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「京都人の密かな愉しみー月夜の告白」の常盤貴子さん

2016-11-08 17:57:49 | ドラマのなかの着物

 

もはや恒例になってしまった

常盤貴子さんの

「京都人の密かな愉しみ」(NHKBS)

今回(三日)に放送されたのは再放送だと思うのですが、

見逃していたので嬉しい。


 

今回は、「月夜の告白」とのサブタイトルで、

月待ち信仰をドラマ仕立て構成。

京都人、日本人がいかにお月さまを

大切に思っていたかのお話でした。


月にはいろんな呼び名があるのはご存知でしょうが、

15日の満月より美しい呼び名が

「十六夜」=いざよい。

知夜月、とも書きます。

一晩中出ているので、夜を知らないの意味。

また、「いざよい」は古語で

「ためらう」という意味があるそうです。

きれいな言葉ですね。

 

 

 

十六夜の夜に、「ためらい」ながら

密かに好意を寄せた人のもとに~~。


本上様、きものではないが残念です。

今回初登場で、古物商の若奥様との設定。

次にはぜひお着物を拝見したい。


立待月(たちまちづき)

居待月(いまちづき)

寝待月(ねまちづき)

そして二十六日目の有明月、またの名を残月。

この日に愛を告白~~。

誰が誰に~~?


(京都人は)欠けた月にまで情緒を、

意味を持たせるのね」

と皮肉るのはマッサンの奥様でおなじみに

なったシャーロットさん。

京都嫌いとの設定。


 

 

さて、この方のきもの大好き。

アンティークに凝っていただけあって?

さすがに板についています。

「常盤貴子さんのしっとり&アンティーク」

 

こういう風に柔らかモノ、

着られるようになりたいな。

自然でホント、美しい。

 

この番組、物語と京都の情報がモザイクのように

なっていて、とにかく楽しい。

今回は、和菓子屋を廃業しようかという

母親の言葉に驚く娘~~。

「そやけど、あんただってやりたいことぎょうさんあるやろ」

と銀粉蝶さん扮する母親に。

(京都弁、違っていたらカンベン、カンベン)

「お茶やお花やらのお稽古」で友達とも

満足に遊べなかった学生時代の回想も。

老舗の看板を守るって大変なんでしょうね。


どうなる、老舗和菓子屋、

早くも次が楽しみ。

 

 



これはワタクシが写したお月さま。

遠くに見えるのは三日月。

まるで北斎の版画のようではありませんか??

電線さえなければ。いやいや。


というわけで
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ありがとうございます。

 

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