まとまった時間がとれなくて、なかなか手仕事ができません。
それでも、ストレス解消、気分転換に布を触っていたくて、何をしようかとウロウロ。
こういうときには、使えないきものを解くのがいいわと、まずはピンクの絞りの羽織を解きました。
丈も85センチくらいと短い上、この鮮やかな色はとても羽織としては使えません。
ほかのものに繰り回しするため、ひたすら解いていきます。
この作業が苦手という方、結構いるのですが、ワタシは好き。何も考えずに無心にできる作業~~。
解いたものの、何に使うかは不明~~。
で、まだまだ何かやりたくて、これも使えないと思っていた薔薇(?)の袋帯。
オークション・失敗例です。
締めやすい、締めにくいはオークションではわからない。そこは盲点です。
洋服用の布なのでしょうか、表も裏も同じ模様。丸帯というにはモダンだし。
この帯、芯が硬くて、とても締められなかったのです。
やはり放棄、と思いましたが、中の芯を絹芯に変えようかなと縫い目を解き、芯を取ってしました。
柔らかい芯を入れようと思ったのですが、布地に張りがあるので、芯を入れなくても十分なことが判明。
芯なしで締めることにしました。
うん、軽くて締めやすくなりました。
出しておいた格子お召に。
帯揚げは紺。
まあまあ締められるんでないの?
ということで、ほかに「出前着付け」のうまっちさんに教えていただいた「結ばない腰紐の、緩まないコツ」では、木綿の紐がいいと仰っていたので、それも作ってみました。
ひたすら縫うだけですからね。
固い、重いといった帯、帯芯を変えたり取ることで結びやすくなりますよね。
まだいくつかありますが、変えるのは大変なので、まずは取ってみて、お太鼓の部分だけ帯芯を入れるなど工夫してみることにします。
この格子お召は大好き
ということで、時間がないときには、帯周りの小物を作ったり、半襟をまとめて変えてみたりと、
細切れ時間なりとも、とにかく布に触っていないと心落ち着かない紫苑でした。
気が向いたら
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