いろいろ一段落したなあと、
ほっとしたら、
やはりというか、いきなりというか
手仕事熱が。
そこで前に帯にした布の余りの
取り出して、これをパッチワーク。
ストールにすることにしました。
図書館でこんな一冊を見つけた。
「古布を着る。」(主婦の友社・堀内晴美・村松みち子)
藍染めの古布を継いでコートやら
ワンピースやらエプロンやらを作っていらしゃる。
藍のバリエーションは美しい。
いきなりコートは作れないので、
前に帯にした布を継いで
ストールに。
この布の残り。
捨てようとしたけど、ちょっと待て!
契約しているテレビで
「映像の世紀」を放送していたので、
延々、何時間くらいだろう。
これを見ながらチクチク。
後世に遺すべき映像の記録。
戦争、戦争、また戦争~~の世紀。
何度かところどころ見てはいたのですが、
今回衝撃を受けたのは、
かのシャネルがナチスのスパイだったということ。
彼女はフランスがドイツに占領されている時期、
ドイツ高官の愛人で、
本人自らスパイ活動をしていたというもの。
「だれも知らなかったシャネル」(文藝春秋刊)
当時シャネルの香水「NO5」が
大きな利益を上げていたものの、
共同経営者のユダヤ人が利益の六割を
取っていたそう。
それゆえか彼女はユダヤ人を嫌っていた。
上の本は未読。
早速取り寄せました。
彼女、戦後の15年間仕事をしなかった時期があり、
一度は捕まったものの、チャーチルの計らいで
釈放されたとか。
ナチスから解放後のフランスは、
協力者への弾圧もすごかったけど、
シャネルはそれを逃れたんですね。
そんなことを思いながらチクチク、
ときどき手は止まるけど、
ちくちく。
ストールができた!
こんなことができるのも
平和だから。
とはいえ、世界ではいまだどこかの地で
戦争や紛争は続いている~~。
第二次大戦が終わって、74年。
日本がこれほど長く戦争しない時期は
これまでになかった。
「戦争を知らない子供たち」ももう
超高齢者。
どうかこのまま~~。
関連記事
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
励みになっています
シャネルのイメージ大きく変わりました。これまで映画も自伝も読んでいるのすが、特に映画は物足りないなあと思っていました。孤児院からのサクセスストーリーですが。もっとすさまじいものがあったのですね。