閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

再建策

2011-12-09 06:52:19 | 閃き
市民病院の財政赤字は、何処でも同じだ

我が市の場合は、財政を立て直す為に病院を新しく建て直すという

建て直すが規模は同じで、更に診療科を増やすという

病院が新しくなれば、外来患者が増えて、財政を立て直す事が出来るという


つまり病院が新築されたら患者が増えて儲かるというのだが

果たして、そうなるだろうか?


病院を選ぶ基準は、必ず治してくれるかどうかという信頼性で

病院が新しいかどうかではない


私は市民病院の様な公立病院は専門化による集中とアウトソースが必要だと思う

診療科の数を減らす専門化では無く

手術や入院治療といった設備や医師の技量が必要なものと

通院加療や薬の処方、風邪程度の治療や、初期の検診を

市民病院と診療所や町の開業医で役割分担するのだ


つまり日頃の医療は近くの診療所や開業医で担い、薬は町の薬局で担う

いざという時は市民病院へ行き、より専門的な高度診療を受ける


勿論、カルテの共有化等の連携が必要である

こういった分業化が出来れば、市民はより便利に、安心できる


そうすることで、無駄を省き、財政問題は解決して行く気がするのだが…