新技

ベルギーで行われている体操世界選手権で、高校生の白井くんと大学生の加藤君が、新技を成功させ、新技に彼らの名前が付けられた

白井くんは床と跳馬で成功させ「シライ」と、加藤君は吊り輪で「カトウ」と銘々された
(跳馬では韓国の選手と連名)


体操では以前から行われている事だが、面白い制度だと思う


体操の技には難度があり、ランク分けされている

今まで誰も演じていないレベルの技なので、最高難度になる事が多いだろう


そんな高難度の技に挑戦して、名前を付けられるチャンスは大会に出場している選手にのみ与えられる

従って、世界のトップレベルである証拠だ


新技が認められても、他の選手が演じるとは限らない

難度が高くても、成功しなければ意味がないからだ


体操の技はどんどんアクロバティックになり、危険と隣り合わせになっている

死亡したり重度の障害者になる事もある


だからこそ、彼らの功績は高い

実際に白井くんは床で、あの総合金メダリストの内村航平を抑えて種目別床で金メダルを獲得した


競技は総合力だといわれるが、一技に秀でるのも魅力がある

新しいものに挑む姿は観客を魅了する