本日も涼しい~~。
来週からまた暑くなるとのこと~~。
着物着ないままに夏が過ぎる~~。
それが哀しくて、
着物着ました。
パッチワークの小千谷縮です。
小千谷縮は高いので、端切れを買って、
暇暇に継ぎはぎして
着物に仕立てました。
楽しかった~~。
→二年前のブログ
白の帯と~~。
だんだん帯の素材の名前を忘れる。
綴れだ!
こんな感じのパーチワーク。
気になっていた向田邦子さんの
本を読みました。
「少しくらいの嘘は大目に」(新潮文庫・碓井広義編)
2021年刊。
この方の作品はもう暗記するくらい何度も読みましたが、
久しぶりです、
向田さんの言葉を集めた一冊ですが、
もういい言葉ばかりで~~。
男と女、家族、生きるということ、
仕事などの章に
分かれていて、それに関する名言が。
家族の章では、
「どんなうちだって、
ヤブつつけば蛇の一匹や二匹」
出てくるでしょ!
「~~文明が進んだお陰で氏、
素性を問い、学歴を云々する。
目が大きいほうがいい、鼻は~~、
時にはうんと素朴に、
生きていくには何が大切か
考えてみるのも無駄ではない」
こういう言葉を40代で言える~~。
こんな一冊も。
「メロンと寸劇」(河出書房刊)
こちらは小説とエッセイ。
もう一人、幸田文さんの
「台所のおと」(講談社文庫)も素晴らしい。
あまりに何度も読んだので、
ばらばらになってしまいました。
「~~女はそれぞれ音を持っているけど、
いいか、角だつな、さわやかでおとなしいのが
お前の音だ」
病気で寝ている夫が台所で料理を作る妻の
音を耳にしながら、ああ、今菜を洗っているな、
包丁を使っているなと辿りながら、昔のことを
思いだしていく~~」
名文、傑作~~。
「ひとり暮らし」というエッセイは、
隣の家のひとり暮らしの女性の
暮らしぶりを覗きながら、
この人、何気に覗くのが趣味~~?
「~ひとり暮らしは(時間を持て余すせいか)
生活の汚さが際立つ~~」と
いろんな人のひとり暮らしを活写。
「~~ごっそりした汚れである」とか、
言葉の遣い方がすごい~~。
ある男性のひとり暮らしも描き、
「男らしいひとり暮らしだと思う」
そんな日の夕食は~~。
塩鮭とキャベツ(レタス)と青梗菜を蒸し焼きにしただけ。
ポン酢プラスバルサミコソースでいただきます。
ポテトサラダと豆腐と海苔のお味噌汁。
デザートは、
お客様が置いていったジュースにゼラチンと
いただいたマーマレードを入れて
冷蔵庫で冷やしゼリーに。
ゼラチンはコラーゲンがある上、
ジュースの糖量が抑えられます。
そんなわけで、
読書と着物の一日でした。
最後までありがとうございます。
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