いよいよ夏本番、といっても
すでに暑い日が続いていますが。
この辺りで薄物の整理をしようと
いろいろ引っ張り出して眺めていたら~~。
麻やら絽やら鳴海絞りやら~、うっとり。
愚息が帰ってきた、というか帰ってくるまでに
仕舞うのを忘れていました。
娘が酵素断食をしているので、娘までいる~~。
もう終わったけど、後食も決まりがあるらしい。
いろいろ多忙で、ついそのままに。
羅やら絽やら麻やらの帯にうっとり~~。
「いま、整理しているからね。
あれも処分しよう、これも手放そう~~」
いや、これはホント。
ただ時間と気力がイマイチ。
あれも素敵、これもときめく。
そのままにして、浴衣を洗ったり~~。
ルンルン気分(古いね、この言葉も)で、
きもの周りのことしていたら~~。
愚息、一日目はガマンしていたらしい。
二日目に、
「~これじゃあ布地獄だ、帰る~~」と
帰っていった。
ほっ。
「~~そうですか。三人じゃ、息詰まるものね」
「いや、きものに息つまる~~」
と捨て台詞?を残して帰った
確かにあの特有の匂いも、
湿気多いこの時期には強くなる。
これまでの写真は天国感?はあるけど
地獄感がないので、
ちょっとだけ~~。
いや、これだって整理したらきれい、
ときめきだよ、ね??
ちなみに、この「OO地獄」というセリフは、
私が娘のヘアケアに対して、
「ああ、これじゃ髪の毛地獄だあ」との
セリフをもじったもの。
ヘア、至るところに~~。いや、私のも含めてね。
それにヘアケア製品、娘にはいい匂いでも
私には強すぎる~~。
家族の誰かにとって天国、ときめくものが
ほかの誰かにとっては地獄~~。
好きも行き過ぎると~~、家族争議の
原因になる~~。
離婚寸前までいった人もいるのよ。
いや、しかし、きもの熱にハマってO年。
そろそろいいよね。
夏きものだけで20枚近くある~。
衣装箱に十数個、桐ダンスが~~。
これをせめて一桁にしたい~~。
洗った浴衣に、やはりうっとり。
というわけで、
自分きもの、天国でも
家族にとっては地獄、を
実感した梅雨のころ、でした。
家族のためにも断捨離かあ~~。
よし~~。
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
日本は夏きものの種類のほうが豊富なんです。薄いしかさばらないかと、つい買ってしまうんですね。夏はきもの着る人も少なく出番はすくないのですが、眺めているだけでもうっとり、です。
紫苑さんほど数は多くないけど、増えますねえ~ 家族のためにというよりは、まずはしまう場所に困る。でも、きものは少々年を重ねてもいろいろその時々で愉しめるし・・・
きもの好き共通の悩ましい“問題”かも。
あるばとろすさんの着物姿も素敵ですね。
ええ、断捨離も大事ですわ。でもトキメキがあったら置いといてもいいのに、と思ってしまうワタクシ。
でもそんなだから買い物に行く時は必ず振り返って部屋を見渡し、
「この部屋を残して死ねない……生きて帰ってこなくては」とつぶやく羽目に陥っております。
夏キモノ、本当に種類が豊富で、それも美しい布が多くて困りますね。実用だけなら麻があればいいでしょう。昔の人は暑い夏を楽しく乗り切るためにこれほどたくさんの布を作ったのではないかと想像してしまいます。暑い夏、この美しい布たちに助けてもらってどうにか乗り切ります。
出かけるとき、「この部屋を残して死ねない」はいいですね(笑)。きちんとして出かけるより、散らかして出かけたほうがいいかも。思わず笑ってしまいました。着物お出かけして、そこで息絶えるのは本望か、恥ずかしいか、どちらだろうと考えるこのごろです。