閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

話術

2011-12-16 07:55:21 | 閃き
年に1度、必ずこの時期に集まって酒を呑む奴らがいる

その酒宴は今年で16回目になる

参加者はその年で多少変わるが、中心的なメンバーは4人いて

その4人は今まで1度も欠席した事が無い

しかも、殆どその日にしか会う事は無い

その4人の内、私を除く3人は皆、話しが上手いし面白い

よくもまあ、話題が尽きないと感心するが、能動的な行動派だからだろうと推測している


まあ、私にとっては3人トリオの漫才の見事な掛け合いを見ている如く

私は特等席で、それを愉しむのだ



話しの上手さは、話しの組み立ての上手さが最初に必要だ

文法が正しいから面白い訳ではない

主語や動詞、目的語などの言葉の組み合わせによって面白くなる


その次に、ちょうど落語の様に、面白く聞かせる話し方が必要だ

落語は話芸と云われる由縁だ


件(くだん)の彼らの話術は、何処で、どうやって身につけたかは、思いも及ばないが

せめて、彼らの半分でも良いから話術を身につけたいと思うが

それも叶わぬ望みだろう


その会の終わりに「取り敢えず20周年目指して頑張ろう」という事になったので

来年も、元気で参加したいと願った