閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

夢の教え

2011-12-05 06:49:59 | 閃き
変な夢をみた

なんと私が講演会の講師をする事になっていた


ははん、こんな夢をみたのは先日の業界の部会で講演を聞いたせいだな、と察しが付いた


講師になった私の演題は、日本から遠く離れたヨーロッパ辺りの何処かの国の財政事情みたいなものだった

当然、私にはそんな知見も無いが、話さなければならない

せめて何か資料でもと、探したが役に立ちそうなものは、なにも無い

仕方なく持てる知識を総動員して話し始めたが

話しはしどろもどろで、要領を得ないし、当然面白いはずも無い

その内に、一人、二人と席を立って退室する者が出始めると

あっという間に誰も居なくなった

後に残された私はスポットライトを浴びたまま立ち尽くしていた



講師になど成りたくも無い私が何故そんな夢をみたのだろうか


夢の中で私は、その知りもしない演題を話す事に戸惑いながらも、ちょっとした優越感を感じていた

誰も知らない事を私がこれから皆さんに教えます、と

その事を何も知らない私がよくもまあ人前に立てたものだ


実際に私は知ったかぶりをする方ではないが

よく知らない事を知ったかぶりして、更に人に話すなどという事は慎みなさい

という、教えだったのではないかと思い

夢の中の教えとして、こう受け止めている