閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

悪じじい

2016-08-29 07:23:51 | 閃き
先週末は得意先のゴルフコンペがあった

得意先と言っても我が社とビジネスパートナーの関係が強い会社である

その会社のお客様を招いて行うゴルフコンペを地元のゴルフ場で毎年開催している

勿論、遠方からのお客様は前泊、後泊する方もいる


得意先の担当者とは仲が良いので公私ともにお付き合いをして頂いている

多少の無理を言ったり、聞いたりする程良い距離は良好なビジネス関係だと考えている

その、担当者からメールがきた

ゴルフで来場するお客様の中で麻雀好きな方がいて、ゴルフ終了後に麻雀がしたいので参加して欲しいと言う内容

麻雀は嫌いでは無いのでお受けする約束をしていた


先週の初めにその得意先の社長から電話があり、実は予定していた麻雀会場であるゴルフ場のロッジが使えなくなった

四方の麻雀荘を探したのだが、胡散臭い場所が多く、安心して接待できない

ホテルも探したが今時、そういった設備は無いそうだ

以前、私の家に招いて麻雀をしたことがあるのを思い出して社長は打診してきたのだ

今は長女と孫の家族と同居しているので、その時とは環境が違うと伝えたのだが是非ともと社長から頼まれた

仕方なく、家族会議に掛けた所、長女は仕方なく婿の実家と次女の家へ遊びに行くと言ってくれた

本当に酷いじじいである

当然妻は怒っているが、何も構わないという条件付きで仕方が無く了解してくれた


お客様は大変喜んで、社長と担当者からも感謝して頂いたが、払った代償が大きいと自戒している

どうしてもと頼まれると断れない情けない性格が恨めしいが、我が家を選んで頂いたのも嬉しい

しかし、お客様から「こんな素晴らし麻雀部屋がある事が羨ましい」と言われ辛い気持ちになった

仕事の為にプライベートまで差し出して何になるの?と言われた言葉が重なった

本当に悪じじいである