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「選択の科学」コロンビア大学講座と日々の選択の果てに、

2022-09-15 11:28:39 | 暮らし

本日は涼しい~~。
夏の疲れが出たのか、
朝までぐっすり、
目が覚めたら、いつもより
一時間も時間が違っていて、
時計が狂ったのかと思いました。

さて、
先日読んだ沢木耕太郎氏の
触れられていた
コロンビア大学特別講座
「選択の科学」なる一冊。

シーナ・アイエンガー著、
2010年刊行。

当時、読んだ覚えがあります。
その時は
「あまりにたくさんの選択肢があると、
かえって選ぶことが難しいなる」
とジャムを例に述べてあったことを
覚えています。

当時は、
そんなモンだろうなとしか
思わなかったのですが、
今読むと、
「選択は人生を切り開く力」
「選択が私たちを形作る」
こんな言葉が心から納得できます。

そんなの当たり前じゃないかと
思うかもしれませんが、
学校から結婚、就職、
お金の使い方、付き合う人たち~~、
そのすべてに対して一つ一つの選択を
行ってきた結果、今の自分がある。

豚肉にするか

いわしにするか~~。

学校は偏差値が高いほうに
就職は年収がよく
結婚は条件がいいほうに、
子どもも仕事もどちらも欲しい~~。
洋服はいろんなファッションが
あったほうがいいし、
買うモノの選択肢も多いほうがいい~~。
もちろん選べない人々もいますが、
環境のなかで選択を繰り返すのは同じ。

私たちは
選択肢、多い方がいいでしょう、と
それを要求してきたわけですが、
その道が必ずしも
幸せには通じないと著者は、
両親の結婚など身近な例とともに
あらゆる分野の研究を分析しながら
説明していきます。

一般的に
アメリカ人は、
すべて自分で選びたいとの傾向が
強く、
日本人は
「ほかの人に決めてもらいたい」
との傾向があるとのこと。
衣食住だけではなく、
起きる時間、
仕事内容まで~~。


脱衣所の棚の収納を変えました。
こちらは百均の3百円A4収納です。
ニトリ、ムジにも同様のものがありますが、
少し高い。
六つ買って持って帰るのは大変、
近くにあるダイソーで。
もちろん値段が安いのも決めてです。
300×6

前はカゴ使いでした、
横のタオル入れは便利だと
思っていたのですが、
取り出すとき、
どうしても前から取り出す、
するとそこが空くので、
洗濯したタオルを
またそこに置くことになり、
後のタオルが残ります。

籠にするか、
ケースにするか、
ダイソーにするかムジにするか~、
今日は何を食べ、何をするか~~。

日々の選択の果てに今の私たちがいる、
たとえば
年金少ないときにどうするか、
主に三つの選択があります。

① 稼ぐ、働く
② 節約する
③ 泣く、どうしようと悩み続ける

この三つを組み合わせるケースも。

私はコロナ禍のなかで
②の節約を選んだわけで~~。

モノを買えないことを
「買わない」と自分の意志にする
選択もありますね。

10年経って、改めてこの本を読むと
さまざまなシーンで
「これは使える!」と思うことが多い。
就活、婚活=もうないけど、終活はあるね。

それは年を重ねたというより、
この何年か、
日々の選択を、
前より真剣に繰り返してきた
からかもしれません。
お金ないから
そうせざるを得なかったわけで。

ちなみに著者は両親がシーク教で
着るモノまで決められている環境で
育ったことから、
選択こそ力である」と学んで研究。

高校の頃に全盲になりましたが、
それをも跳ね返すことを選び~~。

選択と偶然と運命の方程式とか、
選択は、
すなわち将来と向き合うことだ、

言われてみれば当たり前のことですが、
その選択をあまりに
無造作に決めてきたことに
気づかされます。

というわけで、
本日は選択の力でした。
洗濯も大事~~。

最後までありがとうございます。
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