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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

NHK

2017-12-07 07:48:38 | 閃き
NHKの受信料の未払いについて最高裁で判決が出たとニュースで報じていた

結果は原告側(NHK)のほぼ全面勝訴

判決理由が解説されていたのでNHKの立場と受信料の仕組みがハッキリした


戦争へ突入した苦い経験の中に、ラジオ放送があった

ラジオ放送の内容が戦争へ突入やむ無しばかりであったことで、洗脳効果?があった

敗戦後、GHQは公共放送は国や特定の資本に左右されない中立的な立場で放送ができるように、公共放送という立場を明確にさせ、その維持のために受信料を支払う義務を国民に持たせ、運営に支障がない独自の方法を取り入れた

この方法も敗戦国日本に再び戦争をさせないためのものであり、戦後80年を経過しても維持しなければならないものであるかどうかは疑問である

従って、NHKは公共放送として放送法に準じた運営でなければならないのだ

今回の受信料の未払いにおける判決は、NHK誕生の経緯を見つめなおすものであり、その趣旨からいえば原告側の勝訴となった

但し、前述したように戦後80年を経過してなお継続しなければならないかどうかは見直す必要があるように思う


現在ではネットによる視聴に変化しつつあり、受信料の支払い義務も曖昧になってきている

更に公共であるべき立場が変化し、NHKトップの考え方の違いから番組の方針が変化するなど、問題になっている

又、6000億円以上という潤沢な収入から様々な汚職や不祥事が起こっている点も忘れてはならない

裁判で勝ったNHKであるが、公共放送の立場であるという事が改めて国民に知らされてしまった為に、今後は公共放送である立場をより厳しく観察されることとなるに違いない

もし、それが出来ないのなら公共放送の立場を返上し、WOWOWのようにスクランブルによる有料放送になるがよい

そうすれば思い通りの番組が製作できる代わりに相当な収入減が見込まれ、利権の上に甘んじた考えなど消えてゆくのであろう


現在のNHKの方針である限り、公共放送を維持するメリットは無いと思うのだ


コメント
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