寒い、
わが家は冬は外のほうが暖かく
感じるくらい~~。
外では身体を動かすので温まる==。
娘の家に行き、
ネットフリックスで、
映画「ファーザー」を観ました。
たまには気楽にテレビでも見ようと思って
行ったのですが、検索しているうちに
この作品に当たり、成り行きで。
アンソニー・ホプキンズが
主演男優賞受賞。
「羊たちの沈黙」から二度目の受賞ですね。
遅咲きの名優。
私はカズオ・イシグロ原作の
映画「日の残り」(93年)が好き。
イギリスの上流階級の執事役。
「父」とのタイトルですが、
映画はもっぱら、
娘の視点ではなく、
認知症になっていく父親の視点
で進んでいきます。
イギリスの中の上の家庭。
リアルというより、幻想的。
同じシーンが何度も、
少しずつ違って出てきたり、
娘の夫が違う人になったり、
娘自体の顔も変わったり~~。
過去の出来事のいくつかのシーンが
彼の頭の中で
ごっちゃになっているんですね。
それを映像で表しています。
リアルというより幻想的、
それが救いです。
ベタな現実は避けたい気分~。
全編ほぼ一人芝居。
舞台みたいだなと思っていたら
監督で脚本を書いたゼレールは
小説家、劇作家なんですね。
娘が作る食事がシンプルで
鶏料理ばかり作るなあ~~、
と思っていたら、
これも
彼が同じシーンしか覚えていないせい。
とにかく部屋がきれい。
汚れも散らかりもない。
欧米の中産階級の家庭には週に何度か
メイドさんが掃除するからなんだなあと。
「メイドの手帖」
こちらはメイドの視点からセレブ家庭を描く。
「クライアントのほぼ全員がウツや不安、
睡眠補助剤を使っていた。
大きな家を維持すること、
壮大な幻想を維持することは
彼らに大きな負担をかけるのかもしれない」
確かに~~。
娘のパートナーが遅いというので、
チキンのトマト煮を持参して
一緒に食事。
バーターで蜂蜜をもらう。
二年くらいモチソウです。
だんだん剽軽になる孫💛
シニアにとって一番怖い認知症。
予防スープの作り方なる記事を読みました。
ありませんが~~、
材料になっている食材はよく食しています。
サバ、ごま、ときどきクルミ、
桜エビ(安いヤツ)。
トマトは朝市で買っていたときと違い
スーパーモノはあまり美味しくないので
この頃はトマト缶。
スープ、美味しいのかしらん?
私自身、いろんな言葉をよく忘れます。
すぐに出てこない、
場所忘れもします。
忘れるというより
頭のなかがごちゃごちゃしている
感じがする。
どんなに気を付けてもなるときはなる。
それでも気軽に食べれて、安く
美味しいなら
使ってソンはありません。
さて、
アンソニー・ホプキンス、83歳、
もうずっと一人で
セリフしゃべりっぱなしでした。
認知症とはほど遠い記憶力!
そこも救い~。
ひたすら彼の演技力を堪能するのみ。
孫にもらったどんぐり。
お守りに。
記念にアップしておきます。
というわけで、最後まで
お付き合いありがとうございます。
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