駅で手に取った「金沢日和」のJRのパンフ。
「久しぶりに金沢行きたいなあ」と眺めていたら、気づきました。
わかります?
袋帯の後ろに畳み線が入っています。
私は、正式に着付けを習ったことはないので、袋帯に折り線が入ってもいいとか、いけないとかはわかりませんが、見た目はあまりよくはないですよね。
前にホテル会食に行ったときには、最初に帯を締めたときに、この線が入っていたので、結びなおしたことがあります。
ユーミンの舞台に行ったときには、あとで写真を見て気づきました。
まあ、これは名古屋だからまだいいかなと、自分には甘い~~。
華やかな加賀友禅のきものに、金糸の袋帯。プロの方の着付けですよね。そこにくっきり一筋の線~~。
この線があるので、せっかくの袋帯もぴしっとして見えません。
上の写真は、京都の舞妓さんの休日のテレビ画像。
後ろに結構シワ寄っていますが、こういうのって、休日のきものだし、逆に慣れている感じがして、こちらはご愛嬌、です。
少し着付けに気を付けるようになって、ワタシ、うるさいオバサンになったのでしょうか。
白洲正子さんのお嬢さんは「(きものを着ると)人様に自分の好みを押し付けるいやらしい人々に出会う」と仰っています。
私も、そんな人、苦手だったのに、そういう人になりつつあるのかな。
ちょっと心配。
でも、友禅の、パンフに載っているだけにプロの仕事、気になりました。
励みになります。
※ねねさん、和日和さんより、着付けの立場からとてもいいコメントをいただきました。
ぜひ参考にしてください。
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ファーマル、それの写真用だから気になりますね。カメラマンとかスタッフ、チェックするとき気にならなかったのでしょうか。ま、私も名古屋帯で同じミス、しているから人のこと言えなんですけどね。
そうか、すっかり忘れていましたが、金沢新幹線ができるから盛んに宣伝しているんですね。
着物の似合う街ですよね。ありがとうございました。
そうですね。柄の出し方などで、どうしてもこの位置、というのは確かにありますね。連続している柄ですが、この辺り難しいですね。よくわかりました。ありがとうございます。
着付けの立場に立ったとてもわかりやすい説明、ありがとうございます。ものすごく参考になりました。そうか、帯、届いたときに、畳みなおすのですね。これはアンティークでは、すでについているものもありますが、できるだけそのようにいたします。
帯をお片付けするとき、
お太鼓の部分に,出来るだけしわがよらないように、
たたみますよね。
持ち運びの時にでも、こうなってしまったのでしょうか。
フォーマルですし、なおさら、気になりますね。
金沢のポスターに嬉しくなりついコメントしたくなりました。
帯の線、たたみ皺やはり気になりますね。
美しい着付け、これからも教えてください。
来年の春、いよいよ新幹線が開通します。
ぜひお着物で金沢にお越しくださいませ!
二重太鼓、どうしてもその柄を見せたかったか、長さが足りなかったのでしょうかね。。今の帯だし華奢なモデルさんだから長さが足りないっと事はないか。。
現場だと、お太鼓優先で、簡単帯結び(胴は一巻きだけ)にしたり、小鼓太鼓にしたりもします。
友禅のところだったら、自分で着られる方も多いでしょうから、身内で着付けしたのかもしれませんね。
以前美しいきものによく載っていた、着付け教室の広告にも、この線の入った後ろ姿を載せているところがあって…
気になっていました。
「仕方ない」といえば「仕方ない」?
でも、広告に使うのは??まして、着付け教室とか友禅の広告とか…にはふさわしくないと私も感じます。
姑息な目で見ると
たれ先の柄とお太鼓と、柄合わせをするためにしかたなく目をつぶったでもない様子。むしろ、その線に合わせたほうがたれ先との柄繋がりが、ぴったりに見えますよね…。
き…きっと(^▽^;)
それ以外の、仕方のないなんらかの理由があったのでしょう…
選ぶ段階でも、何本かご用意もあったことでしょうにね…
今の帯は以前のものより長くなっているので、仕立て上がりで手元に届いた段階で、お太鼓に線が入らない配分のたたみ方にたたみなおすようにスクールでは、指導しています(#^.^#)