閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

プライド

2016-08-03 07:19:58 | 閃き
銀行のゴルフコンペに参加した

今時、銀行系のゴルフコンペなどと信じられなかったが、古き良き時代の名残の様なコンペである

従ってメンバーも60代~80代までの高齢者ばかりである

会社にオファーがあり、高齢の私が参加する事になったのであるが、それでも支店長を除けば最年少である


コンペは初参加では優勝は無く、初回の成績を鑑みてハンデが決まる

初回は酷いスコアであった

その後は仕事の都合で欠席が相次ぎ久々に参加したのだが、ゴルフというのは面白い

2ヵ月以上もクラブすら触れていなくてもそこそこの成績が出る

ハンデを沢山頂戴したこともあるが、断突ぶっちぎり優勝である


さて本題はここから

優勝者のハンデ改正を行うことになったのだが、決まったルールがないので会員で協議をするのであるがこれが面白かった

若造といっても60間際、ボールの飛距離も違っている

先輩会員の皆様は優勝してハンデが減ると優勝から遠のき、全員が減ると又優勝できる可能性が高まる

これを繰り返し、実力以上のハンデになっている

それも高齢になるに従って腕前は落ちる一方である


さあ、そんな状況で若造が一度位良い成績を出したからといって早々良いハンデを与える訳にはいかない

ゴルファーはプライドが高いのである

新しいハンデを鑑みても次回も優勝の可能性が高いことは判るのだが、それでもそれを許さない

私の次に若い62歳の会員の方に尋ねたところ、その方もそのお陰で数回優勝したという

有り難くその恩恵を受ければよいと言うのだ


幾つになっても負けないぞ!というプライドは若さの秘訣なのかも知れないね


コメント
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