![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8d/9fef8f98edc1c1d9755a35107bc7318d.jpg)
昨夜午後10時ごろ、
寝入りばなの地震、
最初の揺れは小さく、
このまま収まるかと思ったら、
大きく揺れました。
ベッドで電灯が大きく揺れて、
外では近所の人たちが出てきて
話をしていました。
東京は今後30年で70%の確率で
地震が起きるとのことです。
さて、
小物類に続き、
ま、こちらも小物ですが、
より「思い」がこもっている
自作、手仕事モノの多くを
処分しました。
先のバッグのなかにも
自作のモノがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/4c/c2592494b2b8958d7fd0dbc6ab2f119e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2f/bfc1fefa07b5ff26c1ddac9f1035bd94.jpg)
下田直子さんの作品やら、
初期の刺繍バッグやら、
作るのに手間取ったモノは
余計に捨てにくい。
知人の画家は、
失敗作は全部捨てるそうです。
まあ、そうですよね。
残しておくと、
家が絵で埋まってしまう。
業者さんにトラックで
持っていってもらうとのこと。
そう、
プロはどんなに時間や情熱を
かけても
失敗だと感じたら、捨てるんですね。
「もったいないから、安く売ろう」
などいうことはしない、
と思う、きっと。
でも、ワタシは作っても
捨てるが惜しくて、いつまでも
残しておく。
プロになる気はないのですけどね。
刺繍から友禅染め、刺し子、こぎん?
そうだ、日本刺繍も~~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7d/24a03c20a8feeab6e1fce28cc1e60ca7.jpg)
半襟から帯から、
着物着始めてから、
楽しい毎日。
子どもの頃の夢中を再びという感じ。
でも溜まりに溜まったので
さすがに手放さなきゃ。
眺めているとやはり可愛くなって、
もう少し手元に。
と、額に入れてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/e6/a44b1c943f2f092fb51536924f0785b4.jpg)
百均の額に。
洗面所も少しおめかし?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8d/9fef8f98edc1c1d9755a35107bc7318d.jpg)
シートを貼ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/b226ccbbffa875f2a256e730195a0d2d.jpg)
いきなりですが、
夕食はかわらず質素。
小松菜の揚げ煮&サーモンを
お刺身風に。
サーモンはサラダ風にして
ちょっとリッチな気分になりたい朝にも。
もちろんまだ残すモノ、
現在大活躍のモノもあります。
帯と~~、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2c/c0b4d45399c55e3dd3e31c3f4623e47a.jpg)
刺し子布巾、
これはもう苦労したけど、
未だに健在、毎日大活躍。
古くなりましたが襤褸になるまで
使い切ります。
手仕事、どんなに邪魔になっても、
人からはゴミと言われても、
作っている時間こそが
貴重な、大切な時間。
何も残らなくても
チクチクしているだけで幸せ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/cb/bc898203f6647b4179cbc204bb5df346.jpg)
忙しいときこそ、音楽を聴きながら
少しの時間でもチクチク。
麻のボジャキ、というより、
もうパッチワークと同じになった。
作り続けます。
モノを捨てるとは、
過去を捨て、
前に進むための作業だといいます。
確かにその通りで、
モノを捨て始めてからは、
残り少ないけど、
明日のことを、未来のことを
よく考えるようになりました。
作家の村上春樹氏は
自分の書いた作品を
書籍になった後は読み返すことはない、
振り返ることはないそうです。
忘れていることさえあるとのこと。
そうしないと次の作品は生まれない。
モノだけではなく、
嫌な思い出や過去は
捨てて、取捨選択して
せめて生き方の、生活のプロに
なりたいものです。
というわけで、
本日は自作のモノを処分する、でした。
それにしても、ワタシ、捨てるのに
いちいちいろんな理屈付けるよね。
黙って捨てろとも思うけど、
せめて、ワタシにとっては
大事な「捨て供養」
になっているのでご容赦を。
サクサク捨てられない!
こうしてせめてブログに遺す。
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ひとり暮らしの時は、思い切って捨てられましたけど、結婚したら私の意志だけで決めてはいけないので
ものが増えるばかりですね。
移住仕立ての時、日本からの引っ越し船が
3ヶ月以上かかって
夫が持っている家具で住んだことがあります。
船が着いたとの連絡があって
夫の家具全部、彼が持っていた全てのものを
トラックで捨てたことがあります。
捨てるのにお金が膨大にかかりました。
まあ、本は残しましたけど。
刺繍作品、本当にキレイですね。
余計な飾りがないのが特にいいですね。
コメントありがとうございます。確かに「捨てる」は決断力がいりますね。少しずつ捨てないとあとになるほどお金もかかる。決断力とお金。遠い「きれい」をイメージして、決断力よりきれいが勝つようにして処分して行こうと思います。