ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

亭主の定年とウツとお出かけの関係

2013-09-09 09:10:05 | きもの仲間


先の「夫婦善哉」じゃないけど~~。

少し先輩のきもの仲間、

ずっと顔を見ませんでした。

その方が久しぶりにある集まりに顔を見せて言うには、

「このところずっと身体の具合が悪くて、もうダメだ、

お迎え近いと思い、洋服など捨ててしまった」

「まあ」と一同

「で、病院に行ったら軽いウツだと言われた」

「最近、身近で変わったことはありませんか」

と医師に問われ、

「特にありませんが、主人が定年になって

毎日家にいるのがイヤでしょうがない」と応えたところ、

「原因はおそらくそれですね。

なるべくどちらかが出かけるようにしてください」

とお医者さん。

P1060451

こういう時代もあったけど~。「夫婦善哉」より。


家に帰ると早速、

「とにかく趣味でもなんでも見つけて、

なるべく家にはいないようにしてくれない?

さもないと、私の病気、もっとひどくなるそうです」

それに対し亭主が言うには、

「これまで何十年も外で働いてきた。

今は家から出たくない。

代わりにお前が外に出るようにしてくれ」

以来、その方、きものお出かけ堂々とできるようになり、

ウツも治り元気になったとか

洋服は捨てても、

きもの始末しなくてよかったですね

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紅葉狩りにも行きたいね

この方に限らず、子どもが小さかった頃には子育ての話を、

今や介護やお墓をどうする?という話まで、

いろんな諸先輩方に「へえ、ふーん、そうなんだ」

とうなづくばかりの、いろんな話を伺ってきました。

若い方には、新しい情報を教えてもらい「へえ、すごいね」

同年輩とは「やっぱりそうよね、わかってくれる?」

と共感をいただく。

世代を超えてのお付き合い、

大いに勉強、参考になります。

しかし女の一生、

最後まで油断はできないんですね。

そして、これもまた、もう一つの「夫婦善哉」

(夫婦とは善きもの)です

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男の色気ともう一つの夫婦善哉

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男の色気ともう一つの「夫婦善哉」

2013-09-07 18:08:51 | ドラマのなかの着物

 

NHKドラマ「夫婦善哉」では、

蝶子さんこと尾野真千子さんが

素敵なきものを見せてくれています。

P1060349

とんぼの帯が素敵

ダメンズ男としっかり者の女というこのお話、

男がよほど魅力的じゃないと、

女の強さだけが浮き彫りになってしまうなあ、

と思いつつ拝見しておりました。

船場の化粧品問屋のぼんぼんに

森山未來さん。

うまい役者さんだなあとは思うのですが、

男の色気というものがチト~~。

 

ふと思いついて、昔の映画を見てみました。

男は森繁久弥さん。女は淡島千景さんです。

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いやあ、もう堪能、納得。

 

モノクロの古い映画なので最初は

ノラなかったのですが、

森繁さんの男の色気とズルさと

可愛さはもう抜群。

 

こんな魅力的な男となら、

苦労も楽しかろと思ってしまうほど。

 

淡島千景さんの蝶子さんが、

彼と一緒にいるだけで

嬉しくてたまらないという様子が、

画面から伝わってきます。

深刻なシーンも、

森繁のしゃべりで思わず笑ってしまいます。

 

蝶子の尽くし方は考えられないほどで、

①タバコの火を自分で

点けてくわえさせてやる、

②トイレから出てくるときには

手ぬぐいを持って待っている、

③きものを着かえさせてやる、

④ご飯粒が口の周りにつくと、

すかさず取ってやる、

ともう至れり尽せり~。

過保護の母親みたい。

 

いえ、過保護の母親でも

ここまではやらないでしょう。

 

それも森繁の甘え方がうまい、

うますぎるせいで決して不自然には見えない?


P1060449

森繁さん、この時御年42歳。

 

顔も大きいしイケメンとは遠いのですが、

「おばはん、頼りにしてまっせ」

と言われると、蝶子でなくても

「まかせとき、おっさん」

と言いたくなるほど?

P1060446_2

 






映画では最後に、

勘当され行き場のなくなった二人が

「夫婦ぜんざい」を食べるのですが、

そのシーンでは涙がこぼれます。

 

小雨降るなか、柳吉が

「ふたりで濡れていこか」

といえば、蝶子は

「はい。ええ、道行やわ」

というラストシーン

 

モノクロなので、

残念ながらきものは

はっきりとはわからないのですが、

日本髪とは別の蝶子の髪型がステキ

 

こういう人情ものは苦手なのですが、

この映画は見てよかった。

男のダメさもここまでになると、

女もシアワセになる?

 

森繁、改めてすごい役者さんだなあ

との思いを新たにしました。


YouTube: 森繁 久彌(もりしげ ひさや) の名言集

関連記事「マゾ心を刺激するかつての船場の掟

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美しさとは何かを考えるー松本民藝館にて

2013-09-06 09:36:06 | アート・美術展

人の感じる「美しさ」ってこんなにも違うものか、

と思うことがあります。

苔(こけ)!に美しさを感じて

日本に住み始めたという外国の方や、

割れた茶碗に美を見出す美意識~。

身近では、私がメチャ可愛い、きれい、

と感じるものを娘や友人は

「どこがいいのかわからない」

と言うこともあります。

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この「美」への感性が育つのは、

環境が大きいと思いますが、

同じ環境でもまったく違う反応

をすることもあります。



 

P9034040


最初に「これは美しい」と感じ、

それを多くの人が「そう思う」

ようになるまでには長い時間と

学習が必要なのかもしれません。

 

 

そんなことを考えたのは、

松本民芸館に入ると、

いきなりこんな文章に出会ったからです。



「美しいものが美しい。

では何が美しいかと申しますと

色とか模様とか型とか材料とか色々あります。

その説明があってものを見るより

無言で語りかけてくる物の美しさを

感じることの方が大切です。

-物の持つ美を直観で感じてください」

松本民芸館を創った丸山太郎氏のことばです。

工芸店を営んでいた彼は

「民芸運動」に共鳴し自らの手で、

自分が美しいと思うものを集めたのです。

P9033973_2 

 

 

館のなかは、

本当に美しいものばかりです。(撮影自由です

P9033966

 

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刺し子

P9033974

この背負子!

しかしですね、この背負子の美しさを

娘は果たして感じるでしょうか。

話したわけじゃないけど、

おそらく「美しい」とは言わないのではないかな。

私だって、これが実際に使われていたときに、

「わあ、この背負子、きれいだわ。

これを私が使っていいんですか。

汚れるわ。ももったないないわ」

とは言わない。(労働拒否かと思われる?)

でも、実際に使っていた人たちは、

ことばにはしなくても、

この背負子の美を感じることで、

労働の辛さを耐えていたのではないでしょうか。


そう、美とは人にパワーを与えるものを

言うのかもしれません

だからこそ、普段使っているものに美を見出すのは、

それが身近なだけにかえって難しいような気がします。

沖縄モンや上布などに

目の色を変えてしまいますが、

それも民芸運動の人たちが

「これは素晴らしい」と伝えていき、

その美をようやく理解できる

ようになったからですね。

P9034074

工芸館のあとに行った実売のお店。

どんなものでも最初に

「美」を見出す人ってすごい

それを才能っていうんですね。

才能のない私は、

まずはパワーをくれるもの=美を大事にして、

せっせといろんなものを見て、

もっとたくさんの美を

感じ取れるようになりたい。

それって自分のパワーが

増すってことですものね

娘にもせっせといいものを見て、

いい男を選んで欲しい~、あれ、違いますね

娘が同行してくれたお蔭で

民芸品をまた違う目で見ることができました。

感謝

着用したのは、縮んだお召

「絹芭蕉、自分で洗ってみました」のときの失敗例のお召

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アンティーク・ショップで千円くらい!で購入した明石縮。

  

この二つを合体。

これに美を見出すのは私くらいなものだろうな

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容姿と趣味、思想が一致した幸せー白洲正子」

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小雨の中、信州松本城に

2013-09-05 09:23:45 | 旅・少し遠出

きのうの夜から東京はすごい雨と雷です。

こんな日が旅と重なっていたら大変ですね。

先のことですが、松本民芸家具を見たくて、松本にいきました。

その日の松本はなんと23度。

東京とはうって変わった涼しさでした。

旅には木綿と決めているわけではないのですが、衣替えの時期でもあり、温度調節がきく木綿はとても重宝でした。

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帯は麻。

同行した娘は「松本には何があるの?」

「松本城と家具がある」

「ふーん

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仕事の連絡でスマホは必需品。

母は未だにアンチ・スマホのアナログ派

まずは小雨の松本城です。

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松本城は、武田信玄が松本に攻め込み手中にし信濃の基地にしたそうです。

天守は国宝に指定されていて、お城のなかは、火縄銃とか、鉄砲を打つための窓やら敵の侵攻を防ぐための投石用の窓とか、いかにも戦国時代のお城という感じです。

天守閣まで登るの大変でした

階段の段の高さが40センチくらい?あって、子供は座りながら降りてくるくらいです。

「きもので登るの大変ですね」

と途中で声をかけられましたが、

「いえ、結構、平気なんですよ」

やせ我慢ではなく、木綿や紬はロング・スカートの洋服と同じくらい楽に動けるようになりました

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立派で美しい柱

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信州紬も、少しは見れるかと思っていたのに、街にはそういった関係の店も展示室もありませんでした

結城の街もそうでしたが、紬を作っているのはもう特別の場所だけになったようです。

信州牛は、とても美味しい

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コースだと、いつもはあまり食べられないお肉ですが、これはホントに美味でした。

美ヶ原の温泉に行き、翌日は民藝館や街の家具店に行きました。

松本民藝館は柳宗悦の提唱した民芸運動に共鳴し作られました。

P9034034matumoto

自分で洗い縮み、お直ししたお召

「美しいとは何か」それがこの館のテーマです。

よければ次のも見てね

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「旅先でのきもの、どうする?」

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マゾ心を刺激するかつての船場の衣替え

2013-09-03 20:07:16 | きものの本&本

「衣替え」の季節が来ると思い出す本があります。

山崎豊子さんの「船場狂い」(新潮文庫「しぶちん」収録)です。

大阪を舞台にした小説です。

いまNHKドラマ「夫婦善哉」も大阪が舞台ですね。

こんな古い小説、何をきっかけに読んだのか。

上流階級の奥方のきもの姿がたくさん拝見できたドラマ「華麗なる一族」(山崎豊子原作)のときに、彼女の本を読み直したのかな。

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表紙の装丁は芹沢銈介氏

船場とはいわずと知れた富商の集まっていた街。

現在ではその様子はかなり変わっているようです。

この街での衣替えのキビシさについて、作者の山崎氏は次のように書いています。

「船場では、気温の寒暖にかかわらず、

☆四月一日から男女ともに袷になり、外出には必ず袷長襦袢と袷羽織を着用する。

☆六月一日からは単衣になり、

☆菖蒲節句から帷子(かたびら)、麻襦袢、絽羽織、

☆浴衣は六月一五日から、

☆七月一日からは薄物、紗の羽織、九月から単位、十月から袷という更衣のしきあたりがある」と述べています。(☆はわかりやすくするため)

浴衣着用の時期まで決まっているのはスゴいですね。

浅学でわからないのは、

「菖蒲節句から帷子~」という個所。

菖蒲節句とは今の子供の日、5月5日ですが、その日から帷子。

帷子とは調べると、裏を付けない単衣の総称とあり、麻や生絹(すずし)とあります。

単衣の前に「麻の羽織」などを着用するということでしょうか?

それとも「同抜き袷」のこと?

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そして、「これを少しでも間違えると、世間から、みっともないとうしろ指をさされる」。

小説は、船場に憧れる主人公久女が、なんとしてでも船場の人間になりたいと奮闘するお話。

主人公の夢が叶った頃には、もう船場は昔とはまったく様変わりしている。

にもかかわらず、久女は「四季の変わり目ごとには、(久女は)船場風の大げさな更衣をした」

そんな久女を見て、隣近所の人は「船場狂い」と陰口を叩くというお話です。

こんな厳密な衣替え、まあ、知っているからってどうってことはないのですが、昔のある階級の人たちは、きっとそこに優越感感じていたんだな、ということはわかります。

しきたりや決まりごとって、ある種の仲間意識を強めるものなのかなって思います。

それを実行している人は同じ仲間っていうように。

でも、こういう「更衣」、自分で厳密に実行してみたら、結構マゾ的な快感を覚えるかも?

「浴衣は六月一五日からなのか。もう少し我慢しよう」とか(笑)

着るものって、結構、大きな意味を持っているような気がします。

それこそ、嫁と姑の考え方の違いなどあったら大変?

山崎氏は、大阪の豊かな昆布商の家に生まれただけあって、きもののことに詳しく、「ぼんち」は男のきものの見本市といわれるくらいだそうです。

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「ぼんち」市川雷蔵さん、夏羽織着ていますね。

隣の女性は草笛光子さんだそうです。

今NHKで放送中の「夫婦善哉」、森山未来さんの男きもの、もう少し色気欲しいです。

「ぼんち」の監督は、あの「細雪」の市川昆。

彼もまた、すごいきもの通です。

彼はもうお亡くなりになりましたが、こういうきもの通が、もっともっと、素敵なきもの姿が出る映画、どんどん作ってくれないかなあ。

古い映画や小説も面白い

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夏のコートの利用法

2013-09-02 08:59:43 | ビジネス・半分ビジネス

先にアップした「逝く夏を送る風情ある?きもの」

柔らかものは袷でも難しいのに、絽となるとちゃんと着るのは大変でした。

なんとか着て、いざ出かけようとしたものの、このまま出るのはなんだか気が引けます。

出かけるときに顔見知りに逢いたくない~~。

慣れない絽、満足な着付けとは言えないし、着なおす時間はありません。

「何か言われないかな」とびくびくものです

それに真昼ではないとはいえ、外はまだ明るい~~。

道中も人の目が気になります。

こんなとき、tanahanaさんのブログ「夏のコートのこと」を思いだしました

「夏のコートは慎みのために着る」

tanahanaさんの仰る通り、袷の季節でも柔らかもの、着て出るとき確かに抵抗あったんです。

これまで夏にコートを着るなんて考えてもみませんでした。

暑いし~。

でも、着付けに自信のないとき助けてくれたのがコートや羽織でした。

初心者に戻り(というか初心者からなかなか抜け出せない)、どこかに夏のコートあったなと、いきなりひっぱりだし着用。

P1060356_2  なぜ持っているのかも判明せず、ありきたりなのが残念ではありますが、どうせ店に入る前に脱ぐのだし、途中の「引け目」さえ解決できればオーケー。

「慎みのため」に着るには程遠いけど、人の目を気にせずにすみました

暑かったけど~~。

夏にコートが着用できるとなると、これまで恥ずかしくて着れなかったきものも着ることができます

P9013913 P9013909_2

憧れ先行で購入した絽のきものや帯。

行った先でのコスプレもできる?

今回のコートはちと地味なので、もう少しマシなものを、好みの布を買って自分で作ったりしてみようかな。裏がないから結構簡単な気がする。

と、今度はコートへの夢が膨らみ始めて~~?

P1060352

こんなのも可愛いですね

P8303874usiro

Imagecauumkb5_3

後ろ、背中にシワ寄っているし失敗だけど、直す時間なくて。

勉強のためアップしておきます。

失敗は成功のもとというけど、「もと」ばかりのような気もします。

現地のトイレでちょちょっと直して

可愛い帯だけ見てね

来年は、絽や紗などの柔らかもの、堂々とアップできるように練習しておきます。

今回も「和の記憶」のtanahanaさん、ありがとうございました。

来年までブログ続きますように

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逝く夏を送る風情あるきもの?

2013-09-01 10:12:56 | きものでお出かけ

もう夏も終わり。朝晩には秋の気配を感じます。

こんなとき、仕事関係の集まりが銀座であり、何を着ていこうかと迷いました。

一度も袖を通していない絽があって、一度くらい着てみたいとは思うのですが、今頃絽というのも抵抗あるし、私にはしてはドレッシーかも~~。

迷ったときの虎の巻にしているのはいつものこちら。

幸田文の「きもの帖」(平凡社)です。

この本のいいところは、実用と心意気の両方のアイデアが詰まっていることです。

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早速、夏の終わりの項目を探してみました。

今度は文さんの父露伴氏のタイムリーなアドバイスを見付けました。

夏の終わりには、「逝く夏を送る心意気を持って、ぴんとした新しいものを着ろと仰るんですね。

「目の先にくる季節のことばかりに、終わろうとする季節を惜しんでなごりがないのは疎ましい。夏の終わりにはたとえ木綿でも新しいものをしゃんと着て別れようとする心意気が欲しいものだ」

「別れ際に風情のない女になんて、おしゃれもきものもあるものか」とこれは父娘揃って、いつもながらのキビしいお言葉。

というわけで、自分では「風情あり過ぎて」?気が引けていた新しいグレーに雪輪・コスモスの絽をチョイス。

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場所は帝国ホテルだからこのくらいでもいいか

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このきもの、買ったものの、柔らかもの着こなせなくて箪笥の肥やしになっていたものです。

着つけも少しはマシになったかと思い切って着用。

おはしょりの辺り、手で隠しているけどモサモサしていますね

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P1060316ro2

急いでいたので、このまま行きお直ししました。

帯・ピンク濃淡に波模様の紗帯。

帯揚げ・茶に絞り

帯締め・茶にベージュ。

露伴先生のお蔭で?、夏の終わりに、ようやくこの絽も陽の目を浴びたわけです。

この項続きます。

関連記事 幸田文の持ったが病と断捨離

幸田文と沢村貞子の福分

仕事仲間と銀座で遊ぶ

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