
「乳がんときもの」
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