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発達障害に学ぶサバイバル術~~栗原類さん&台風一過

2019-09-09 19:48:40 | 「引き寄せ」の法則

 

東京は夜半にすごい風で家が壊れるかと

風の音を聞きながらうとうとしていました。

家も壊れず、いきなりすごい暑さ。


台風一過のあとに外の様子を見るため散歩しました。

すごい雲が~~。

 

ゆえあって発達障害のお勉強をしています。

いろいろ渉猟するなかで、

タレントでありモデルである栗原類さんの本。

最初は発達障害の一例として読み始めたのですが、

「おお、これは現代に生きる人ならどんな人にも

当てはまるサバイバル術だ」と

自分のこととして読み進んでいきました。

子育て最中のお母さんにも

孫育てにも。

大いに参考になると思いました。

 

「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」

(KADOKAWA)

 

発達障害とは生まれつき脳の機能障害がある人で、

東大生の0割はアスペルガーだとか、

一般的に知られるようになりました。

実は類さんの母親も種類の違う発達障害で、

こちらは多動性だそうです。

 

8歳のときにアメリカで診断、

それ以来母子一体となって病気に

向かい合っていきます。

栗原さんちは母子家庭なんですね。

母親の願いは~~、

とにかく「将来自立できるようになること」

「偉くなる、お金持ちになるより、とにかく

幸せになってほしい」

その日を目指してレッスン、レッスン、

またレッスン。

一日一日がもう即サバイバルに通じている~~。

 


私も含めて多くの人は

子どもが生まれたばかりにときには

「とにかく元気で育ってくれればいい」と

願いますが、その基本をずっと持ち続ける

のは結構難しい、

人と比べたり、より優秀で、よりよい学校とか、

~~より上を目指しはじめ、

ついにはイカロスのように

墜落する子も増えている~~。

「哀れなるかな イカロスが幾人も

来ては落っこちる」「梶井基次郎・Kの昇天」


社会にでると能力より

「愛されキャラ」のほうが評価される、

ユーモアは大切

と類さんの母親はいうけど、

本当にそう思います。

 

 孫と遊ぶときにNHKEテレでこの方の番組を。

 

私自身、これは参考になると感じたいくつかを

挙げてみます。

① 自分の弱点を知る。

 何が、どんなときに苦痛を感じるのか、ですね。


この方の母のエラいところは

周りの人は自分に関してどんなことで

困っているのかを知る、と周りへの

気遣いがあることです。

 

② 時間をかけてできるようになればいいと考える。

物事を長期的な目でとらえる→

これは幸せになるための原則なのですが~~。

今の社会は、、、、ですね。

人のこと言えないけど。


③ 周囲に自分のクセを伝えておく。

これは普通の人は、周囲に伝えるというより、

自分のクセを把握して

ノートなどに書いておくといいですね。


④類さんは子供の頃から

オーディションを何度も受けては

落ちることが多く、

だから失敗しても落ち込まない。

このごろは失敗を恐れる、一度失敗しただけで、

自分はダメだと思い込む人が増えているので、

やはり「失敗体験」も大切ですね。

それだけではなく、一つのところでNGでも

ほかのところでは絶賛されることも多いそうです。

そうです、価値観は一つじゃない、

ある一人にNGでもほかのところでは絶賛ということは

多いものです。

恋愛関係になると特にそうだよね。

個性とはそういうもんです。


⑤ 大きな円のなかに自分をイメージする。

とかく自分中心にものごとを捉えがちですが、

自分は大きな円のなかの一つに、でも大切な一つ

だと思うこと。

「ここで自分が求められているのはどんなことか」と

考える。

 

私、この本を読んで自分の「弱さ」を認める

ことはサバイバルの必須条件ではないか

と思いました。

通常、人は「強いこと」をいいこととしますが、

弱さから始めると、比較している暇はない、

自分で伸びるだけですから。


村上春樹のこんな一節を思い出します。

 

「強い人間なんてどこにもいないさ。

強い振りをできる人間がいるだけさ」

 

発達障害でもHSP(超敏感体質)でも、

自分の弱点をちゃんと見つめて、

そこから一つ一つ構築していく~~、

その結果が春樹であり、

いまの栗原類さんなんですね。

「自分の持てなかったものを欲しがると不幸になる」

私も、生き直ししたい~~。


もう遅い~?

まだできる~~?


そうそう、「引き寄せ」。もう

やめたいのでうが、じゃあ、どこに

するかが見つからないので

しばらくこのままにしておきます。

 

というわけで、

いつも応援ポチ

ありがとうございます。


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