![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3e/879e493601b2374da7213a239dc69ee4.jpg)
本日朝方強い雨模様、
朝から暗く、風は暖かく
じっとり。
さて、
先日図書館で借りた
「ジェンダー目線の広告表現」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a1/0b88861d26cbbb61c766bfa73de237ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a1/0b88861d26cbbb61c766bfa73de237ea.jpg)
字が小さくて読みにくいので
そのままにしていたら、
期限が来て、予約がいっぱい、
慌てて目を通しました。
このところ、
広告がよく炎上していますよね。
子どもを産んだばかりの女性への言葉が
適切ではないとか~~、
ジェンダー表現に関するものが
目立つのが特徴とか。
そんな中での、この一冊。
気になる言葉がありました。
「誰に、ほめられたいんですか」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2f/e91c76b1f93d7c453a2146cacf03962c.jpg)
本のなかの対談ページ、
著者、小林美香と笛美。
笛美さんは、ある広告会社に勤める傍ら、
ツイッターで政治やフェミに関する情報を
発信しているとか。
ツイフェミというそうです。
広告表現、作品に対する評価に関して
「~ずっとおじさんたちが
居座っている状態」
つまり、広告の良しあしも彼らが決める。
その流れが変わったと感じたのは
「誰に、ほめられたいんですか?」で
始まるこの広告だとか。
「~~いいね!と仲間うちにほめられるのも
嬉しいんでしょうけど、
本当は、誰よりも、
一番厳しいあの人に褒められたいですよね」
こんなコピーとともにある大御所の写真が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/84/f7866880fb7f0409f4d65841b7245a14.jpg)
打ち合わせがあり、着物着ました。
お召しにススキ帯です。
「大御所に褒められてこそ本物だ」との
権威主義的な意図が炎上、
彼女、当時はなぜ炎上したのか
わからなかったそうです。
ここで、炎上やらその理由はともかく、
私に響いたのは
「誰に、ほめられたいんですか?」
との言葉。
確かに。
いろんなことやっているけど、
誰に、褒められたいんだろう?
と自問自答。
そもそも、
学校だって、
「誰かに褒められたい」
「褒められなきゃ存在意味はない」みたいな
空気があるから、
そうじゃない子どもたちは苦しい、
「褒められないと、自分を卑下」
したりシットしたりするわけで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/be/c522be258e21a3798defe0e7283f4119.jpg)
パンが焼けました!
「自分で自分を褒める」
という言葉が受けるのも、
誰かに褒められなきゃ意味はない、
との反動で、
自分が自分を褒める、
少なくとも周りの誰かひとりでも
褒めてもらえればいい、というのは
あまりに優等生的な言葉ではあり、
社会に出たらそうはいかない、けど、
子どもの頃からそういう訓練していれば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/63/e56c4d25180d868892c70c19f152ec82.jpg)
紅花紬を解き、
洗濯しても縮まないように洗いました。
褒められるのは嬉しい、
でも褒められるために無理したり、
その方向に
自分を変えていったりすると
生きづらくなる。
「嫌われる」にも勇気が必要だったり、
そもそも自分を嫌う人より、
認めてくれる人だけを見ていれば、
パワー出るだけで
勇気も何もいらない。
というわけで、
本日は
誰に、褒められたいですか?と
久しぶりの着物、
褒められなくても楽しい~~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/8e/ee7dbf885e98eb278c8c3af93c35fcc6.jpg)
それでも、
誰に、褒められたいのか、
何かをやるとき、
よ~~く考えてみると、
結構すっきりします。
この広告は炎上したそうですが、
最初の一言は、考えさせる
いいコピーだと思います。
マチュアリストWeb公開しました。
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