昨夜NHKBSで放映した
「五山の送り火」の黒木瞳さんの
訪問着がとても美しいので
アップさせていただきます。
送り火はお盆にこちらに帰ってきた
祖先の霊を送るための行事ですね。
この暑さのなか、火を熾す人。
有難いことです。
黒木様のきものは~、
薄い朱鷺色というより、
聴色(ゆるしいろ)という紅花で染めた色
のようです。
絽の訪問着にクリーム色の半襟の刺繍が可愛い。
甘いコーディです。
半襟の刺繍の赤は萩の花でしょうか。
訪問着の模様の花はなんだろう?
この時期には撫子などが一般的ですが、
違うなあ。
調べてみました。
瓢箪のようです。
ピンク系の花をつけることもあるようです。
違っていたらごめんね。
鳥居~~。
裾模様は、萩、笹など華やか。
薄の黒系綴れ帯に浅葱の帯揚げ。
帯締めはピンクと浅葱のグラデーション。
夏用ではないようですが、
夏だからといって帯揚げ、帯締めは
夏用ではなくてもよいのです。
アナウンサーの方は
淡黄(たんこう、と読みます)色
色無地に浅葱系の帯。
南無妙法蓮華経の「妙」と「法」の文字を。
お二人のきものの後姿です。
アナウンサーの方は鯉かな。
現代社会は今と先のことばかり考えがちだが、
ときには祖先や過去に思いを馳せ、
悠久の時間の流れを感じるのもいいのではないかと
いうようなことを、養老孟司先生は
仰っていました。
画面に目を奪われていたので、
まったく取り違えているかもしれません。
まつ、取り違えも芸のうちということで。
冷泉家の方。
祖先の霊もこちらに帰ったものの、
あまりの暑さに驚いたのではないでしょうか。
向こうは涼しいのかな?
私の祖先の方々もご苦労さまでした。
とりあえず無事に暮らしておりますが、
何かあった折には
ご助力を。
ブログで後ろ髪ひっぱるようなお願い事か。
とにもかくも、
暑く静かなお盆、無事に過ごせました。
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