ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

パッチワークの小千谷縮&一人暮らしは汚さが目立つ?幸田文と向田邦子&

2022-08-07 11:37:45 | きものの本&本

本日も涼しい~~。
来週からまた暑くなるとのこと~~。
着物着ないままに夏が過ぎる~~。
それが哀しくて、
着物着ました。

パッチワークの小千谷縮です。
小千谷縮は高いので、端切れを買って、
暇暇に継ぎはぎして
着物に仕立てました。
楽しかった~~。
→二年前のブログ



白の帯と~~。
だんだん帯の素材の名前を忘れる。
綴れだ!
こんな感じのパーチワーク。

気になっていた向田邦子さんの
本を読みました。


「少しくらいの嘘は大目に」(新潮文庫・碓井広義編)
2021年刊。

この方の作品はもう暗記するくらい何度も読みましたが、
久しぶりです、

向田さんの言葉を集めた一冊ですが、
もういい言葉ばかりで~~。
男と女、家族、生きるということ、
仕事などの章に
分かれていて、それに関する名言が。

家族の章では、
「どんなうちだって、
ヤブつつけば蛇の一匹や二匹」
出てくるでしょ!

「~~文明が進んだお陰で氏、
素性を問い、学歴を云々する。
目が大きいほうがいい、鼻は~~、
時にはうんと素朴に、
生きていくには何が大切か
考えてみるのも無駄ではない」

こういう言葉を40代で言える~~。

こんな一冊も。
「メロンと寸劇」(河出書房刊)
こちらは小説とエッセイ。

もう一人、幸田文さんの
「台所のおと」(講談社文庫)も素晴らしい。

あまりに何度も読んだので、
ばらばらになってしまいました。
「~~女はそれぞれ音を持っているけど、
いいか、角だつな、さわやかでおとなしいのが
お前の音だ」
病気で寝ている夫が台所で料理を作る妻の
音を耳にしながら、ああ、今菜を洗っているな、
包丁を使っているなと辿りながら、昔のことを
思いだしていく~~」
名文、傑作~~。

「ひとり暮らし」というエッセイは、
隣の家のひとり暮らしの女性の
暮らしぶりを覗きながら、
この人、何気に覗くのが趣味~~?
「~ひとり暮らしは(時間を持て余すせいか)
生活の汚さが際立つ~~」と
いろんな人のひとり暮らしを活写。
「~~ごっそりした汚れである」とか、
言葉の遣い方がすごい~~。

ある男性のひとり暮らしも描き、
「男らしいひとり暮らしだと思う」

そんな日の夕食は~~。


塩鮭とキャベツ(レタス)と青梗菜を蒸し焼きにしただけ。
ポン酢プラスバルサミコソースでいただきます。


ポテトサラダと豆腐と海苔のお味噌汁。

デザートは、

お客様が置いていったジュースにゼラチンと
いただいたマーマレードを入れて
冷蔵庫で冷やしゼリーに。
ゼラチンはコラーゲンがある上、
ジュースの糖量が抑えられます。

そんなわけで、
読書と着物の一日でした。


最後までありがとうございます。
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