もはや恒例になってしまった
常盤貴子さんの
「京都人の密かな愉しみ」(NHKBS)
今回(三日)に放送されたのは再放送だと思うのですが、
見逃していたので嬉しい。
今回は、「月夜の告白」とのサブタイトルで、
月待ち信仰をドラマ仕立て構成。
京都人、日本人がいかにお月さまを
大切に思っていたかのお話でした。
月にはいろんな呼び名があるのはご存知でしょうが、
15日の満月より美しい呼び名が
「十六夜」=いざよい。
知夜月、とも書きます。
一晩中出ているので、夜を知らないの意味。
また、「いざよい」は古語で
「ためらう」という意味があるそうです。
きれいな言葉ですね。
十六夜の夜に、「ためらい」ながら
密かに好意を寄せた人のもとに~~。
本上様、きものではないが残念です。
今回初登場で、古物商の若奥様との設定。
次にはぜひお着物を拝見したい。
立待月(たちまちづき)
居待月(いまちづき)
寝待月(ねまちづき)
そして二十六日目の有明月、またの名を残月。
この日に愛を告白~~。
誰が誰に~~?
(京都人は)欠けた月にまで情緒を、
意味を持たせるのね」
と皮肉るのはマッサンの奥様でおなじみに
なったシャーロットさん。
京都嫌いとの設定。
さて、この方のきもの大好き。
アンティークに凝っていただけあって?
さすがに板についています。
こういう風に柔らかモノ、
着られるようになりたいな。
自然でホント、美しい。
この番組、物語と京都の情報がモザイクのように
なっていて、とにかく楽しい。
今回は、和菓子屋を廃業しようかという
母親の言葉に驚く娘~~。
「そやけど、あんただってやりたいことぎょうさんあるやろ」
と銀粉蝶さん扮する母親に。
(京都弁、違っていたらカンベン、カンベン)
「お茶やお花やらのお稽古」で友達とも
満足に遊べなかった学生時代の回想も。
老舗の看板を守るって大変なんでしょうね。
どうなる、老舗和菓子屋、
早くも次が楽しみ。
これはワタクシが写したお月さま。
遠くに見えるのは三日月。
まるで北斎の版画のようではありませんか??
電線さえなければ。いやいや。
というわけで
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