
このところ指先だけが冷たいので、
10年以上前に買った加圧の道具を
出してきて使ってみました。

おおよそ8万円!
腕などの一部を圧迫することで、
身体に「アッ、血が来ない!」と錯覚させ、
ではと、一生懸命に血流を
よくしようと身体が頑張るモノ。
一時期女優さんたちが
美容と健康のためにと
流行ったことがあります。
捨てないで良かった。
もっと前に使えばよかった。
さて、

わが家から駅に向かう途中に
公園があります。
お昼ごろ、ここを通るとき、
ときどき目にする人がいます。
50歳から60歳くらいの
体格のいい男性で、
この方、いつも母親らしき人を、
後ろから抱きかかえたまま、
公園の景色を見ています。
母親は90歳くらい?
脚がなえていて、もう動けないんですね。
そばには車いすがありますが、
この方、少しでも母親の身体に
重力を与えようとずっと
後ろから支えています。
この公園を通るようになって
おおよそ五年、
その男性は前から毎日、
同じ時間に公園に来ていたんだと思います。
なんとなく見たことがあるような~~。
でも、私には遠い景色だった。
それが、この頃は通るたびに
目で探すようになり、
先日はつい一礼してしまいました。
すると、その男性、
「~あっ、こんにちわ」って、
通りすぎながらなんだけ喉元が痛くなり
涙が~~。
こんな風に私は
親を介護できなかったなと思うのか、
あるいは、
いつか動けなくなるときが来て、
でもこんな風にしてもらえることは
ないだろうなと思うのか、
後ろ抱えの、
二人が一つになった影は夜になっても
頭から離れません。

ランチに先のクリームシチューを使いドリアを。

次の日のランチに。
クリームシチュウの残りにスパゲッティを
入れてクリームスパに。
公園の男性は、
介護のために仕事を辞めたんだろうか。
あるいは自営業なのだろうか、
親にあそこまでするのは、
どんな人たちなんだろうか~~。
私はどうして涙が出るんだろう。
どうか感傷的な涙ではありませんように、
いろんなことが頭に浮かびます。
70歳になると、
これまで見えなかった景色が
見えてくるようになりました。
遠かった景色が、
ぐっと近づいてくるように。

カシミアのストールをポンチョにしました。
首の部分だけを通るように横にカットして、
首から下、15センチくらいまで縫い、
そこから袖に向けて
しつけ糸で縫っただけ。
カシミアなので首に当たっても
気持ちいい。

首周りを折ると裏の色が出ます、

あんまり寒いときには、
もう顔まで覆います(汗)
これまで見えなかったモノが
見えるようになる~~。
今も、
私には見えないモノが
たくさん隠れていて、
いつかそれは
見えるようになるんでしょうか、
こう思うと、
楽しみなような、
怖いような気持ちになります。
今日もあの二人は公園に行くんだろうな~~。
最後までお付き合い
ありがとうございます。
応援ポチ
励みになります。
いつでも気兼ねなくコメントをいただければ
うれしく思います。
見えてくる
若い時の思い込みの愚かさを今頃わかってくる
アホでした
介護とか娘がいいと言うけど、女性より優しい息子さんもたくさんいますよね
自分はどう老いていくか、できるだけ自力でいけるよう足腰鍛えてるけど、わかりませんもんね
今回のリメイクも素敵です✨
コメントありがとうざいます。「若いときに思い込みの愚かさが今ごろわkってくる」
若い頃に限らず、今も「こうじゃなきゃ」と思い込んでいることは多いと思います。若い頃には思い込みなきゃ、何もやれない(笑)もうしょうがないですね。あとはそれを少しづつ修正?それでいいと思うようになりまいた。
「介護は息子が」はその通りだと思いました。男性は基本「マザコン」だし、力もある。なぜ当然のように女性、嫁がやるんでしょうね?定年後の男性だっているのに。卓見です。
ご丁寧にありがとうございます。いい写真をこれからもお願いします。